このレビューはネタバレを含みます
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の作品を初鑑賞。
本作品のテーマは「表現手段の僅少さによるもどかしさ」だと考える。
主人公のジェシカは英語が第一言語であるがコロンビアでスペイン語を用いて生活して…
よくわからなかったけどよくわからないことがすなわち悪いというわけではない。色や構図が良くて落ち着いてて全体的に貝殻を耳に当てて波の音を聞いてるような感じでよかった。好きな映画だなーと思っていたら突然…
>>続きを読む美しい。
ラスト圧巻だったな、正直理解できていない部分は多そうだけど。
死と記憶のアンテナと大解放と宇宙。
「罪」なんて出てこない、誰のことも傷つけない、癒しのカンヌ作品。
日本の商業では作らせても…
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起こっていることはかなり不可思議なんだけど、それを日常の一端かのように淡々と過ごすジェシカになんだか癒されました。でもあの爆発音で薬もらう程には追い詰められているし、音の正体がわかったところで解決…
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初アピチャッポン・ウィーラセタクン
映像がとても美しい。定点のカメラから会話と音が、物語が静かに進んでいく 画角が1枚の写真みたいで、写真の中に動きがあるようなそんな映像。たゆたう中にノイズがあり空…
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記憶の音、自然の音、街の音、人間の音
音の色彩
聴覚情報の言語化
音を感情に
言語は物凄く複雑
言葉以外のコミュニケーション
音楽や絵画など非言語との時間共有
人間にある無意識の領域
意識は記憶の積…
2024/04/28,04/29追記
2回目,3回目鑑賞。
この映画は画面に集中して観ればみるほど、心地よい環境音と静止画的な長回し映像とよくわからない会話のために、知らぬ間に意識を失ってしまう。何…
©Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF/Arte and Piano, 2021.