Riisa24

ラストレターのRiisa24のレビュー・感想・評価

ラストレター(2020年製作の映画)
2.8
ぬるま湯に浸かってるような切ない恋愛映画。
学生時代の未練や、すれ違い・勘違い、大人になっても残るシコリは多分当たって砕けるか、それこそ死んでしまうまで引き摺るものなんだろう。
幸運なこの映画の登場人物たちの、大人げなく足掻いて悶える人間味が良いと思った。

森七菜ちゃん背格好も話し方も情緒も自然で見やすかった。養殖っぽさがない天然演技。ちょっと何言ってるかわからない?
庵野秀明が出てきて普通に演技しててびびる(笑)

ただ高揚する画がないというか、複雑なのに単調というか、福山雅治も飲み込めないしキャラの説得力に欠けるというか、ずっと本当ぬるま湯って感じでした。
ボル/ゾイの使い方に違和感…(笑)

ーー学生時代に恋をしていた憧れの先輩(鏡史郎)と、姉(未咲)のフリをして参加した同窓会で遭遇した。裕里は、姉が亡くなったことを伝えられぬまま正体を偽って文通をはじめるが、彼は今でも未咲を好きだと打ち明ける。その内、「謎の男が死んだ母宛てに送るラブレター」を見つけた未咲の娘もまた、母を偽って返事を書きはじめ、それぞれの初恋や思惑が交錯していく。ーー
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