まだまだ牙を隠したシャークネードシリーズの第1作目。牙を隠しすぎて、他のシャークネードシリーズを観ていると物足りないかもしれない。だが、普通の人にはこれで十分である。
トルネードによってサメが降ってくるといった感じで、60分を過ぎる頃にならなければシャークネードが見れない。そのシャークネードも、これ以降のものと比べると物足りない。
まあ、トルネードを爆風で吹き飛ばして消すという頭のどうかしている発想や、絶対に死ぬことのないフィンの家族とか、サメの口にチェーンソーを持って飛び込むフィンといった見所はある。
見所よりもツッコミどころのほうが多いが、これはそういうものだから。そういうのを期待して続編が出来ているわけなので、細かいことはいいんだよ。
とにかく、低予算サメ映画の金字塔たる生命進化の軌跡を是非、この一作から始めてみていただきたいところだ