ピアノが奏でる音。
その一音がなるには、響くにはいくつもの工程経て、音が鳴る。
そんな繊細な世界を作るあげる、ピアノ調律師の世界にスポットが当てられた作品🎹
普段ピアノを弾かないので知らなかったが…
2019-08-18記。
私の知ってる調律師は「乾燥剤をたくさん売り付けて儲ける」とか「有閑マダームによく誘われる」とか言っていたので、ちょっと偏見があった。
この作品は、そういう下世話なところを排…
北海道に生まれ育った青年で、漠然と日々を過ごしていた高校二年生の時にピアノ調律師の板鳥に感銘を受けて調律師の道を歩むことを決めた外村直樹。専門学校を経て江藤楽器で先輩調律師の柳から指導を受ける彼が、…
>>続きを読む「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」
この文体を心に灯し続けて、ピアノを弾こうと思った。…
watching now。
ピアノ好きにはグッとくる映画。
映画音楽ってピアノの曲が多いけど、単独でスッとなじんだり
それだけでインパクトがあったり
悲しくも楽しくもなる音を奏でる楽器、そうそうない…
宮下奈都の原作読了
年に一度、自宅のピアノを調律してもらっていた時のことを思い出した
毎年来てたおじさん、ポロンポロンやってたなー
当時はなんとも思わなかったけど、今考えるとなんて素敵な仕事を間近…
調律の過程をを森の音の変化に例えているところがとてもステキだった。
音のいろいろなちがいが分かる人にとって、その音がどのように感じられるか何を大切にしているかが言語化、視覚化されていた。
途中よく分…
(C)2018「羊と鋼の森」製作委員会