ジョエル・キナマン様目当てで鑑賞。
「マヤの秘密」というよりは、原題の「The Secrets We Keep」の方がしっくりくる作品。
わたしとしては、マヤよりもマヤの夫の行動に終始モヤモヤっ…
1950年代。アメリカのある郊外の町…
町医者であるルイスの妻マヤ。彼女はパトリックという息子も授かり、幸せに暮らしていた。ある日、公園でパトリックを遊ばせている時に、背筋が凍る指笛を耳にする。…
ナチスがユダヤ人の他に同性愛者やジプシーを虐殺したり収容所に拉致したりしていたのはよく知られている。本作品のマヤもそのひとりだ。ロマ(ジプシー)であった時期にナチスに襲われてレイプの被害に遭ったト…
>>続きを読む1950年代後半…アメリカ…平穏な生活に鳴り響く"指笛"…その音色は、マヤの悪夢を甦らせる…
…"あいつだ"…
その男は、戦時中にマヤを陵辱し妹を殺した男…
あの悪夢を終わらせる為、マヤの復讐が…
終わりの見えない展開にどうなるんだろうなぁと思いながら鑑賞。いくら過去に悲惨な体験をしたからって復讐が許されるわけもなく、行く末も破滅しか見えない終わり方にそうだよねぇ。としか言えない。
もっとサス…
ノオミ・ラパスが主演と製作総指揮を務めた本作は、過去にナチスから暴行を受け、それがトラウマとなって妄想と現実を行き来する悪夢に囚われた女性を軸としたサスペンスを繰り広げる。
1950年後半、アメリカ…
ホロコーストの矛先がユダヤ人だけでなくロマ族や一部のロシア人やポーランド人にも向けられていたのはなんとなく知っていたが、ホロコースト関連映画でそれを描いたものは(ユダヤ人を描いたものに比べると)そん…
>>続きを読む原題の「The Secrets We Keep」がしっくり来る内容。ラストの受け取り方は個々で違うだろうと思う。ホロコーストの対象がユダヤ以外の民族にも向けられていたことは知らなかった。それを知らし…
>>続きを読む許すとはどういうことか。
秘密を知るとはどういうことか。
夫婦とは何か。
様々なことに考えさせられる映画だった。
他人を弄ぶということは肉体だけではなく、精神もその後の人生も狂わしてしまう。
マ…
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