海に行けばよかった

キングコング:髑髏島の巨神の海に行けばよかったのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

絶海の孤島で人間が雑多なモンスターに襲われたり食べられたりと胸踊る冒険ファンタジーであり、コングとトカゲのアツい怪獣プロレス映画でもあり、しかもモブの人間もきちんと描き分けされてそれぞれのドラマや見せ場を作ったりと、痒いところに手が届く良作。
キャラ造形がテンプレどおりとか原住民は食べられも活躍もせず存在感がないとか、サミュエルの部隊がガスの充満する怪獣の墓場で火炎放射器をぶっ放すとか、ツッコミどころはありつつも、ど迫力のアクションは劇場で観て正解。
コングがヘリを叩き落としまくる無双シーンや、スクリューと鎖を武器に反撃するシーンもアツいし、トカゲの凶々しいビジュアルも良い。
頭からっぽにして素直に楽しめた。