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ロッコーのモダンライフ 〜ハイテクな21世紀〜のURのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『ロッコーのモダンライフ』を今作るとどうなるのか?を体現した作品。
LGBTQ映画だなんだ言われてるけど、結局のところこれはファンに向けた映画だと思います。だってそもそもテレビシリーズ版最終回からの続きだしね。
ロッコー、ヘッファー、フィルバートは勿論、カメレオン兄弟やビッグマンといったお馴染みのキャラクター、挙句の果てにゴミ男や車の教習所の教官まで!そこらかしこにファンサが散りばめられてます。

ストーリーはちょっと笑いが足りない?と思ったけど、まあ長編だしそんなもんなのかな。

モダンさにアップデートがかかった部分もありつつ、頭から終わりまで紛うことなき『ロッコー』の世界です。作品のメッセージは「変化を受け入れろ」だけどこの作品の存在自体がある意味それを否定しているのが笑えます。

一個不満なのは吹替キャスト全変更だった事。
いくら変化を受け入れたくても、こればっかりは無理!ロッコー遠近孝一さんはせめて同じであって欲しかった…でも河本さんのロッコーもこれはこれで好きです。
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