戦後26年、残った者遺された者の苦悩を描いている。1つ1つのシーンが生々しく突き刺さるのは、26年しか経ってないからか。
夫が辿った過酷な体験を追体験していく中で、時折差し込まれる実際の写真が完全な…
「26年間、ずっとあなたが必要だった」
今日という日にこの映画を観ることができたのは本当に良かった。とてもじゃないが星5では足りない、僕にとっての戦争映画ベスト。身動きひとつできなかった、ここまで1…
完璧ではってくらい面白い映画だった。この機会に映画館で鑑賞できて本当によかった。登場人物が美化もされてなければ悪役とかの型にはめられているわけでもなく、人が身も心も壊れていく様子を、説明過多ではなく…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
90分ほどの戦争映画でここまでできるのか、と期待を遥かに超える作品だった。
丹波が処刑される際に「天皇陛下」と叫んだが、それは「…万歳」の意ではなく、何かを訴えるような口調だった、というシーンと会…
ドキュメンタリー映画
ゆきゆきて、神軍
をストーリー仕立てにしたらこの映画の様になるのかな?
国家が起こした理不尽な戦争によって理不尽に亡くなって行った人達の1つの話
反戦映画でも有りサスペンス…
深作欣二監督の描く戦争映画に興味を持ち終戦の日に鑑賞。
当時終戦26年後の敵前逃亡の汚名を着せられた軍曹の未亡人目線から戦争の醜さ、ニューギニア戦線で戦う極限状態の兵士の過酷さを描きながら、戦後2…
このレビューはネタバレを含みます
藪の中形式で話が進み、誰の話が真実なのかわからないかと思いきや、最後には綺麗に全てが明らかになる。
天皇が戦没者の為に花を手向ける意味合いが、最初と最後で180度変わってすごいなぁと思った。
戦争…
日本の〈戦中派〉である映画監督たちの作品群はいつも興味深い。
戦時中の体験を「武勇伝」として語ることは少ない。
それは戦後「言えなくなった」とも言えるし、しかし、それでも深い傷を得るほどに「最低最悪…