EmmAさんの映画レビュー・感想・評価

EmmA

EmmA

映画(549)
ドラマ(133)
アニメ(0)

快盗ルビイ(1988年製作の映画)

3.3

登場の一発目から
可愛いキョンキョン

「ふてほど」にいきなり出て来た時
えっ!本物登場⁈と驚いたのだけど
その時に小泉今日子が手にしてたのが
この「快盗ルビイ」の原作本

どんな映画か観た事がなかっ
>>続きを読む

あしたの少女(2022年製作の映画)

4.0

2017年に実際に起きた事件を基に
コールセンターで実習生として搾取され
自殺してしまった高校生の実話と
その事件を追う刑事のフィクションで
構成されていて見応えがある

韓国の激しい競争社会を
こう
>>続きを読む

8番目の男(2018年製作の映画)

3.8

日本は裁判員制度と言っているけど
韓国では日本よりも1年早く始まった
初の陪審員裁判に呼ばれた8人の人々

その中のオジサンが日当1万円だし
適当に判断すればいいんじゃない?
みたいな事を言っていたけ
>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.8

子供の日だからアニメ
という訳ではないけれど
気軽に観れる作品をチョイス

1作目は映画館で鑑賞したのだけど
あれ?予告観て期待していた感じと
正直なんか違うなという印象だった

さて2作目は?
ラス
>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.0

「シティーハンター」も
「キャッツ・アイ」も子供の頃
何の気無しにTVをつけると
放送していたりして

内容はあんまり理解してないというか
子供向きではないなと思いながらも
杏里が歌う主題歌やGet
>>続きを読む

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.7

「ペンタゴン・ペーパーズ」からの
ワシントン・ポスト繋がりでこの作品

ウォーターゲート事件
ディープ・スロート
ニクソン大統領

そんなキーワードは頭に入っているけど
次から次へと色んな名前が出てき
>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.1

会社の経営か?報道の自由か?
株式上場のプレッシャーと新聞社として
どうあるべきかの狭間で揺れる
メリル・ストリープ演じるキャサリン

一方、ベトナム戦争に関する機密文書を
ライバル紙NYタイムズにす
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

「カラオケ行こ!」映画化と聞いた時
内容は全く知らなかったけれど
野木亜紀子脚本で山下敦弘監督だし
なんだか面白そうと思った

綾野剛のヤクザ役はこれまでも
見ているけれど
また新しいタイプのヤクザだ
>>続きを読む

約束(2024年製作の映画)

3.3

藤沢周平原作の映画は
「たそがれ清兵衛」をはじめとする
山田洋次監督による武士映画
というイメージが強く
市井の人々を描いた作品は初めて観た

でもこういう作品も
沢山書いているんだよなぁと

お話自
>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

袖触り合うも多生の縁

初恋、離れ離れ、12年後のSkype
そしてまた12年後のニューヨーク

縁があるからこそ繋がって
縁がなかったからこそ結ばれない
人の出会いと別れというのは
本当に不思議なも
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

原爆は例え体験していなくても
日本人には重く苦しい記憶

「戦争を終わらせてやったぜ」みたいな
アメリカの感覚は受け入れられないし
この先もその部分で分かり合えることは
ないのではないかと思う

ただ
>>続きを読む

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.3

もしナチスドイツが戦争に勝って
ヒトラーの総統美術館が完成していたら
世界4大美術館の一つということに
なっていたのかな?

フェルメールやレンブラント等々
今、美術館などで拝見出来るのは
モニュメン
>>続きを読む

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.7

丁寧に生きる
というか旬の食材を使って料理する
仙人のような暮らし

ご飯を炊くのも釜戸だし
雪の中から野菜を掘り起こし
胡麻豆腐も一から作って時間がかかる
でもどれもとびきり美味しそうなのだ

義理
>>続きを読む

茲山魚譜 チャサンオボ(2019年製作の映画)

4.3

百想芸術大賞2021で大賞を獲って
気になっていた作品

最初はなんか難しげなお話かしら?
と思いながらも観進めるうちに
笑いもあり涙もあり温かい物語で
学びについて深く考える映画だった

そして階級
>>続きを読む

めまい 窓越しの想い(2019年製作の映画)

3.0

暗そうとは思ってたけど
うーん、こういう展開かぁ
意外でもあり何じゃコレ感もあり

毒母から逃れるように
都会で契約社員として働きながら
バツイチ彼氏と幸せなのかと思えば
そんなうっとり時間は一瞬
>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

75歳以上は死を選べる制度
なんか世知辛いなぁ
こんな世の中になったら悲しい

主演の倍賞千恵子さんも
最初に脚本を読んだ時は
酷い話だと思ったとか
でも出演を決めたという事は
何かしら思う所があった
>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.7

昨日の第47回日本アカデミー賞は
「ゴジラ−1.0」の8冠でしたね
去年はこの「ある男」が8冠でした
という事でどんな映画か鑑賞

最初はやけに展開早いな〜
と思っていたら
“谷口大祐”だと思っていた
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

冒頭から犬を追うカメラ
この犬、何かありそうだな
と思ったらビックリする名演

夫の転落死から事故か他殺かを
争う法廷劇ではあるのだけれど
関係が拗れていた夫婦の実態を
暴いていく側面の方が大きい
>>続きを読む

パレード(2024年製作の映画)

