Riisa24

レディ・プレイヤー1のRiisa24のレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
3.8
世代を問わず、ジャンルも問わず、オタクも非オタクも楽しめる、嘘のような幻のエンターテインメント。
膨大な数の隠しキャラ、オマージュシーン、台詞、乗り物に必殺技!
使用許可を取るために奮闘したスタッフ達を思うと、本当に脱帽の思い。
そして映画化を実現したスピルバーグ監督のチャレンジ精神にも、彼の各所での評価の高さにも、改めて驚嘆せざるを得ない。

映画の半分以上はVRの世界を描いているため、3DCGの多用が見られるが、ゴチャゴチャしたシーンでも見にくさが一切無い。
一番感動したのは最初のレースの映像。
車や細かいキャラクターが複数登場し、目線も行ったり来たりするのに、酔いもせず映像の中心には主人公を捉えていて心底感心した。

ストーリーも起伏あり、キャラクター設定も易しくて万人ウケする大衆娯楽になっていたと思う。
バーチャルが盛んになった近未来は、やはり貧富の差が激しい描写が多い。
その生活様式も印象的だった。

p.s. "日本人役"の中国人が多い中、ダイトウはちゃんと日本人で良かった。と思ったら、彼、在日歴があるミャンマー人だった。
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