このレビューはネタバレを含みます
こういう映画ってほんとに評価したり感想書いたりするのが難しくて、点数だけ書いて終わりにしようかと思ったけど、戒めも込めて記録。
実話を基に作られたっていうのもまた信じられないくらい残酷で、でもやっぱり実際にあったことで、それも大して前の話じゃなくて、どれだけ今が平和で恵まれてる環境なのか痛感した。
しかも今の時代でもまだ同じようなことが世界のどこかでは起きてて、いつ日本も同じ状況になるかわからないと思うと恐怖と不安が襲ってきて、全人類もう一回立ち止まってこういう話観るべきだと思った。
正直、映画の内容はありきたりっちゃありきたりなんだけど(まぁフィクションではないので)、
戦争で心を亡くしてしまった人の心情とか、絶望の中でも希望を見つけて生きていく人の姿に後半号泣せざるを得なかった。。
主人公の山本(ニノ)はもちろんなんだけど、中島健人がほんとにいい仕事してて、ああいう人の存在って、過酷な状況の中ではなくてはならない存在だよなぁ。さっすがケンティー!
限られた娯楽もすぐに没収されていく中で、「思うことは誰にも奪えない」ってセリフがほんとにガツンときて、そのセリフが後になって伏線回収されたときにゃもう滝涙よ。。。
遺書を4人で記憶して伝えていくシーン、よすぎませんか。。「嘘つき」と責めることしかできなかった北川景子もきっと少しは報われたよね…?
元々、この映画を観に行くきっかけはMrs. GREEN APPLEが聴きたくてっていうのが8割くらい←だったんだけど、うん。そりゃものすごっっく映画の雰囲気と合ってたし、理想形なんだけど、なんでフルで使ってくれなかったのぉぉぉ…!!!
そこは間違いなく批判すべき点。ちゃんと歌聴いたよね??
総括、こういう映画って避けがちだしめちゃくちゃ体力使うけど、このご時世だし映画館で観れてよかったなと思いました。