「家族を想うとき」を鑑賞。
ケン・ローチ監督の最新作。
マイホームを購入するためにフランチャイズの宅配ドライバーに転職した夫とその家族を描いた作品。
独立した自営業者とは名ばかりで過酷なノルマを強い…
心を突き刺されるシーンがたくさんある映画だった。
お父さんと娘が楽しそうに配達しているシーンが良かったな~~。
お父さんもお母さんもお兄さんも妹も、家族みんなが家族のことをとても想っていて、その…
原題がsorry we missed youなんですが、映画の中で映る不在通知にもそう書いてあるんですよね。
家族が想うsorry we missed youと全然違うなぁと。
マロニーもそう思っ…
【ケンローチ語録】
この映画を通じて伝えたかった事は、労働者が本来持つべき力を失っている現実とそれが家族に与える壊滅的な影響だ。
仕事をするのは家族を守るためのはず。仕事によって家族が崩壊するの…
フランチャイズ契約の業務委託の宅配ドライバーへの搾取が凄かった。休んだら罰金とか合法なのか?請負法ー。イギリスの固定化した階級社会。そして住宅ローン、サブプライムローン破綻のその後。
それぞれの現…
"Sorry we missed you"なるほど、そういうことか…とまた何とも言えない余韻、この終わり方は賛否分かれそうな気もするが、ギリギリ・スレスレで危うく成立している(ことになっている)この…
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sorry we missed you
家族を想うとき
よかれと思い家族の為に動くことが少しずつヒビを入れて、家族が壊れていくのが切ない。
ただ幸せになりたいだけなのにね。
妹ちゃんの家族…
日本でも社員応募を謳いながら蓋を開けてみれば、適当な名前を使い、実質的に委託社員のような契約を締結させてこようとする企業は多い。
この問題は深刻で、本作では転職や苦肉の策での個人事業主という道だった…
映画パス 37本目
19年映画 82本目
辛かった…。最後暗くなってエンドロールが出るまで、え、まさか、まさかここで終わり…?ってなった。
最後のsorry we missed youカード。悲…
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