シンシリーズ3作目?
エヴァを作った庵野監督が手掛けるウルトラマン映画。エヴァもウルトラマンが元ネタで、若い頃に自作のウルトラマン特撮映画を作るほどの超オタクっていうのは聞いたことがありますね。
ウルトラマン自体は観たことがなく、星人やウルトラマンの名前を聞いた程度で、空想科学読本で見たくらい。
それでも普通に楽しめましたね。
シンエヴァよりも設定がシンプルというか星人が高次元の生命体という世界観もあってかそんなもんなんだといった感じでわかりやすかった気がする。また単純にどんな怪獣が出るのかがみてて飽きなかった。
会議のシーンは割と短めでシンゴジラのようなリアリティを求めてる人は微妙かも。
早見あかりのSSDでなくHDD挿入したり西島のガラケーだったりいつの時代なのか気になった。ガラケーは単にコストやセキュリティ面でなのかもしれないけど。
そういえばウルトラマンってなんで地球にいるんだろうと疑問に思ったら冒頭の斎藤の頭に石がぶつかったシーンとリンクするのが良かった。
ヒトが持つ自己犠牲、ヒトの心に目覚めるわけだが、ゾフィーが人間が好きなんだな(そ、そうか…)って感じで引いてるように見えてしまった。もう少し禍特対やバディとの絡みでヒトの人間讃歌を押し出して欲しかったところはある。
ゼットン、名前や1兆度の火の玉設定は知ってたけれど同種?のゾフィーが使役したのは驚いた。
山本耕史演じるメラフィスが胡散臭くていいキャラしてた。特に居酒屋で飲みながら話を持ちかけるシーンが好き。
神永の元同僚も有能だから星人説唱えてたけど、普通の有能な人でしたね。笑
ところどころ画質が粗いところがあるのはiPhoneで撮ったりしたのかな?
CGに関してはややのっぺりしてるところはあるが全体的にシン仮面ライダーより綺麗と感じた。
ウルトラマンの飛び方が独特。ドリルのやつと戦う時前回転するのがシュール。終盤の別次元宇宙に飛ばされるところは昔の特撮にありがちな人形が水に流されるような挙動が面白い。
そういえばタイマーがないデザインだったような。そのかわり色が褪せていく設定にしたんですかね。
長澤まさみの尻を叩くシーンは笑ってしまった。原作のパロディかなんかなんですかね?巨大化もかな?
シンシリーズ、どの作品も印象付けようとするセリフがあるんですね。
ヒトは誰かの世話になり続けて生きている社会性の動物なのよ。私の好きな言葉です。