同室で母になった2人のシングルマザーに悩ましい展開が訪れる話。
1人は高齢で出産したカメラマンで、もう1人は10代の女性。
ネタバレになるので内容は言えないが、2人には究極の葛藤が待ち受けている。>>続きを読む
教授の静かな老後が、上階の部屋をブルジョアの家族に貸したことにより掻き乱されていく話。
良かった。
ヴィスコンティの作品からは狂気の域の美意識を感じる。
映像が重厚で美しいこともさながら、ストーリ>>続きを読む
ウォンカ青年が自分のチョコ店を持つことを夢見て上京したばかりの頃の話。
観ていて楽しい作品だった。
ストーリーは子供向けだが、奇妙な世界観が面白かった。
思ったよりミュージカル。
ジョニデのウォン>>続きを読む
赤子の頃に母親に捨てられ、貧しい男に拾われた子供。貧困のなかでも二人で楽しく暮らしていたが、やがて母が女優として成功し…?という話。
人間愛に満ちた素敵な作品だった。
100年以上前の作品だがテン>>続きを読む
1972年に起こった実際の銀行強盗事件を元にしたクライム映画。
アル・パチーノ主演の社会派名作とのことで観てみたが、冗長で面白くなかった。
本来なら緊張感があるはずの現場だが、強盗犯、警察官、人質>>続きを読む
第二次世界大戦後のデンマークで、捕虜として残されたドイツの少年兵たちが、ナチスが浜辺に埋めた地雷の撤去をする話。
重い作品だった。
こんな歴史があったとは知らなかったので勉強になった。
地雷がいつ>>続きを読む
若い女性が宿泊のため借りた家を尋ねると、他の宿泊客の男がおり…?という話。
シンプルに結構怖い。
ストーリー全体でミスリードがあったり、後半にはまさかの展開もちょこちょこあったりして、エンターテイメ>>続きを読む
人生を模索するアラサー女性が、モラトリアムを経て成長していく話。
良かった。
生き方の選択肢が増えた現代ならではのアラサー女性の感覚が、リアルに描かれているような気がした。
感覚的には共感できるとこ>>続きを読む
周囲から浮いている少女、あみ子とその周囲人々の話。
裸足で学校に行ったり、クッキーのチョコの部分だけを舐めたりする変人あみ子。
その様子が、生き生きと、ほのぼのと描かれているが、一方で描かれている>>続きを読む
戦後から数年たった広島で、1人の女子生徒が原爆病で倒れる。それをきっかけに広島の人々が原爆投下直後のことを回想する話。
戦後から8年経った1953年の作品。
広島の被爆者たちがエキストラとして出演し>>続きを読む
大学を中退して以来、フリーターとして何となく生きてきた34歳の女性が、一夏のナニー経験を経て、人間として成長する話。
良い作品だった。
生理、妊娠、子育てのなかで、女性が経験する身体的負担や戸惑いが>>続きを読む
マンハッタン計画で原爆開発を指揮した物理学者、オッペンハイマーの伝記映画。
かなり良かった。
オッピーの人間性が公私にわたって多面的に描かれており、重厚な伝記作品となっていた。
無駄なシーンもなく、>>続きを読む
シカゴでオーダースーツ職人を生業とする英国人が、店内で起こったマフィアの抗争に巻き込まれていく話。
これは面白い!
脚本と演技が素晴らしい。
英国人紳士がマフィアの抗争に巻き込まれた「被害者」かと>>続きを読む
合唱部の男子中学生が、突然出会ったヤクザに「カラオケ行こ」と誘われ、歌を教えることになる話。
前半はコメディとして面白かったが、若干出オチかも。
ヤクザと中学生の友情が育まれるにつれてハートウォー>>続きを読む
親が何度も変わる環境で育てられた少女と、彼女に愛を持って接してきた3人の義理の親たちとの絆を描いた作品。
大衆向けの邦画によく見られるクサさ全開。
ストーリーに起伏があったので退屈はしなかったが、泣>>続きを読む
東京・京都間の新幹線で繰り広げられる殺し屋たちの攻防を描いたエンターテイメントムービー。
真田広之やプラピのアクションは見応えがあるが、話が薄くてアホっぽかったので、個人的にはあまり楽しめなかった。>>続きを読む
ともに成長してきた心優しい生物と1人の少女が、大企業と動物愛護団体の争いに巻き込まれていく話。
食糧問題、環境問題、企業倫理といった現代らしいテーマを1つの作品に落とし込む力量は感じたが、好きではな>>続きを読む
老人介護問題が深刻となるなか、厚生省が自動介護ロボットを発表。
そのテストとして1人の老人が選ばれるが、老人が乗った機械が暴走していくという話。
高齢社会やAIなど、現代日本のテーマを1991年の段>>続きを読む
森の奥で自分と同い年だった頃の母と出会い、数日間を共に過ごす話。
映画の大半はフランスの可愛い幼女が遊んでるだけなので、私は退屈してしまった!
