連帯は悲しみを共にした仲からしか生まれない
彼らが夜通し踊るのは生きていると実感するためかと思ったが
ラスト、ショーンの死のあとにそれを見ると
哀しみと恐怖から一瞬だけでも逃れるためなんだと感じる…
冒頭からドキュメンタリーのようにリアルで緊迫した議論の場面で始まり、いきなり引き込まれる。俳優陣はみんな怪演で素晴らしい。ダンスミュージックのリズムと心臓の鼓動、時折挿入されるウィルスが増殖して体を…
>>続きを読むフランスではどんなに激しく言い争ってても他人の意見を最後まで聞くのが礼儀であり、自分の意見を最後まで聞いてもらう権利がある。« 行動し、主張し、協調し、自らが正しいと信じる道を行く »。日常茶飯事の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
お涙頂戴でも、軽薄でもなく、人の死と真摯に向き合っていることがじっくりと伝わってきた。基本的に僕は人が死ぬ映画があまり得意じゃないが主人公の死の描き方がとても丁寧で、珍しく人の死を物語の中で確実に意…
>>続きを読むこんなにもHIV感染者やAIDSと戦う人たちに寄り添える映画はほかに無い
今まで表面上でしか知らなかったことの裏側にある事実を突きつけられて苦しかったけど、この映画を観たことは人生で欠かせない経験に…
今年のカンヌの審査員特別グランプリ受賞作品。試写会にて。
パルム・ドールの方(THE SQUARE)は公開する気配すらないのはなんなんだ。
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端的に言えば、くそつ…
HIVやエイズ患者への不当な扱いに抗議したアクト・アップ・パリの活動と若者を描くドキュメンタリー風ドラマ。活発な描写と対比させるような後半が辛すぎ。他分野にもありそうな普遍的テーマや問題を過剰に煽ら…
>>続きを読む© Céline Nieszawer