田最環

名探偵コナン 業火の向日葵の田最環のレビュー・感想・評価

2.9
劇場版コナン18作目。
ゴッホが描いた作品「ひまわり」7枚同時展示を夢見る園子の爺さんの元へ、キッドの予告状が届く。「ひまわり」を守るべくレイクロック美術館へ赴くコナンらを描いた話。

今作か、前作あたりから微妙に作画が少し変わったのかな?キャラの輪郭がすこし太いときがある。

キッド登場作品。キッドの執事がいるんですね。後藤に変装しキッドのフォローをしていたけれどおばあさんの初恋相手とは…。70歳は超えてるのかな?
キッドのキッドらしくない行動が続くが、おばあさんへ作品を見せるために、向日葵の貸し出しを渋る所有者へキッドから作品奪還の実績をもとに説得させるためであったのがよかった。

また灰原の新一への感情が少し描かれている。


犯人、自白した過去事件の犯人、向日葵に思い入れのあるおばあさんの話が繋がってない。
燃やした方の犯人は、過去作の犯人に似てることから初見、犯人かな?と思ったらまさかの犯人で笑った。好きだから燃やす?贋作を展示するくらいなら燃やすという動機が、作品自体は本物だったのとズレている気がして残念。

キッド関連はチャーリーが追い詰めるし、向日葵については過去事件犯人が自白するからコナンの活躍が少なめの印象。


チャーリーの、いつか理想を追い求めると、現実に追い抜かれるって台詞好き。

キッドがポールを外すとこ、なぜそんなふうに挟まったか描かれてないせいでキッドが盗もうとして失敗したギャグに見えてしまう。おそらくメガネの人が燃やす目的でやったんだろうが。

コナンも蘭なら壁を破壊できるという信頼持っているのが笑える。

最後の小五郎のコナン心配して海飛び込むところ好き。
阿笠博士のチケットはキッドが新一の姿で入場するためのチケットとして盗んだんでしょうね。
田最環

田最環