一つの殺人事件から派生して人間の持つ業を推進力として展開されてく不条理喜劇。
物語りが後半に向かうにつれ登場人物それぞれの見る異なる真実が同一の画面で展開されてくのが見応え抜群で唸ってしまう、その中…
このレビューはネタバレを含みます
◎ 計画通り
市井の人々の側に立っている僕は次々と落とし穴にハマっていく人々が報われることを願ってどうしても擁護したくなりますが、映画好きとしては謎の男の思惑通りになる世界設定を背後で応援してしまっ…
勅使河原宏どハマりした
生涯ベスト級
社会派暗喩映画をこんなにも丁寧に描ける天才が日本に居たことに衝撃を受けた
安部工房のようなマインドの人と仕事ができたらどんなに心強いだろう
冷戦映画における…
安部公房/原作・脚本 勅使河原宏/監督
勅使河原宏の初長編作。
原作は「煉獄」。1960年にTVドラマになり、その後の映画化。
北九州で、流れの炭坑夫をしている男(井川比佐志)が、何者かに呼び出さ…
超いいオープニング!
原作は未読だけど、非常に上手く安部公房的世界を表現してたと思う
前衛的な音楽もうまくハマってた
死語の表現超好き
なんとなく『ミイラになるまで』を思い出す
子供が死体から…
これを逃したら次はいつになるかわからないシリーズ(今名前つけた)。昨日文博のサイト見ててやってんじゃん!となり授業ぶっちしました。え〜〜〜〜面白すぎる。人間の人間臭さとか、謎が謎のままなとことか、観…
>>続きを読む良すぎる…幽霊もお腹すくのか…
伏線回収とかすべてがスッキリ明らかになることに居心地の悪さを感じる人間にちょうど良い塩梅の種明かし。
シンプルな逆再生やフェードの視覚効果もシュールさが引き立つ。
効…
「なぜ殺されたのか」
多くの映画がその上映時間を掛けて解きほぐすその問いを、この映画は永遠の謎として不気味に振り回す。
殺された男は幽霊として事件にまつわる人達を傍観していく。当たり前に幽霊がいる世…