このレビューはネタバレを含みます
UNEXT鑑賞トリュフォー作2本目。
タイトルからイメージしてた内容とは違っていた。
割とコメディ要素とおふざけ感は満載で、
ストーリーの捉え所のなさは、ゴダール作と比べても別の意味で数値が高い。特に本作は、カフェ→アパート→回想劇→車の移動→雪山と短時間での移動が多く、会話劇も常に動きながら展開されるので割とテンポは速く無尽蔵。
さえないオッサンを主役に持ってきたなと思ったらDR.DRE Worksでもサンプリングされていたシャルル・アズカヴール!まさかのチョイスには驚きが隠せない。
オルガンピアノの陽気な音色と白黒のパリの風景、それだけで充分ノスタルジックな気分になるのだけど、衝突なラスト含めて物悲しい余韻が響き渡る。