まろすけさんの映画レビュー・感想・評価

まろすけ

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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

ウクライナ情勢疲れと飽きが来ている今だからこそ見る意味のあるドキュメンタリー

ナワリヌイ氏もゼレンスキー氏も特異な状況下だからこそ存在感を示すことが出来ているかもしれないし、仮にナワリヌイ氏がロシア
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東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)

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【追記】2022/6/24
監督さんの例の件でSIDE:Bの公開を危ぶみましたが本日公開されましたね

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記録映画なのでスコアは無しです

映画的文脈で映像のその先をその奥
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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映像、音楽は圧倒的で圧巻でした
IMAXを選んでよかったと思ったしIMAXで観ないと魅力半減な作品だと思いました

そこは間違いなく今年トップクラスの作品でした

ただ脚本が…

倫理観が等いわれてい
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

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アニメーションだからファンタジーだから原作の書かれた時代がっていわれるとは思いますが令和の時代に自分達の望むドレスコードに障害者を押し込め描き消費するのは看過出来ませんでした僕は

アニメーションはそ
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.5

好評価納得の良作でした

自分語りはあまりしたくはないのですが
過去を捨て逃げ出しあの場所での青春を封印すらしている自分にはなにかを語る資格のない作品でもありました

苛立てるのもあの頃に対して想いが
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夏、至るころ(2020年製作の映画)

4.0

描かれるのは普遍的なメッセージ
そして物語りなのですが要所要所に散りばめられた監督の色が力強く物語りを牽引していきます

三人の登場人物が描き出す現在、過去、未来

その季節、時間を通りすぎた自分には
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

-

安楽死という重いテーマ絶対的な正解は出せない問題をクライムサスペンスとして扱う事での食い合わせの悪さ

たとえ途中から変貌したとしても法律的にはアウトだとしても犯人には信じるもの思いがあったはず

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さくら(2020年製作の映画)

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断言します犬を家族に迎えちゃんと愛している家族が愛犬の一大事にあんなことは絶対しません!

それだけでもマイナス5兆点くらいですが

散文的で感情の積み重ねがなにも出来ていない描写に僕はなにも感じられ
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星の子(2020年製作の映画)

3.0

ネタバレも多分含みます

純粋にただ我が子を思う気持ちが始まりだっただけなのに…

よく自分は見たことしか信じないって仰る方がいらっしゃるし僕もそこにちかいのですが
それって視野が狭くなっている時には
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.8

幾重もの困難の中完成し公開されて本当に京都アニメーション様にはありがとうございましたと言いたいです

ヴァイオレットの物語であり僕らの物語でもありました

あの日を経て僕らに語りかける物が大きくなった
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

1.0

徹頭徹尾合いませんでした

覚悟はしてましたしコメディなのをふまえても酷すぎました

これが原作越えてるんだとしたら観るのを選んだ僕が間違ってましたね

こんなバカ騒ぎを映画には望んでなかったし今観た
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

4.4

一生懸命は恥ずかしくない
ガンバるは伝播する

清涼感溢れるラストシーンは必見

小寺さんと近藤が体育館で部活に打ち込む様は観ているものに沢山のものを語りかけます

正直言って序盤の近藤の行動や視線に
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.0

モノローグとセリフでひたすら登場人物
がちょっと洒落たセリフを喋る演出が個人的にははまらず

すごくいろいろ語りたいことややりたいことがあるのだなってセリフの中でよみとれたのではありますが
それが整理
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.0

参考にした作品は存在するらいしです
ですが、僕はその作品に関してはよく知らないのであくまでもこの作品を観てのみの感想、評価になります


企画的にはもっと良くできたはずの作品だと思いましたし

着眼点
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

4.0

映画的文脈を大事にする映画垢的な方々はけして誉めない作品だと思いますし
TVの2時間枠以上映画未満のスケールなのは確かです

ですが、そんなことは正直どーーでもいいデス!

こんな時にこころから楽しめ
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仮面病棟(2020年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ惜しい作品だと思いました

もっと上手くやれたらかなりの傑作になり得た可能性がありましたね


惜しかったポイントは文章だったら問題無かったと思うのですが

映像化されることで見えてしまう
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.5

過度な英雄視
行き過ぎた悪魔認定 

どちらも必要ないし、それは対岸の火事として
あの震災を他人事と見ているってことなんじゃないかな?

そしてどちらに偏ったとしてもそれは自分が見たいものしか見ようと
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初恋(2020年製作の映画)

4.8

僕らがなぜ映画を愛するのか?
僕らがなぜレンタルを待たず
お金を払って大事な時間を使って
映画に通うのか?

