Arsenyevich

ピアニストを撃てのArsenyevichのネタバレレビュー・内容・結末

ピアニストを撃て(1960年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

UNEXT鑑賞トリュフォー作2本目。
タイトルからイメージしてた内容とは違っていた。

割とコメディ要素とおふざけ感は満載で、
ストーリーの捉え所のなさは、ゴダール作と比べても別の意味で数値が高い。特に本作は、カフェ→アパート→回想劇→車の移動→雪山と短時間での移動が多く、会話劇も常に動きながら展開されるので割とテンポは速く無尽蔵。

さえないオッサンを主役に持ってきたなと思ったらDR.DRE Worksでもサンプリングされていたシャルル・アズカヴール!まさかのチョイスには驚きが隠せない。

オルガンピアノの陽気な音色と白黒のパリの風景、それだけで充分ノスタルジックな気分になるのだけど、衝突なラスト含めて物悲しい余韻が響き渡る。
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