深作欣二の超ブルータルな反戦、反権力映画
第二次大戦で戦死した夫の死の真相を確かめるおはなし
まぁ とにかくしんどくて重い映画 ボディブローの様にズシンと響くシーンが盛り沢山
食人やリンチ等々 …
すさまじい映画だった、演出も鮮烈。1972年だから「仁義なき戦い」シリーズの直前、脚本は新藤兼人。反戦映画というより、そういうのを超えて、振り切れた反権力映画だろう、これは。初めて深作欣二すごい、と…
>>続きを読む🪖完全に平和ボケした日本に向けて一石を投じる巨匠、深作欣二の反戦映画にして超問題作。
主演の左幸子が『飢餓海峡』に匹敵する名演技を披露している。彼女の夫で軍人役の丹波哲郎もまた、素晴らしい。
🪖こ…
観ている側を飽きさせない構成で最後まで楽しく見る事ができた。回想シーンとともに亡き夫と一緒の隊にいた人間を尋ね回り、色々な角度からの戦争の恐ろしさを伝えている。ジェイコブスラダーのような戦後鬱ってそ…
>>続きを読む監督・脚本:深作欣二、脚本:新藤兼人、長田紀生、出演:左幸子、丹波哲郎による、結城昌治の直木賞受賞小説を深作欣二監督が、自ら望んで映画化した反戦への熱い思いと、戦争の非人間性を描いた重量級の「戦争(…
>>続きを読む戦中の愚かさ、戦犯図式の責任の取り方への欺瞞、忘却する社会の危うさ
「ゆきてゆきて〜」や「東京裁判」と並んで真正面から戦争と向き合う傑作
「三百万に上る戦没者の中に、いまだに英霊の列に加えられない…
新藤兼人の脚本はやっぱり力強いなあ、と息を呑むばかり。
左幸子さんのこの綺麗な顔にあの訛りはなんとなく不釣り合いなように感じてしまったけど、そんなこと気にならなくなるくるいの熱演っぷり。
(全然…
第二次大戦で夫を亡くした女が、夫の死の真相を求めて共に戦った元兵士たちを訪ねる話。
確かな証拠を示されないまま政府から夫は敵前逃亡したために処刑されたのだと告げられ、遺族年金からも国の慰霊式典から…