ベルイマン監督の 恥に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『ベルイマン監督の 恥』に投稿された感想・評価

kiku

kikuの感想・評価

5.0

恥(1968) 何とも言えない後味。面白いとか気軽に言えないけど傑作だし、今まで観たベルイマン監督作のリブ・ウルマン主演のヤツで1番良い。ベルイマン監督作のイメージが変わった。相変わらず美しいフォー…

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AmgN

AmgNの感想・評価

4.2

中盤のシークエンスまではベルイマンにしては随分直接的な表現が多いなと思ってたいのだが食卓のシークエンスからは好みに。
漂うだけで決定権を持ち合わせない妻、人格が壊れて再生成されていく夫。

途中の芸…

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Shaw

Shawの感想・評価

4.8
想像の十倍は悲惨だった...
間違いなくベルイマンで一番インパクトが強いというか精神的ダメージが大きい。
映画見ていると大抵眠くなる方だけど、本作は眠気まじりに見始めてすぐさま全部吹き飛んだ。

この映画の音響はほとんどが戦争に関するものであるが、その中に挟まるオルゴール、バイオリン、ラジオからの音楽、動物の鳴き声と波音がよく映える

戦争の愚かさをこれほど残酷に描いている作品はないが、その…

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qwerty6

qwerty6の感想・評価

4.0
1001
Bach
《Brandenburg Concertos No.4 G-dur BWV1049》

電話,落ち込み,釣り場,魚買い,船車乗り,市長会話,コケモモ,買取価格弾み,戦況変化,59年ワイン,金微貰い,戦闘機,森爆炎,パラシュート,吊り,革靴,兵士捕まり,カメラ,経歴喋り,ニワトリ撃ち外し…

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RIO

RIOの感想・評価

4.0

ベルイマンが問いかける恥とは何なのかなと考えた
妻の期待に応えられないことなのか
弱い者を助ける力も知恵もないことかな

子供が欲しいとささやかな夢を描いているヤーンとエーヴァに突きつけられた悲劇

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戦争の気配が日に日に濃くなっていく島村、政治観にも人生観にも信条を持たず、信仰もなく、戦争にだってどこか他人事顔の夫婦が、それでも否応なく戦争の渦中に巻き込まれていく。二人はその場しのぎに卑劣に立場…

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324

324の感想・評価

4.0

シネソニック。小さな種から伸びる疑心、花咲く恥。世界・マクロな荒廃によるミニマムな関係性の破局。超マクロな大海の空虚を漂流。夫婦の普通の会話に漂う不穏な緊張感。急なトラックインで閉塞する夫婦のショッ…

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地獄ような毎日のなかでは
正常でいる方が難しい。。。
恥かもしれないが、
それも生存本能。

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