ホッツるマッツる太郎

エイプリル・ソルジャーズ ナチス・北欧大侵略のホッツるマッツる太郎のレビュー・感想・評価

3.5
ラースお兄ちゃんは「出てた」程度で頑張ってはいなかった。でも主人公をはじめ、自転車小隊の皆が健気で、ドイツの圧倒的戦力の前に非力な様子は戦争の虚しさを痛烈に見せつけた。戦争映画は火薬の量じゃないな。デンマーク国民の呑気さには驚いた。

今まで見た戦争映画のどれにも似てなくて、素朴さが哀しくて、心の中でメガネ君をエドと呼んで(from 戦場のコックたちby 深緑野分:東京創元社)戦争の虚しさに胸を貫かれたよ。