3.6

最近、死についてよく考える
死にたいとかそういう事ではなく
いずれ別れが来る両親のことや
自分自身の終わりについて

死を題材にしたドラマを立て続けに
観たりしていたからかもしれない

この映画もまさ
>>続きを読む

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.5

市村正親&大竹しのぶによる
「スウィーニー・トッド」の舞台を
来月観に行くので、その前に予習

確か公開当時も観たはずなんだけど
すっかりグロさとかを忘れていた
ちょっともう笑っちゃうわね

でもジョ
>>続きを読む

ワン・セカンド 永遠の24フレーム(2020年製作の映画)

3.6

いきなり砂の惑星のような
大地が延々と続く丘陵
中国のどの辺りなのだろう?
と考えているうちに物語が始まる

ん?フィルム泥棒?
頭ボッサボサの少年?
いや、よく見ると可愛い女の子

そこからの展開は
>>続きを読む

カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

黒人であること
女性であること
その呪いからの解放

序盤は威圧的な父親の支配や夫の虐待
姉妹が引き裂かれる場面などが辛くて
あーしんどい、音楽にも乗り切れない
なんて思っていたけれど

気の強いソフ
>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

黒澤明監督のオリジナル版は
観たことが無いので
純粋にジーンと心にくる
素敵な映画だと思った

こっそりゾンビ呼ばわりされていた
ビル・ナイ演じる真面目な課長が
死を前に自分はなんて面白味の無い
人生
>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

最初に観た時は冒頭の
波に打たれながら歌うシーンに
違和感を感じて笑いそうに・・・

舞台版は観ていたのだけれども
やはりそのまま映像化っていうのに
なんとなくムズムズするものがあった

久々に観てみ
>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

3.9

今年のアカデミー賞で
国際長編映画賞にノミネート
寒そうだし、しんどそうとは思いつつ
しっかりと人間ドラマが描かれていて
観て良かった

ウルグアイのラグビーチームの面々と
関係者たちが搭乗したチャー
>>続きを読む

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.8

ミュージカルの気分という事で
久々の「ヘアスプレー」

ボルチモアは学生時代に
住んでいた町でもあるので
「グッモーニング、ボールチモア♪」
で始まる街の景色が懐かしい

ジョン・ウォーターズも
変態
>>続きを読む

ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021年製作の映画)

3.2

マイケル・ケインが出ている
という事だけで観てみた

最初はブルシャイト!連発で
バタバタしてて全然話に入っていけず
こりゃダメかも?と思ったのだけれど
偏屈作家の背景がチラっと見え始めて
やっと落ち
>>続きを読む

無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.7

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
と同じ脚本家という事に納得

殺人か過失か争われる裁判で
唯一の目撃者となってしまった
自閉症の少女の証言が判決を揺るがす

自閉症の子たちは耳が敏感で
ちょっとした音に
>>続きを読む

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.5

もうハチャメチで
とりあえずソウル界のオールスター
集めまくってミュージカルに
しちゃいました!みたいな感じ

レイ・チャールズとのシーンは
写真とかで見た事あったけど
ジェームズ・ブラウンに
アレサ
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

アニャのビジュアルの良さと
エドガー・ライト監督という事で
面白そうだなとは思っていたのだけど
なんとなく先送りにしていた

前半は服飾学校で夢を叶えようとする
エロイーズが散々都会は「危ないぞー」
>>続きを読む

アウトフィット(2022年製作の映画)

3.8

「ユージュアル・サスペクツ」感漂う
舞台劇を観ているよう

「ブリッジ・オブ・スパイ」で
オスカーを獲ったマーク・ライランス
正直あの時は、誰?このオジサン?
と思っていたけど流石の演技

50年代の
>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.6

観ようと思って録画してたのだけど
重苦しそうだし長いしなぁ
なんて思って伸ばし伸ばしに

「羅生門」のように三者の視点から
物語が語られていく中で
最初はマルグリットが仕掛けた罠?
なんて気もしたけれ
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

おじさん2人が影踏みする姿に
無性に涙が出た2024年の始まり

「THE TOKYO TOILET」
という渋谷区のプロジェクトを
発端とした映画ということで
内容はどんなもんなの?と半信半疑

>>続きを読む

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.0

映画館に行くたび
毎回のように予告が流れて
くだらなーい!と思いながらも
笑ってしまっていた

もちろん映画館で観ることは無い!
と思っていたのでTV放送を待った

やはりとんでもなくくだらなかった!
>>続きを読む

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.5

楽曲制作の裏側とかを
期待してしまっていた自分としては
思っていた映画と違った

レナードと妻フェリシアの
愛憎入り混じって
ドロドロになりそうな関係を
サラッと描いているような感じがした

ブラッド
>>続きを読む

ビル・マーレイ・クリスマス(2015年製作の映画)

3.5

Murray Christmas !

いつもクリスマスの時期になったら
観よう!と思うのだけど
気付くとクリスマスが過ぎている
今年こそはやっと観れた!

大雪のNYのカーライル・ホテルで
クリスマ
>>続きを読む

>|