ミセスコロンボさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.8

演劇大会に参加する3人の生徒と教師の三日間。

昔観たフェームを、ちょっと思い出した。芸術総合学校の生徒達の事を。
真剣に自分を表現する事に向き合ってる生徒達。胸が熱くなる。
「演じる事はもがくことで
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バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

3.3

ちょうど良い具合いのワチャワチャ感。
ちょうど良い塩梅でストーリーは進む。

銀河鉄道に見立てた撮影現場の箱?!
ラスト、単純なわたくしは思わず指差し人数確認してしまったわ~

なーーんも考えないで、
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ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.0

余命宣告された大女優フランキーのひと夏の話。
ポルトガルに家族旅行にと集められた人達。
木立から見えるお城とか、壁のタイルとか素敵!俄然この街シントラが気になる。
鳥の囀りと川のせせらぎ。癒やされる。
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プルートで朝食を(2005年製作の映画)

4.0

かなりの量の憤りと悲惨な出来事と哀しみと愛しさが描かれているのに、軽妙な音楽とテンポの良さでどんどん惹き込まれていく。

パティの染み入る声が心地良い。
ファションも可愛い。
本当に魅力的。
アイルラ
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サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

4.0

DVの夫から逃けて、色んな人の助けを得て自分で家を建てる話。
いや〜そんな単純な話じゃない!!

サンドラの目の下生まれつきあるあざも意思の強さとあいまって素敵に見えてくる!
家を建てていく途中はワク
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すくってごらん(2021年製作の映画)

4.0

左遷銀行員がいきなりラップ、そして歌い出す!
金魚のアップ。古い街並み、浴衣美人、マンホールも金魚。
ミュージカル?何なん、これってまずなる。
でもまんまとこの映画の世界に誘われてしまう。
尾上松也さ
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.1

佐藤二朗さん監督作品。
ゾワゾワしながらの鑑賞。
辛い過去を持った置屋の三人の兄弟妹の話。
そしてそこではるを売る女四人。
俳優さんたちはそれぞれ重い人生を淡々と演じているし、3人の関係も後半やっとわ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

青春グラフィティー。

時代違うし女子やしなぁ…
うん!、可愛い主人公。

スケボー、音楽、ちょっと背伸びの大人の真似。

絶対カッコ良く成長するでこれは!!ってなりました。

パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.8

題名からオシャレなラブストーリーを期待してたのに…
主人公の男女ともにセラピーに通い出す程落ち込んでる!!
過眠症と不眠症。
出会いそうで出会わないふたり。
いや、何度も同じ空間にいるのに認識してない
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眠れない夜の月(2015年製作の映画)

3.8

月に居るのはうさぎじゃない!
眠れない夜は誰のせい?!

可愛い驚きでストーリーは続く。木の温かみのある人形が、お喋りして動く、
素敵に癒やされました。

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.6

オープニングのパピコ分け合う高校生男女3人、友情?恋?、いずれにしても爽やかな夏の空。ギター持ってたな!ミュージシャン希望?いずれにしても青春!!なのに…

それ以後は壊れちゃてる家族と壊れていく家族
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14の夜(2016年製作の映画)

3.5

中学男子の考える事っておおよそ想像ついてたけど…
主人公の呟きがなかなか良き。
エロい事だけでなく世知辛い世の中をしら〜と見てて。それで表情がまた良い!
その男の子は小学校の遠足で女の子の💩まみれの下
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みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

3.8

黒木華さんのドラマ良かったし、松本穂香ちゃんと奈緒ちゃんって、今注目してる二人が出てるし……って鑑賞。

大阪の味をちゃんと活かしつつの澪の料理は嬉しい限り。

幼馴染みの野江ちゃんとの指で作った狐の
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散り椿(2018年製作の映画)

3.4

岡田くん。いや、岡田准一さん、流石。
侍!やね…惚れ惚れします。
殺陣、見とれます。
黒木華さん、時代劇の中の彼女は自然やねーー!あの撫で肩、腰の線、ともに日本女性!
叶わぬ想いを抱きながらの演技がい
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

トゥルーマン・ショーの今居る世界から抜けだせない苛立ちとレディプレイヤー1の仮想空間での何でもありな映像とあいまって見応えありました!

作られた世界から抜けだし、繰り返しでない新しい日々を自分で手に
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.4

原作既読。
田辺聖子さんを追っかけて読んでた頃、
ウ~ンめっちゃ昔。短編小説なのにずっしりと心に残ってます。
池脇千鶴さんの映画も鑑賞済み。
こちらも昔。彼女のジョゼにがっつり心掴まれてしまった事思い
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イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

3.6

キャメロン・ディアス、マスクの時のキュートさって最強でしたよね。メリーに首ったけ、も良かった。
それに比べるとやはりちょっと…っと思いながら鑑賞。

でも、苦手を克服し、姉とも祖母とも仲良しになり、ラ
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.9

酷い事実を知って正義を貫こうとする夫とあえて告発し「もうあなたには私しか居ないんです」と自ら危険な役割を担う覚悟の妻。高橋一生さん蒼井優さんの演技に気持ち持っていかれる。

