GODZILLASAURUS

ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷のGODZILLASAURUSのレビュー・感想・評価

1.5
「あまり星1は付けたくないが」

呪怨シリーズではあるが、他作品とほぼ関係のない作品。
伽倻子と俊雄はオープニングに少し出るだけで、あとは全く出ない。
やはり伽倻子という呪いの根源がいないことには、このシリーズは成り立たないのがよくわかった。
監督もアメリカ人、製作陣の多くもアメリカ人になり、恐怖演出が日本のものと全く違うものとなっている。とにかく血を出す、骨折などの人体破壊が恐怖演出の中心で、呪いに纏わりつかれた人?霊?たちも血がたくさん出ていたり、腐敗してウジが湧いているというゾンビ的なビジュアルで、呪怨的怖さは全くなし。
静かに、でも確実に近づいてくる呪いの根源から逃げられない様を描くのが呪怨であるが、本作は追い詰められる感じも無い。
清水崇さんは本作を観た時どう感じたのか気になる。

良くも悪くも呪怨は脅かしの連続な展開が怖いと感じる。
本作の何が私に星1つをつけさせたか。それは単純に怖くない。驚きもしない。これに尽きる。星1.5
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