このようなドキュメンタリー映画をしっかりと見たのは初めて。
色々なものが無くなっていく、僅かな希望もあるが確かに終わりに向かっているのであろう島のリアルが映されていた。
ナレーションが一切無く、…
洗濯物畳みのお供にドキュメンタリーでも観るかしらとサラッと見始めたものの丁寧な作りに目が離せなくなった。
老人たちの様子、語り口から感じられる終わりゆく島の寂寥感。
それでも再生しようという若手…
このレビューはネタバレを含みます
"私たちは飛島に戻ってくるなよって言われて育ってきたんです。"
うーん、まさしく島というより日本の田舎が抱えてる光と闇って感じがヒシヒシと感じられる映画だった。ある特定の地域にスポットを当てたドキ…
日本にはたくさんの離島があるけれど、多くの島々がこのように徐々に無人島化していくのだろうか。
若手のがんばりはすばらしいが、やはり資本の論理、効率化といった考え方の前では厳しいのは致し方ないのかも…
このレビューはネタバレを含みます
飛島はどうなっていくと思いますか、と訊かれて、静かに答える女性の表情が印象に残った。寂れても見捨てられない故郷がある人にしかわからない感情なのだろうな。呑気な感想を言うと、教室の窓から見える景色が地…
>>続きを読む高齢者ばかりの本土から少し遠い小さな島には、昔賑わっていた時とはまるで違う
島民の人たちが懐かしくよい時代だった、って昔をみている姿が、静かで淋しく思えた。
そこに住んでいる人たちで、島にも年齢が…
山形県本土から39kmくらい離れる離島、飛島(とびしま)。140人ほど暮らすこの島ではたった1人の中学生が卒業を迎えようとしていた、そしてそれを機に中学校の廃校が決まっていた・・的な物語。
島でた…
『島にて』製作委員会