静かな重い空気の中オープン
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

ま〜早朝からの蒲団バンバンは迷惑です。確かに。
ミセス・ノイズィです。

引っ越してきたスランプの作家の苛立ち
、わかる。
お隣さん、お地蔵さんのお供えパクってるしーーってなるよね。
バトル!勃発して
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また、あなたとブッククラブで(2018年製作の映画)

3.9

登場人物の女性陣の目尻の皺が良い。
ほうれい線も、二の腕も、、、めっちゃ許せる。
ウ~ン懐かしい、面々。

で、この4人は読書会をしている。
そして読んだ本に刺激を受けてか恋が始まる。
歳を重ね、色々
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阿修羅のごとく(2003年製作の映画)

3.7

向田邦子さんの脚本にどっぷりハマってしまってた頃のテレビドラマの映画化。
脚本もいっぱい読んでたなぁーー
彼女が飛行機事故で亡くなられた時はショックで、本当に落ち込んでしまった事思い出した。
大好きな
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アリス&ピーター・パン はじまりの物語(2020年製作の映画)

3.0

不思議の国と、ネバーランド、
子どもの時に心躍り憧れた場所。
でも行っちゃったらダメな場所!

アンジェリーナ・ジョリーのあんなに色っぽくて優しいお母さんに抱きしめらたらさぞや幸せだろうな~とか
思い
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.7

友だちの映画。ちょっと不思議な映画。
暮れなずむ田舎の街での6人の会話とそれぞれの回想シーン。
つるんでた友だちの一人が欠けてしまい以前のようには笑えない残された人たち。
あんなに馬鹿やって意味もなく
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100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)

3.5

めっちゃ買い物好きなパウルと見ためにひたすらこだわるトニー、
幼馴染みのふたりが本当に大事なものに出会うまでの話。ドイツ映画なんや。

喧嘩から行きがかり上365日じゃなく、100日シンプルライフにチ
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ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

3.5

親友を亡くした人、母を亡くした人
娘を亡くした人、元恋人を亡くした人、
そんな人達が力を合わせお菓子屋さんをオープンさせて、繁盛させていくストーリー。

冒頭シーンで亡くなってしまったけどサラはきっと
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.8

「紙とインクを私たちの血と肉とする」
そう言い合った貧しい学者と殺人を犯してしまった博士の成し得た偉業。

オックスフォード英語大辞典を作った人達の実話。

「舟を編む」を思い描いてたら、えらいことに
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シャーロットのおくりもの(2006年製作の映画)

3.5

めっちゃ可愛いダコタ・ファニングが主役かとおもいきや命拾いした子豚のウィルバーが主役、と蜘蛛のシャーロット!

シャーロットがあみだす蜘蛛の糸が綺麗です。
お話は春生まれの子豚が雪を見るための作戦と友
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黄色い涙(2007年製作の映画)

3.3

NHK銀河テレビ小説で、昔森本レオさん、岸辺シローさん下條アトムさんとかでやってて、なかなか良きドラマでした。左利きのレオさんが鍋でラーメン食べるシーンにキュンってなってました!!
漫画家の永島慎二さ
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

4.0

生みの母に捨てられ、顔も知らないという事実、アルコール依存症、交通事故、
麻痺の残る身体で、漫画家として名を成したジョン・キャラハンの実話。
あのロビン・ウイリアムズが企画していたんですね!そして、ホ
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人数の町(2020年製作の映画)

3.8

何かこの感じ知ってるなーーっと思いながら鑑賞。あ!星新一の本の世界!!
少女の頃読んでゾワゾワしたあの感じ。

でも、しっかり大人として観ていくと、情報操作とか本当にありそうで、怖い。
生きる意味を突
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.6

ストーリー展開にそって気持ち良く騙されます。

若くて男前の堺雅人さん、おちゃらけてなくて好感度高い大泉洋さん、静かで、モナリザの微笑みみたいな常盤貴子さん。もう既に味の出てる佐々木蔵之介さん、やっぱ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

ずっと観たかった坂元裕二さんの映画。

のっけから続く「コントが始まる」の二人のかわりばんこのモノローグが心地良い。

あ、何かわかる、それ!ってなる。
ちょっと悲しいのに可笑しい、で、気持ちのもち直
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.8

とにかくハッピーになれます!
サタデーナイトフィーバーのトラボルタが…ってなります。
ミュージカルの楽しさ満喫の映画。
おデブでチャーミングで前向きで素直なヒロインにホント元気貰えます。
舞台もぜひと
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.5

横顔の綺麗な男の子観られて幸せ。
甘酸っぱい想い思い出してニンマリ。
流石、少女漫画原作。

全く長さ感じさせない、嫌味のない演技とストーリー。
空気読んじゃう高校生達、幸せにな〜れ。

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.7

オープニングからワクワク、
なに?このビビットな感じ、
フランス映画やわ、
堪能しよ!ってなります。
ストーリーは恋を知らない人魚と恋を捨てた男の出会いから二日間の出来事。

ん!?ってなるツッコミ所
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.9

録画してて、でもこれしんどくなりそうやなーーっとずっとペンデングしてた一本。
やっと鑑賞。

愛をもって抱きしめるという行為がどれだけ子どもに安心感を与えることなのか。
人格形成にとてつもなく大事な事
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