ベルイマンの映画においての戦争は、影こそ感じるもののはっきりと描写されることは少なかった。
しかし今作は戦争を正面から描くことで、芸術の無力さを際立たせる事に成功している。
劇中の音楽家の夫妻は映画…
2023年5月30日
レンタルして見ました。
難解なベルイマン作品と、
思ってましたが、違って
すんなり入ってきました。
何とも言えない人間の弱さ…
今のウクライナ侵攻と被り
現実となっている状態が…
耳にまとわりつく絶望のノイズ。
タイトルバックとともに不穏な音が流れ、その音は次第に大きくなり、孤島で暮らす夫婦の日常に鳴り響く。故障中だったはずの電話が鳴り、平日なのに教会の鐘が鳴る。そして戦闘…
鑑賞記録
無益な戦いが人間の心、人格までも
崩壊させていくというお話
「恥」というタイトルを
うまく付けたものだ
戦争映画としては低予算ながら
SEなどをうまく使いこなし
悲惨さをうまく表現してい…
Q. ベルイマンが戦争モノを作るとどうなる?
A. 夫婦地獄映画になる。
風光明媚な島で暮らす夫婦が…って、あれおや?デジャヴ?
そう、『狼の時刻』に続くベルイマンの「島映画」、主演二人は同じだ…
ベルイマンによる超怖い戦争映画。終始邪悪で鬱々としたムードが漂ってて震える。他人の悪夢に出演しているみたいだ、と作中でリヴ・ウルマンが言っていたように、反戦モノと言うよりかは病んでる人の精神世界を一…
>>続きを読む 全然良くない 今のところ今年ワースト
というかベルイマンの作品でここまで出来の悪い作品があることに悲しくなってしまった…。
戦争の狂気やそれにより人間が信用できなくなっていく恐怖を描いている…