約4時間、、完走しました。。
ドイツ人にとってナチスとは?東西分断とは?
東ドイツはナチスという負の遺産、シュタージ支配の暗黒期とどのように向き合ってきたのか。
ハイゼ家の人々の声に集約された東西ド…
【百年の「豊饒な」孤独】
第69回ベルリン国際映画祭でフォーラム部門の最高賞にあたるカリガリ賞を受賞した時から気になっていた作品『Heimat Is a Space in Time』がまさか日本公開…
4時間にわたるモノローグで語られるファミリーヒストリーです。ハイゼ家の100年間を手記や手紙、証言を監督が読み上げる形でストーリーが進んでいくので、ものすごく静かな作品です。
語られる言葉はひたす…
家族の記録(アーカイブ)を語ることが、そのまま歴史、あるいは芸術を語ることになる。家族も歴史も芸術も、すべて等価なのだと教えてくれるようであった。ユダヤと列車のイメージ。瓦礫と廃墟に被さる声はマルグ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
@試写
1955年東ベルリン生まれの監督のファミリーヒストリー。祖父から3代、ハイゼ家の男たちがそれぞれに不条理な迫害に耐えて続いた家族史が、ほぼモノクロームの映像と監督自身のナレーションで全5章…