胸が締めつけられる作品だった。
最初はなんの変哲もない、
ある普通の家族の物語。
苛酷な労働時間により、
家族との時間がどんどん奪われていく。
日に日に増していくフラストレーションが、関係にヒ…
自分と境遇が近く、とても胸がざわついた。日本のサラリーマンの多くは、似たような経験をしているだろう。
14時間を超える労働時間、代わりになる人がいないためちょっとの病気では休めないこと。空気を読まず…
あーゆうタイプの男の人、絶滅して欲しいほど嫌いで、いい映画なのは分かるけどイライラが勝ってしまった、、、。
社会とか雇用の問題がそうさせるのは分かるけど、自分の機嫌自分で取られへんやつほど自分のせい…
ケンローチの作品を見るのは『私はダニエルブレイク』以来、2作目。ラストシーンそこまでするかっていうほどどん底に突き落としてくれた。でもこれが実際に世界で起きていること。日本でも。表に出ることはあんま…
>>続きを読むAmazonの悪名高い配送システムや、Uber系テック会社の問題点が密接に絡めた今作、ここで終わるか…というね。辛い…。ケン・ローチだから辛いの知ってたけど。なぜでしょう…ダルデンヌ兄弟の昔の作品も…
>>続きを読むただただにNorth Englandへの恋しさが助長されまくる時間だったのはさておき、最後の「仕事だから行かなきゃ」って台詞が全てを代弁していた。
あとタイトルは原題の方が圧倒的に良いや……
…
社会的弱者の現状をリアルに描いている。登場人物の感情の変化が克明に描写されている中で、ラストの愛情だけでは乗り越えられない現実の重さが際立つ。
ひとつ言うと兄の感情の描き方が他のメンバーに比べて弱か…
痛切な作品。経済格差を背景に「切り離されること」をひたすら描いていく。プロットの方向性とともに学校の友人や同僚も画面から消えていき、家族も画面から消えていく。世代にも自分のコミュニティにも馴染めず…
>>続きを読む© Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019