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実話と聞いて驚いた。
ユダヤ人の主人公ジルが生き延びるために、テヘランでレストランを開くことを夢見る大尉に出鱈目のペルシャ語を教える、というのが大まかなストーリー。
途中何回も偽ペルシャ人というのが…
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傑作だった。
大学時代、講義を受けてプリーモ・レーヴィに出会って「灰色の領域」という言葉を知っていたので、映画を観ながら本を思い出していた。教授自身が本の翻訳者という、忘れられない講義だった。
ア…
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ホロコーストを描いた映画だからか、内容や音楽、映像が重厚で見応えがあった。ただナチスの虐殺的な部分だけでなく、親衛隊員達の人間模様が垣間見えるシーンも多かったのが新鮮だった。なぜそういうシーンがあっ…
>>続きを読む発想だけ面白い系だと思ったら、内容も面白いししかも実話ベースという勝手にどんでん返しくらった作品でした。
戦争の最中、殺されないために自分が有益であると示すためについた嘘が「ペルシャ語が話せる」
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第二次世界大戦中、数百万のユダヤ人大虐殺(ホロコースト)が行われたナチス・ドイツの強制収容所。ユダヤ人青年のジルは、処刑される寸前にペルシャ人だと嘘をついたことで一命を取り留める。
終戦後テヘランで…
これは!兎にも角にも設定とストーリー展開が圧倒的に面白い。ホロコースト物の実話と短編小説から着想を得たフィクションということで、実際にここまでのことがあったわけではないようですが、常に何が起きるか分…
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ユダヤ人の主人公ジルが処刑を逃れるためにペルシャ人を偽り、ナチス親衛隊のコッホ大尉(鬼)相手にデタラメのペルシャ語を教える話なんだけど…シリアスな内容で常に死と隣り合わせでめちゃめちゃ恐ろしく終始張…
>>続きを読む主人公のユダヤ人青年ジルは、殺戮を免れるために「自分はペルシャ人だ」と嘘をつき、その嘘を貫き通すために次々と“偽のペルシャ語”を創作していく。———
いつこの嘘がバレてしまうのか、ずっと緊張と不安…
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