Amber

フラットライナーズのAmberのネタバレレビュー・内容・結末

フラットライナーズ(2017年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

『フラットライナーズ』はジュリア・ロバーツのを観たような気がする。

仮死時間を徐々に伸ばしたり、死の世界に触れて浮かれ騒ぐところなどは『サンクスギビング』と共通するところで、この現象は恐怖心の反動なのだろうか。

コニー・ウィリスの『航路』も臨死体験の謎がテーマの小説で、私の好きな作品だ。この小説はタイタニック号の沈没の話が絡んでくる。小説が好きな人にはおすすめの作品だ。私は記憶力がなく、内容はあまり憶えていないが、煉獄という概念が臨死体験の謎を解くヒントだったような気がする。煉獄とは罪を浄化するところのようだ。『フラットライナーズ』でも罪の意識がキーになっている。臨死体験をすると、この世に生きつつも煉獄に属してしまうのではないだろうか。だから、煉獄で彷徨っている霊を見てしまったり、霊体験をしてしまったりするのかもしれない。

キーファー・サザーランドは私と同い年だと最近知った。ちょっとびっくり。
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