映画の味方あっつマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

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ほうれん草の根っこ、
立派すぎる筍、
茜色の濃淡が美しい梅干し、

食材を収穫するところから
見せてくれるので、
季節と土地と生命を味わっている
ことが伝わってくる。

そして、
人もまた生命の仲間の
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

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梨泰院クラスを観て
the whichを観て、
すっかりキムダミのファン。

ソウルメイトの二人の関係が切ない。

親友とは違って、
ソウルでつながるということの意味が
よくわかる映画だった。

あの
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食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

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食人族というキャッチーなタイトルながら
侵略者としての白人や資本主義
批判映画だった。

ジャケットのショッキングなビジュアルも
ただのショッキングなビジュアルでない
ことがわかる。
タイトルの意味が
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

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団地の一室を
歌舞伎の檜舞台に見立てた現代劇。

騙し騙され、愛憎入り混じった
ソリッドシチュエーションの会話劇に
どんどん引き込まれる。

邦画にも素晴らしい
ファムファタール(悪女)がいたものだ。

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

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出来杉くんが映画で冒険に出ないのは、
一人で解決してしまうからだとか。。

みんなで理想郷を語った
あの流れで出来杉くんだけ呼ばれないのは
さすがに可哀想だけど。。

みんなをパーフェクトにするための
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Single8(2023年製作の映画)

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スターウォーズに影響されて、
自分でも映画を撮ろうとする
高校生たちの
青春×映画制作テーマの映画。

主人公たちがちゃんと
最後までオタなのも好印象。

劇中映画をしっかり
見せてくれるのも嬉しい。

ストリートファイター II MOVIES STREET FIGHTER!!(1994年製作の映画)

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「恋しさと せつなさと 心強さと」の
ストⅡってこれだったんだ。

ストⅡVじゃなかったんだ。。
Vだと、北京ダックを食べながら
リュウが「あんまり美味くないな、
おかわり」と言ってるシーンが好き。
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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過保護をつきぬけた
情報統制された管理社会の家族版。

毒親。。

『哀れなるものたち』の
ヨルゴス・ランティモス監督が
はじめて世界的に評価された映画。

獣道(2017年製作の映画)

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だいぶ破天荒な作品だけど、
伝えたい想いがしっかり込められて
いて、好印象。

「居場所」に感謝。

東京無国籍少女(2015年製作の映画)

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清野菜名の初主演映画にして、
押井守監督作品。

『ラブ&ポップ』のような
鬱屈青春映画からの
アーミー好きな押井監督の
やり放題映画。

清野菜名は『ある男』の様な演技もできて、
本作や『キングダム
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さまよえ記憶(2023年製作の映画)

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世にも奇妙な物語。

どんぐり、
カメ止め関係者から
一番売れた人かな。

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

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『here』があまりに良かったので、
同監督の本作も鑑賞。

here同様に、多くを語らず、
多くを感じさせてくれる映画。

ベルギーの未来には
希望があるようで。
あの部屋を作り上げてきた
母は偉大
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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夫が転落死した。
自殺か、それとも妻が殺したのか。

法廷ドラマであり、
解剖されたのは、
夫婦の関係性や心情。

真実は大事だけど、
一つに絞れないから
選ばなくてはならない。

その選択には
勇気
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ロブスター(2015年製作の映画)

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前半、虚構の愛からの
後半、純愛だった。

ホテルからの森。
前半あっての後半。
後半あっての前半。

共通点がミソ。
虚構の鼻血と、
真実の近視、
からの・・・
純愛だよ・・・!

表現は狂気な感じ
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

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監督・脚本・主演ジャスティンチョンの
想いが詰まった映画。

アリシアヴィキャンデル目当てだったが
かなり見応えのある作品だった。

子役の娘の演技良かった

ブラザー(2017年製作の映画)

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バトルはなく、
平和なコメディマブリーも
悪くない。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

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襲ってきた男を射殺してしまった
女性2人が主人公の
逃避行ロードムービー。

途中から、テルマとルイーズが、
ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドに
見えてきた。

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

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パート1が至高だけど、2も良い。

特に、飛行機が落ちたとこの絶望感。

最後まで行く(2023年製作の映画)

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綾野剛、コワすぎ。。
あの表情をどうやってつくってるの。。
何が降りてきてるの。。

メソッドでやってたとしたら、
メンタル大丈夫か。。心配。

そして、柄本明は安定の怖さ。。

岡田准一は、一皮剥け
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

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ヒマラヤ山脈にある秘境の村に
先生として派遣されることになった
チャラ男が村の生活に
馴染んでいく。

人の幸せの形は色々ある。
物が多いことが幸せとは限らない
のだろう。

ピュアで、牧歌的で美しい
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回復タイム(2023年製作の映画)

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傷ついても立ち上がるのがヒーロー。

癒し映画かと思ったら、
元気づける方だった。

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

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ビル・マーレイが、
タイムループを繰り返して
悟りを開いていく。

情けは人のためならず。
(本当の意味での)

ハウリング(2013年製作の映画)

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同じ上田誠脚本の
『ドロステのはてで僕らは』の
プロトタイプ。

短編ならではのキレが良い。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

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ビクトルエリセ監督の
31年ぶりの長編映画。

もう無いと思っていただけに、
喜びと期待が膨らむばかりだった。
そして、その期待に
しっかり応えてくれる作品であった。

アナトレントが、アナの役名で
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Here(2023年製作の映画)

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静かで、自然で、
ゆっくりと時間が流れる
苔のような映画。

同時に、
ベルギーの移民社会で
多様な人の生活が混ざり合っている
スープのような映画でもある。

ルーマニアから来た
スープ(を配る)青年
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

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白人の主人公は、黒人の妻を持ち、
アジア系の養子がいる。

人間なみに思慮深く、
人と見分けのつかないような
アンドロイドがいて、
クローン人間が普通に生活している
近未来が舞台。

クローンは差別を
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

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羽化させたのは主人公だけど、
中身をモンスターにしたのは
母親の影響が大きいかと。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

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we are the worldのメイキング
ドキュメンタリー映画。

マイケルジャクソン、
クインシースタイルズ、
スティーヴィーワンダー、
レイチャールズ、
ライオネルリッチー、
ボブディラン、
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アトミック・チキン(2023年製作の映画)

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フランスの反核ショートアニメ。
ブラックユーモアたっぷり。

🐓たちが。。。

あのこと(2021年製作の映画)

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中絶が禁止されていた頃のフランスで、
望まない妊娠をしてしまった
優秀な大学生、アンヌの行動を
描いた映画。

以前観た中絶が禁止されていた頃の
ルーマニアを描いた『4ヶ月3週と2日』
を思い出すテー
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彼方に(2023年製作の映画)

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一度手にした幸せが
一瞬にして無くなる、、
一生癒えない喪失と絶望。

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

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中川駿監督で朝井リョウ原作の
卒業式の前日から当日のストーリー。
なかなか良い青春映画。

群像劇で、何人かのストーリーが
同時並行で繰り広げられるが、
軽音部の部長の話が特に良かった。


私は男子
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