それは映画が僕らにとって大切なもの

こころの豊かさや日々の傷みの癒し 
そしてなによりワ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

舞台的な構造と格差への批判
好評価も納得の作品ではありました

国を上げてオスカー像を目指したどり着いた韓国映画界のある意味到達点だったのではないでしょうか

日本映画が韓国映画より劣っているのでなく
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恋恋豆花(2018年製作の映画)

3.5

最高の誉め言葉として使いますが
モトーラ世理奈の魅力がたっぷりつまったPV

一歩間違えたら数多ある彼氏目線の寒いアイドルDVDになってしまうところを

監督の台湾に向けた愛、親近感

そして普遍的な
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

ワンカット撮影が大変な準備や演者の緊張感等
とんでもない労力が掛かっているであろうことが容易に想像は出来ます

ですが個人的にはワンカット撮影故に気になる部分が多くてあまり入り込めず…

塹壕や戦場で
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

3.8

おそらくはターゲットは若いこ達
そんな層に向けてインターネットだけではなく
世の中とのつきあい方を伝えたいって言うのがもしかしたら主眼だったのかもしれませんね

テレビで訳知り顔のMCやコメンテーター
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

イマジナリーフレンドというよりは
誰の心の中にもヒトラーは存在して
それを育ててしまう可能性は誰しもが持っている

だからこそ思考を容赦なく奪う戦争は怖いものなのだな、と改めて感じました

10歳の子
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.6

シライサンの飯豊まりえに続き
三吉彩花が出演しているので観てしまったホラー弱者です(^_^;)

予告編から序盤の導入は確かに怖かったです

観なきゃ良かったかなーなんて、、

ただ中盤から明らかに転
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.6

ちょっと自分の観かた、期待の仕方が悪かったかも、、

予告編、ましてやタイトルがそうなのだから仕方ないとは言え構えて観すぎました

もう少し流れに身を任せられたら、、

ストーリーはなかなか練られてい
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

1.0

全方位にたいして弄り喧嘩を売る福田監督の感覚が素晴らしい👏

オタクが市民権を得た、オタクやってていじめられた事がないなんて声をちらほら聞きますが

そんな世界線は幻想だったと思わせる
嘲笑目線

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ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.2

要所要所で良い場面やカットもあるし
なによりエル・ファニングの歌とパフォーマンスが素晴らしい

彼女を堪能するには文句なくエル・ファニングを愛でるには満点のMVではありました

で す が
僕がこの作
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鼓動(2019年製作の映画)

3.5

短編としては詰め込み過ぎましたかね

観ている時にこれ、纏まるの?って若干不安にはなりました

ただ上映後のトークショーで品田さんの意識、意図、考えは伝わりました

意図を持って短編映画を作られている
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.7

エンドゲームはアベンジャーズ関連作品すべて予習が必須だっていったり

トイストーリだって過去3作品を踏まえた賛否が語られていました

比して『CATS』
果たしてどれだけの人が舞台とは?ミュージカルと
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猫、かえる Cat’s Home(2019年製作の映画)

3.6

個人的にはこの作品のモトーラ世理奈さんが一番好きかもしれないです

どちらかというと幻想的で生命感が薄目の役を与えれる印象が多い彼女の現状ですが
このタイミングでこの作品が公開出来たことはのちのち大き
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映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

4.0

台詞はなくても、いや台詞がないからこそ登場するショーン達動きや表示で雄弁に言葉、思い、メッセージを語ります

もう僕ら古い世代がなにかを変え希望を見出だすのは不可能だと思ってます

だからこそこの作品
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.7

人気テレビシリーズの映画版だそうです

無謀にも未履修で望みましまが
本編前に登場人物の説明が入る親切設計

いきなりみせられても、、な感じでちょっと頭パンパンになりましたが
なんとか世界観に入り込め
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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

3.6

僕らはなぜ歌を愛するのか?
僕らはなぜ歌にこころを動かされるのか?

生きていくなかで自己防衛的に備える偏見や先入観

傷つかずに生きるための必要な所作なのかも知れない

でもそれが見えなくしてしまっ
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シライサン(2020年製作の映画)

3.6

ホラー弱者の僕でも観られたし、確かに弱い部分はあると思います

ただこの作品に関してはある仕掛けに気づけるか否かで評価がガラッと変わるんじゃないかと思います  

その仕掛けに気づいてしまったらもう観
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.4

F1のブームもプロトタイプカーのブームもそしてルマンのブームも日本の熱を確実に浴びてきた自分にとっては
最高としか言いようがない作品でした

もう開始3秒くらいの描写で正直上がりましたね

プロジェク
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.0

カイジに関しては面白ければ突飛な設定もありと考えている方が結構いらっしゃると思うんですよ
僕もそっち側だし

ただ今回は現実線に寄せていった結果カイジを取り巻く環境が正直笑えない、、

カイジもなんか
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