ミセスコロンボさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

3.1

ネットで話題になってたワニさんが映画になってる!!恥ずかしながら全く内容知らなくて…せっかくだから観てみよって感じで鑑賞。

友達の突然の死を静かに描いてます。
ワニさんが本当に善良で、きちんと周りと
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.3

漫画原作。未読。

タイムトラベルものと不良の抗争ってのが少年誌で受けたのてすよね。
キャラも高校生には見えない!?ってのはおいといて、わかりやすくて良し。
で、今私の中で気になってる山田裕貴くん!静
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.1

キングコングの西野さんの絵本からの作品、興味あって鑑賞。

まず、映像がカラフルで綺麗。
躍動感もあってなかなか楽しい。
ただストーリーは絵本なので仕方ないとはいえ、直接的で説明すぎで……
私はちょっ
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日の名残り(1993年製作の映画)

3.6

観終わって、邦題
日の名残りに妙に納得。

ナチスに加担した凄く立派なお屋敷の執事のプライドと責任感をアンソニー・ホプキンスが演じる、さすがです。
そしてハウスキーピング役のエマ・トンプソンは凛々しく
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幸せの答え合わせ(2019年製作の映画)

3.5

うーん寂しい人が3人居たのがひとりになった、って…
それが答え合わせ?!?
ってなりました。

歳を重ねた夫婦の心のすれ違いや勘違い、をド~ンと見せつけられます。

アネット・ベニングの独りよがりで強
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海辺の家族たち(2017年製作の映画)

3.6

フランス映画は耳に優しい。
海辺の景色とあいまってほんと心地良い。でも、ストーリーは重い。

父が倒れた事で実家のレストランに20年ぶりに戻った女優のアンジェルとその兄ふたりの話。

辛い過去を消し去
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

4.0

貧しい古生物学者のメアリーと心を病んだ化石収集家の妻のシャーロットこちらはお金持ち。このふたりの愛の話。

「燃ゆる女の肖像」みたいな世界。 
でも本作は海辺で発掘現場とか描いている。波音と海風と冷た
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.1

性格も違い暮らしぶりも全く違う兄と弟の話。

兄は吊り橋から女を突き落としたのか?
その時弟の見たものは?
事故なのか殺人なのか?
ゆれる橋とゆれる気持ち。
題名「ゆれる」が秀逸。

渓谷のせせらぎ、
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.0

これ前に観てて結構良かったなーー、ってなんとなく覚えてて、だからもう一回鑑賞。

やっぱりこれ好き!
人類愛に溢れた町田くんの心に芽生えた恋する気持ちにニンマリ。
そしてピュアな町田くんに周りの人もち
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.0

ミュージカルは元気くれるから好き!!
ましてラテンのリズムとカラフルな映像にウキウキします。
オープニングで登場人物をしっかり音楽にのせて説明もしてくれる。うん、わかりやすい。

ままならない日常から
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あぜ道のダンディ(2010年製作の映画)

4.0

ダンディに憧れる中年男の友情の話
ミヤタとサナダの関係にじんわりさせられ、そして羨ましくなります。
可笑しいけど哀愁たっぷり味わえます。
名バイブレーターのふたり光石研さんと田口トモロヲさん
居酒屋で
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ハラがコレなんで(2011年製作の映画)

3.3

とにかく仲里依紗さんの妊婦さんがワイルド。
すぐ昼寝して風を待つ!!
いいねーーこれができたら人生の達人ですよね。
あれこれ考えて段取りばかりしてる私にはとうてい無理。
でも、明らかジタバタしても仕方
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

介護を経験し見送った者としては、なるほど義父も義母もこんなふうに見えていたのかもしれない!!!あのときのあの言葉はだからなのか…、と思いながら鑑賞。
斬新な取り組み。

そして今、私の母も施設に暮らし
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.4

いや〜、バカリズムさん時々出てくるのん笑える。
ほんまに無責任に観てられる!!
ネーミングも楽しいし、その紹介とか役者さん達ノリノリでやってるやん。
で、主人公の永野芽郁ちゃんのDNAやばいのんお〜!
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.7

いつものトム・ハンクスじゃない!!
子ども向け番組の有名な司会者ロジャースを静かに演じる。
彼を取材するのが雑誌記者のロイド。
自分達を捨てて出ていった父を許せない、ずっと怒ってる人。
取材を通してそ
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大コメ騒動(2019年製作の映画)

3.5

歴史の、本で習った富山県の女性達がおこした米騒動。
具体的に観られて何か色々納得。
凄い力仕事してて、お米めっちゃ食べてる人たちにとっての米の値段って死活問題!!
ぼったくる人たち、ぼったくられる人た
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架空OL日記(2020年製作の映画)

4.0

何なんだろう、この満足感。
女子だけの更衣室でのあるある!!
ウンウンと頷けるから怖い。
キャラが皆、好き!
令和も平成も昭和もほぼ変わらないんですねーーー
日常が愛おしくなる良き一本。
バカリズムさ
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いのちの停車場(2021年製作の映画)

3.3

綺麗な日本の映像。
桜、とか雪景色とか、田舎の停車場とか…
吉永小百合さんの年齢、思うと、ちょっとうん?!ってなってたけど、父親役の田中泯さんや看護師の広瀬すずちゃん、松坂桃李くんの自然な演技に気にな
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兄が教えてくれた歌(2015年製作の映画)

