生まれる時代さえ違っていれば、クソ映画の仲間入りをさせられることはなかっただろう不遇の作品。多分、1980年代くらいの中国コメディアクションが好きならば、割りと楽しく見れるのではないだろうか。ストーリーは気にせず、ノリを楽しむタイプの映画だ。
作中の年代は1700年代らしいが、町は序盤にしか見れず、大抵は外か廃屋で話が進むのであまり気にしないでいい。
死体の移送がキョンシーとして自分で歩かせるという方法で、いくつかルールがある。陽の光を見せない。口の中に何か(名前を忘れた)を入れておく。男女は別にするなどである。
キョンシーは管理をミスすると鬼になり、鬼に傷をつけられると毒が回って鬼になったり死んだりする。この辺りはなんか適当なので、やはりそこまで気にしなくてもいい。
キョンシーの子供は強いらしいが、よく分からん方法でただの子供になるのでこれも気にしないでいい。
皇帝からの密書なんて存在しないし、くノ一がキョンシーと戦うのがメインでもないし、ノリで楽しめる人以外は見なくても本当に問題はない。