梅小路梅子

アンナの出会いの梅小路梅子のレビュー・感想・評価

アンナの出会い(1978年製作の映画)
3.7
最後の留守電のシーンだけ永遠に流していてほしい。
母親との対話だけが、リアルだった。
ホテルの部屋の扉の前に置かれた誰かの食べ残しのグリーンピースをつまみ食いするの、名シーン。
それ以外はあまり好きになれなかった。

背を向けて会話していたのに、わざわざベッドの反対側まで移動してカメラの方を向き画面の中央正面でガウンを脱ぐのは、アケルマン的にどういう意図なのだろう。誰か教えて。
裸体目当ての観客もしくは映画界そのものを挑発して皮肉ってるようにしか感じられなかった、