このレビューはネタバレを含みます
ユーゴスラビアとイタリア国境にある栗の森に囲まれた小さな村。大戦終結後、政情不安は残り多くの人々は村を離れていったが、老大工のマリオは家を出たままの一人息子を、また栗売りのマルタは戦争から戻らない夫…
>>続きを読む死にゆくマリオの夢のお話だったのだろうか。マルタとの遭遇は本当に現実だったのだろうか。妻への罪悪感がもたらした幻影だったんじゃなかろうか。マルタの夫はなぜオーストリアに留まっていたのだろう。だったら…
>>続きを読む昨年観れず悔しい思いをしていたので劇場で観れて嬉しい!
静かでしっとりした、良い映画初めになりました。
WWⅡ後のユーゴスラヴィアと聞いて『アンダーグラウンド』が脳裏を過ぎる。本作はそんな旧ユーゴ…
映! 像! 美!
「オオカミの家」を見に行ったときに出会ったポスターと予告編の、あまりの美しさにフラフラ導かれて鑑賞。普段なかなか会えない友人とデートもできて良かったな。
棺桶職人の老人と栗拾い…
現実離れした、スロベニアの貧しい村の、老夫婦に起きた死別と、若い、栗を採って生活の糧としている女性。
彼女は海外へ移住したいが、渡航費が足らず、その代金を老夫婦の夫が出すと申し出る。
何故?
物語性…
アートアートしたビジュアルと気が遠くなりそうな幻想譚へ。
個人的に激推しな配給会社クレプスキュールーフィルムズさんの配給作品4弾が公開、またまたヨーロッパのマイナーそうな作品でけっこう楽しみに見に行…
陰鬱さと諦めと閉塞感が溢れる忘れ去られたような国境の暗い村から人々が続々と抜け出している。
村から脱出できない村民は、年老いてやがて来る自らの死を待つのみ。
そんな村の片隅で、大切な人が村を去ってし…
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