ぷかしりまる

裁かるゝジャンヌのぷかしりまるのレビュー・感想・評価

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)
-
柳下美恵さんの伴奏付きで見られてよかった(何気にナカザと観た時以来2度目✌️前回はコメディだったのでまた違う雰囲気)。画面が魅せている時、演奏は続いているのにふっと消えてしまうような瞬間があって、たまげた。それは映画のためだけに紡がれる一回限りの即興演奏なのだが、作品を高解像度で音に変換しているのは本当にすごい。

観終わった後、1番に浮かんだのはソクラテスの死みたいな内容だなーということ。映像は、ジャンヌの気高さや憔悴、恐れや確信を画面いっぱいの表情で語る映画だった。思い返すとエスタブリッシングショットなかった気がするな(ガセかも)
十字架の影、拷問ローラーぐるぐるのとこ、民衆クルクル、が印象的

小話
劇場にいたゼミの先生に声をかけられたとき、緊張して「カールテオドラドライヤーってフランス人ですかね?」と問い「デンマークです」と返されたの思い出す つら