集合体が苦手なので、パイプオルガンの重厚な音楽とともに映し出される数多の黒い斑点をおぞましく感じた。今作含め、ヤン監督の作品に共通するほら穴や地下室といった光の中の闇というモチーフは、日常の割れ目か…
>>続きを読むバッハの曲を耳はもとろん、目でも楽しめたように思う。
男が建物の中に入っていく様子は、なんとなくフィルムノワールぽい。
音楽に合わせて壁がどんどん映し出されるんだけど、序盤で壁の波模様が映された…
壁を見る映画?
と言うとチョー退屈そうだけど
ある時テレビで読モが
インスタ用のオシャレな
写真を撮るべく
"いい感じの壁"を探すためだけに
どこかの城南の街を1時間も
練り歩いてたっていうのを
…
男が建物の中に入って行くシリアスなオープニングは、これからハードボイルドなノワールが始まるのかと思わせます。
しかしそこから展開されるのはバッハの楽曲に乗せた映像のコラージュでした。
意味ありげな映…