3.9

静かな映画。
ドキュメントみたい。
先住者居留地の11歳の少女を中心に進む。そして彼女の大好きな兄の葛藤が描かれている。

ノマドランドでもそうだったけど、思いもしなかった暮らしぶりをみせつけられた。
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グッド・ストライプス(2015年製作の映画)

3.8

菊池亜希子さんは前から気になる女優さん、そして、「あのこは貴族」の岨手由貴子さん監督とのこと、期待値あがっての鑑賞。

できちゃった婚の二人の話ですが、
ドシンと地に足のついたでも、めっちゃマイペース
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.3

うん?!何かこの絵柄ジブリで観たぞーーってなりながら、まっいっか!ってなりました。

ストーリーは赤毛が嫌で変身願望のある少女メアリが夜間飛行って名前の魔法の青い花を摘んでその一輪分、その日だけ魔女に
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.8

9.11のテロに巻き込まれたトム・ハンクス演じる父が遺した謎の鍵。
その鍵穴を見つけて開けなければ…と探索を始めるアスペルガー障害っぽい息子オスカーの心の再生の話。

オスカーに否定されながらそして自
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.8

何の予備知識もなく普通にイマドキの恋愛映画かなって軽く見出したのですか…

まんまとはめられてどん底に落とされた27歳の科学者の主人公宗一郎、山﨑賢人さん。
失意の彼に荒らされた部屋で妹のように一緒に
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麦子さんと(2013年製作の映画)

3.8

亡くなった母を納骨するために訪れた田舎町でのシーンから始まる。
余貴美子さん演ずる母はこの町のアイドルだった、そして娘、堀北真希ちゃん演じる麦子ちゃんと瓜二つ!!で、ちょっとしたセンセーショナルが……
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

母親のモニカ役の人片山友希ちゃんに似てる。
何か雰囲気好き!
ってなりながらのんびり鑑賞。

アメリカに家族で夢を実現するためにきた韓国系移民の話。
父親と母親はそれぞれの言い分あって、喧嘩ばかり…こ
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ばしゃ馬さんとビッグマウス(2013年製作の映画)

3.7

夢を諦める方法がわからなくてめっちゃ真面目に頑張り続ける脚本家志望の女と、やればできるし俺は凄いと言うだけで全くやらないこっちも脚本家志望の男。

このふたりの変わる瞬間観られます!!

人って変わっ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

「東京って住み分けされてるから、違う階層の人とは出会わないようになってる。」とか
「日本って女を分断する価値観が普通にまかり通っている。」って会話。
ウ~ンこれは深いとこついてるぞ!!ってなる。

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犬部!(2021年製作の映画)

3.5

動物の毛のアレルギーで犬も猫も飼ったことのない私ですが、可愛らしさを押し付けてこないし、動物愛護センターやペットショップ、そして獣医さんの置かれている現実を知ることが出来ました。

実在した大学のサー
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.8

北斎の事は他の映画でも観ててアバウトに知ってたとはいえ、柳楽優弥さん田中泯さん演ずる執念の様な眼力にはまいりました!
そして当時の弾圧の事も
瑛太さん演じる戯作者の最後でつきつけられます。

波打ち際
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きまじめ楽隊のぼんやり戦争(2020年製作の映画)

3.8

理不尽なことが淡々と続く。
これはずっと風刺が続くのか?
どう決着するのだろう?となんとなくの鑑賞。
川向うとの戦争。
抑揚のない会話、
楽団のトランペット、
音楽の意味……
「無意味な戦い、僕はずっ
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姉と過ごした最後の夏(2017年製作の映画)

3.2

最期の時を迎える為に訪れた森の奥深い施設で仲違いしてた妹と過ごす数日間。尊厳死、死ぬ日を選ぶって?
ウ~ンNHKのTVドラマの「ライオンのおやつ」をちょっと思いだしました。
あれは自分で最期の時は選べ
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どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

3.5

オリバー・ツイストやクリスマスキャロルを書いたディケンズの半自伝的小説の映画。

家政婦のペゴテイーや伯母さんは良い。
覚えておかないと!ずっと後まで関わってくる。
とにかく途中わけわからなくなります
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キンキーブーツ(2018年製作の映画)

4.2

ウ~ンやっぱり凄い。
満足半端ない。
WOWOWさんありがとう。
永久保存します。

春馬くんの舞台を観てたので内容は勿論知っていたし、辛くなりそうなので観るのが心配だったけど、彼がブロードウェイです
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.8

「あの頃」と懐かしむ気持ちと今が一番幸せと再確認する瞬間と、、、じわ〜とくる一本。

桃李くんのオタクぶりもかわいくて良かったし、仲間のメンツ、皆個性的で役にめっちゃはまってて納得やったけど、
何より
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世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.5

舞台はフィンランド、かもめ食堂思い出す。

食堂の話。

女ひとりできりもりする田舎の食堂に現れた子持ちの中国人の料理人。

ストーリーはありきたり。
なんのストレス無しでの鑑賞。
夕陽も綺麗。景色も
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

4.0

依頼を受け施設に潜入して報告するスパイとしてバイトする83歳のセルヒオ。

淡々と任務をこなす?!なれないスマホやスパイの道具使ってる。可愛い。
こんなんでええのん?ってなる。
でもここから本当に心に
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