でも、静かで美しい作品だった。
おフランスなタイムリ>>続きを読む
一流オペラ歌手と人気絶頂の舞台コメディアンが結婚し、非凡な才能を持つ娘アネットが生まれるが…?という話。
鑑賞中、「この監督マジで頭おかしいわ」と思わず言ってしまうほど変わった作品だった。
確実に評>>続きを読む
王の影武者となった男の運命を描いた作品。
韓国で大ヒットしたのは謎。
宮廷の権力闘争をシリアスに描いた作品を期待した自分としては微妙だった。
これはコメディ?ハートフル系….?
ノリがわからなくて>>続きを読む
一般通念では理解されない欲望を抱きつつ、普通のふりをしながら孤独に生きていた者たちが、分かり合える者の存在にやすらぎを見出していく話。
登場人物が軒並みウジウジしていて、かなり嫌いな類の作品だった。>>続きを読む
連続殺人鬼に襲撃されたヤクザの親分と正義感の強い刑事が、共にその犯人を追う話。
普通には面白かった。
最後は大爆笑。+1万点。
1番の見どころは、やっぱりマ・ドンソクの圧倒的パワー系アクション!超>>続きを読む
ネバダの砂漠地帯にある小さな街の人々が、地中から襲ってくる生物と対決する話。
思いの外楽しめた!w
陽気で軽めのモンスターパニックものだった。
地中生物との対決を存分に描いるところがまず高評価だ>>続きを読む
不思議な魅力を持つ青年の突然の来訪により、裕福な一家のアイデンティティが崩壊していく話。
今までみた映画のなかで一番意味不明かもしれない。
何もないシーンか、何をしているのかわからないシーンばかり。>>続きを読む
夫と共に完璧な幸せが約束された街で暮らす主婦が、街の真相に辿り着く話。
『ステップフォード・ワイフ』みたいな映画だった。
一見明るく幸せな街の様相だが、街の女性全員が主婦として夫の快適さのために尽>>続きを読む
不慮の事故で亡くなった夫が実は身元不明だったとの相談を受け、1人の弁護士がその男の身元調査する話。
つい先日観た『市子』とほとんど同じ筋立てと、同じく社会派な真相だった。
男版『市子』だから『市男』>>続きを読む
プロポーズ後に姿を消した彼女、市子の知られざる過去をその恋人が明らかにしていく話。
最後まで観客の好奇心を駆り立てるのが巧く、ミステリーとして楽しめた。
ラストは色々驚き。
ネタバレになるのでその>>続きを読む
モンタナ州の豊かな自然に囲まれた土地で生きる、とある牧師一家の歩みと絆を描いた作品。
映像、音楽ともに綺麗だし、良い映画風の雰囲気はあるが、ヒューマンドラマの傑作を謳うほどの内容はないと思った。>>続きを読む
余命宣告を受けた2人の男が病室で出会い、海を見にいくため人生最後の旅に出るロードムービー。
ストーリーに既視感を覚えたので私には響かなかったが、この作品にファンが多いのは理解できる。
1番の魅力は>>続きを読む
高校生の男女たちによる学園ミュージカル。
これは確実にトンチキ映画。
全員アホな陽キャというか、もはやキチガイでしょw
しかも高校生なのに老けすぎだし、ダサいしw
恋して嫉妬して皆んなでつるんで>>続きを読む
うだつの上がらない警備員が、騙されてどん底に落ちる話。
カウリスマキ敗者3部作の3作目。
人生讃歌的な色のある1作目、コメディ寄りの2作目と比較すると、本作はその中間的な印象で、ストレートな転落劇と>>続きを読む
輩の襲撃から命からがら生き延びるも記憶を喪失した男が、新たな人生を見つけていく話。
アキ・カウリスマキの敗者3部作の第2作目。
ヒューマンドラマというよりも不条理系コメディの色が強いと感じた。
寡>>続きを読む
不況で解雇され苦境に陥った夫婦が、再起をかけて奮闘する話。
アキ・カウリスマキの作品は『希望のかなた』しか観たことがないが、これが非常に好きで前々からもっと観たいと思っていた。
本作も素晴らしい作>>続きを読む
小学生の男児の異変をめぐる真実が、親、教師、本人の3つの視点から明らかになっていく話。
ネタバレになってしまうので言えないことが多いが、鑑賞後の夫の第一声が「悪趣味」であるのも同意w
可愛い少年にこ>>続きを読む
アマゾンの「食人族」を撮影しに行った4人の若者たちが死ぬまでの様子を、彼らの撮った記録フィルムを通じて知る話。
我がお気に入りの『グリーンインフェルノ』の元ネタとなった作品であり、各国で上映禁止にな>>続きを読む