ほうれん草の根っこ、
立派すぎる筍、
茜色の濃淡が美しい梅干し、
食材を収穫するところから
見せてくれるので、
季節と土地と生命を味わっている
ことが伝わってくる。
そして、
人もまた生命の仲間の>>続きを読む
梨泰院クラスを観て
the whichを観て、
すっかりキムダミのファン。
ソウルメイトの二人の関係が切ない。
親友とは違って、
ソウルでつながるということの意味が
よくわかる映画だった。
あの>>続きを読む
食人族というキャッチーなタイトルながら
侵略者としての白人や資本主義
批判映画だった。
ジャケットのショッキングなビジュアルも
ただのショッキングなビジュアルでない
ことがわかる。
タイトルの意味が>>続きを読む
団地の一室を
歌舞伎の檜舞台に見立てた現代劇。
騙し騙され、愛憎入り混じった
ソリッドシチュエーションの会話劇に
どんどん引き込まれる。
邦画にも素晴らしい
ファムファタール(悪女)がいたものだ。
出来杉くんが映画で冒険に出ないのは、
一人で解決してしまうからだとか。。
みんなで理想郷を語った
あの流れで出来杉くんだけ呼ばれないのは
さすがに可哀想だけど。。
みんなをパーフェクトにするための>>続きを読む
スターウォーズに影響されて、
自分でも映画を撮ろうとする
高校生たちの
青春×映画制作テーマの映画。
主人公たちがちゃんと
最後までオタなのも好印象。
劇中映画をしっかり
見せてくれるのも嬉しい。
「恋しさと せつなさと 心強さと」の
ストⅡってこれだったんだ。
ストⅡVじゃなかったんだ。。
Vだと、北京ダックを食べながら
リュウが「あんまり美味くないな、
おかわり」と言ってるシーンが好き。>>続きを読む
過保護をつきぬけた
情報統制された管理社会の家族版。
毒親。。
『哀れなるものたち』の
ヨルゴス・ランティモス監督が
はじめて世界的に評価された映画。
だいぶ破天荒な作品だけど、
伝えたい想いがしっかり込められて
いて、好印象。
「居場所」に感謝。
清野菜名の初主演映画にして、
押井守監督作品。
『ラブ&ポップ』のような
鬱屈青春映画からの
アーミー好きな押井監督の
やり放題映画。
清野菜名は『ある男』の様な演技もできて、
本作や『キングダム>>続きを読む
『here』があまりに良かったので、
同監督の本作も鑑賞。
here同様に、多くを語らず、
多くを感じさせてくれる映画。
ベルギーの未来には
希望があるようで。
あの部屋を作り上げてきた
母は偉大>>続きを読む
夫が転落死した。
自殺か、それとも妻が殺したのか。
法廷ドラマであり、
解剖されたのは、
夫婦の関係性や心情。
真実は大事だけど、
一つに絞れないから
選ばなくてはならない。
その選択には
勇気>>続きを読む
前半、虚構の愛からの
後半、純愛だった。
ホテルからの森。
前半あっての後半。
後半あっての前半。
共通点がミソ。
虚構の鼻血と、
真実の近視、
からの・・・
純愛だよ・・・!
表現は狂気な感じ>>続きを読む
監督・脚本・主演ジャスティンチョンの
想いが詰まった映画。
アリシアヴィキャンデル目当てだったが
かなり見応えのある作品だった。
子役の娘の演技良かった
襲ってきた男を射殺してしまった
女性2人が主人公の
逃避行ロードムービー。
途中から、テルマとルイーズが、
ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドに
見えてきた。
綾野剛、コワすぎ。。
あの表情をどうやってつくってるの。。
何が降りてきてるの。。
メソッドでやってたとしたら、
メンタル大丈夫か。。心配。
そして、柄本明は安定の怖さ。。
岡田准一は、一皮剥け>>続きを読む
ヒマラヤ山脈にある秘境の村に
先生として派遣されることになった
チャラ男が村の生活に
馴染んでいく。
人の幸せの形は色々ある。
物が多いことが幸せとは限らない
のだろう。
ピュアで、牧歌的で美しい>>続きを読む
ビル・マーレイが、
タイムループを繰り返して
悟りを開いていく。
情けは人のためならず。
(本当の意味での)
同じ上田誠脚本の
『ドロステのはてで僕らは』の
プロトタイプ。
短編ならではのキレが良い。
ビクトルエリセ監督の
31年ぶりの長編映画。
もう無いと思っていただけに、
喜びと期待が膨らむばかりだった。
そして、その期待に
しっかり応えてくれる作品であった。
アナトレントが、アナの役名で>>続きを読む
静かで、自然で、
ゆっくりと時間が流れる
苔のような映画。
同時に、
ベルギーの移民社会で
多様な人の生活が混ざり合っている
スープのような映画でもある。
ルーマニアから来た
スープ(を配る)青年>>続きを読む
白人の主人公は、黒人の妻を持ち、
アジア系の養子がいる。
人間なみに思慮深く、
人と見分けのつかないような
アンドロイドがいて、
クローン人間が普通に生活している
近未来が舞台。
クローンは差別を>>続きを読む
羽化させたのは主人公だけど、
中身をモンスターにしたのは
母親の影響が大きいかと。
we are the worldのメイキング
ドキュメンタリー映画。
マイケルジャクソン、
クインシースタイルズ、
スティーヴィーワンダー、
レイチャールズ、
ライオネルリッチー、
ボブディラン、>>続きを読む
この映画をみたら
年齢を理由に諦める
ことができなくなる。
フランスの反核ショートアニメ。
ブラックユーモアたっぷり。
🐓たちが。。。
中絶が禁止されていた頃のフランスで、
望まない妊娠をしてしまった
優秀な大学生、アンヌの行動を
描いた映画。
以前観た中絶が禁止されていた頃の
ルーマニアを描いた『4ヶ月3週と2日』
を思い出すテー>>続きを読む
中川駿監督で朝井リョウ原作の
卒業式の前日から当日のストーリー。
なかなか良い青春映画。
群像劇で、何人かのストーリーが
同時並行で繰り広げられるが、
軽音部の部長の話が特に良かった。
私は男子>>続きを読む