ホッツるマッツる太郎

王となった少女のホッツるマッツる太郎のレビュー・感想・評価

王となった少女(2015年製作の映画)
4.0
フィンランド映画祭にて鑑賞。とても満足、期せず何度も目汗った。

6歳で即位して王子のように育てられ、聡明に成長した少女が美しい女官と出逢う。愛情に苦悩しつつ執務に励み、文化芸術の発展に寄与した女王。デカルトが遺体の脳切開する際に機械出しもこなす最&高なひとです。

女王に愛される女官のサラ・ガドンは「美女」と呼ばれるにふさわしい綺羅やかさ、絶対に悪い宰相だ…と思ったミカエル・ニクヴィストさんは意外や誠実だし、5時間くらい見ていたかった。
愛という、哲学や医学が新しい知見を得ようとも未だ解のない普遍的なテーマの面白さも含めておすすめ。

堂々としつつ恋心に戸惑う王女を演じるマリン・バスカの硬質な魅力。他にはどんな作品が?と思って調べたら、ら、ら、ら!ボーコンのTHE CALLでマッツと共演していた。っよぃ!
アワワワ、灯台下暗し(灯台とは我々を照らすマッツのことです)
https://www.youtube.com/watch?v=nsUqeVNIgm4