多分京都シネマでのアンコール上映のときに見て、そのあまりの素晴らしさを言葉にできずにいましたが、とにかくこの映画を撮ってくれてありがとう、と書いておきたい。
この作品を見ると、戦争は格差と分断の中…
素晴らしい作品である。戦争の悲惨を平凡な日常生活にのほほんと忍び寄るぷちぷち狂気を描いている。これがまた、アイロニー的なコミックや美しい霧島そしてエロスの風景を見事に散りばめられいて、非常にタチが悪…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
全編に渡って夏表現が良すぎる
なんで、戦闘機のあの音、こんなに懐かしいんだろう
なんだか、夏の日の、扇風機が回る音に似ている、気がする
そして、死生観がとてもユニーク
兵隊とセックスし続け…
この作品も、黒木和雄監督の傑作のうちの一本。
宮崎県のとある村での終戦間近の庶民を描いた作品。
本当に自然が美しい場所で、緑が目に鮮やかであるが、現代日本と決定的に違うのは「空を飛ぶ戦闘機」である…
主人公ヤスオのほけーっとした感じ、良かった! この時代には少し異端児にみえるが、ひとつのものを曲げない信念は力強いものを感じ、やはり美男子ではないが少しモテてしまう、ずるいんだよなあ!
とりあ…