この作品日本公開時には、
『ナチ女秘密警察SEX親衛隊』というタイトルでポルノとして公開されました。
当時愛読していた『スクリーン』などの雑誌でもポルノ映画扱いでした。
ただ、ポルノとして公開された>>続きを読む
僕は、映画のバックステージものが好きなんです。
「イヴの総て 」しかり「サンセット大通り 」、
さらにはフェリーニの「81/2 」なども、そのジャンルに入るかもしれない。
これらの作品は、映画に携わ>>続きを読む
よくも悪くも、その後のホラームービーの先駆けとなった作品、
「悪魔のいけにえ」です。
ドライブの途中、見知らぬ屋敷に飛び込んで、
恐ろしい目にあう、という筋書きは、
飽きるほどたくさん作られているし、>>続きを読む
自主映画で制作され単館上映。
観客の反応良く、上映館を拡大。
予算300万円ながら、31億円以上の興行収入をたたき出し、ブロックバスター作品となった話題作です。
制作陣による「ネタばれ禁止令」を観客が>>続きを読む
いかにもイギリスらしい、
ちょっと泥臭いドタバタコメディです。
少々毒も入っています。
女詐欺師ワンダをはじめとする4人組は、1300万ポンドのダイヤの強奪を計画し、まんまと成功するが、
リーダー格>>続きを読む
藤田敏八監督作品をレビュー。
1970年制作の本作は、
藤田監督がまだ文学的な作品を撮る前で、
デビューから得意としていたアクションものです。
刑務所から出所してきた西神勇次(通称シニガミ)を、>>続きを読む
今や懐かしオーディション番組「スター誕生」で合格した、森昌子・桜田淳子・山口百恵の3人が主役を演じたアイドル映画です。
この年の邦画興行収入ランキングが5位だったとのことで、そこそこヒットしたんです>>続きを読む
常に原作ものを撮り続けてきたキューブリック監督作品の中で、唯一本作は原作も書いている。
Story by S.Kubrickは、後にも先にもないのです。
そのほか、脚本、製作、撮影、編集をひとりでや>>続きを読む
「数学できんがなんで悪いとや!」
この台詞が強烈に印象に残る作品。
カテゴリー分けしたら青春映画になるのでしょうか。
でもそんな枠に収まらない強烈さがこの作品の中にはあります。
それから、M.ムーア監>>続きを読む
前作で悪魔との戦いの末に死んでしまったメリン神父(マックス・フォン・シドウ)の死について疑問を持ったバチカンが、ラモント神父(リチャード・バートン)に調査を命じる。
前作で悪魔にとりつかれた少女リ>>続きを読む
舞台は1920年代。
シカゴのトニーは、ビール売りの密輸をしてしのいでいる親分の用心棒をしていた。
このトニー、とにかく気が短く、
冷酷非情、そして野心満々の男だった。
裏切りや脅迫で次第に上り詰>>続きを読む
ロッキーシリーズのスピンオフ作品で、
シリーズ第一作からロッキーの宿敵であり最高の友人であったアポロ・クリードの愛人の子供である、アドニス・ジョンソン(クリード)が主人公となる。
批評家たちからは>>続きを読む
懐かしい映画を再見するのは、
久しぶりの同窓会で旧友にあうような感覚に似ている。
変わってないかなあ、
いや、変わっているだろうなあと会う前にいろいろ考えて、
会ってみて、『ああ、そういえばそんな奴>>続きを読む
お寺を舞台に描かれた青春コメディ、
一般作品の周防正行監督のデビュー作です。
そして、
アイドル『シブがき隊』のモッくんから、
俳優本木雅弘に変わった記念すべき作品ともいえます。
親の寺を継ぐ>>続きを読む
これは稀にみるトンデモ映画です。
殺人を犯したリンダ・ブレアら一行は、
刑務所に収容される。
この刑務所がむちゃくちゃで、
タバコなんて当たり前。
所内の規律も緩すぎて笑える。
麻薬やら同性愛や>>続きを読む
農村。
村長の息子と関係を持つシノ。
その現場を目撃したシノに好意を寄せている英助。
シノと村長の息子が心中しようとするところを、シノだけ助け、気を失っているシノを村長の死体のぶら下がっている前で犯>>続きを読む
山口百恵文芸シリーズ第4弾ということで制作された本作。
過去、2度にわたって映画化されている題材。
海岸沿いの田舎町に赴任してきた若い高校教師南條(南條豊)。
問題児の多い2年生のあるクラスを担任>>続きを読む
時々めちゃくちゃ見直したくなる映画ってありますよね。
私にとってこの作品がそうです。
『スケアクロウ』(1973)ジェリー・シャッツバーグ監督作品です。
砂埃が吹きすさぶ中、6年の刑務所生活から釈放>>続きを読む
どこかで見たような筋書きですが、
なかなかよくできているサイコホラーです。
ブルドックのような容姿でクラスの中で蔑まれていた熊田美沙。
可愛い容姿で、いじめを受けていた清瀬イズミ。
二人はふと>>続きを読む
この作品もスクリーンで鑑賞しているんですよね。
ただ、ストーリーはほとんど覚えていなくて、注射のシーンだけが痛々しくて記憶にある程度でした。
確か大阪中之島のSABホールだったと思います。
そんな>>続きを読む
『ビデオドローム』や『ザ・フライ』などの、
グチョグチョ系ホラー作品でおなじみのクローネンバーグ監督。
変態さんには『クラッシュ』なんて作品もあるこの監督、
これまたわかったようでよくわからない引きず>>続きを読む
何故、デブラ・ウィンガーは引退したのか?
自らも女優であり母親でもあるロザンナ・アークエットが、その答えを導き出すために34人ものハリウッド女優と出会いインタビューをして、女優と私生活の両立を模索し>>続きを読む
私はこの作品が大好きです。
ものすごくあたたかい気持ちになれるから。
イギリスのノッティングヒルに撮影に来ていた、
ハリウッド女優のアナ(ジュリア・ロバーツ)は、
騒がしいマスコミからのがれるためふ>>続きを読む
理不尽な校則や教師たちの暴力に反抗した11人の男女中学一年生が、廃工場に立てこもり教師たちと戦う物語。
戦うといっても他愛のないもので、クライマックスには機動隊も突入するが、タバスコを発射する銃や>>続きを読む
ダイニチ映配作品です。
ダイニチ映配とは、戦後の娯楽としての映画産業がテレビの普及により斜陽化が進み、経営的にも青色吐息だった映画会社の“大映”と“日活”が手を組んで盛り返そうとしていた会社でした>>続きを読む
クエンティン・タランティーノ監督、弱冠28歳での劇場用映画デビュー作です。
ジョーと名乗る男のもとに集められた6人の犯罪者たち。
互いを名前ではなく、ブルーやオレンジなどと色で呼び合うように指示され>>続きを読む
明らかにキューブリック監督の『2001年宇宙の旅』にあやかった邦題ですが、原題は『Logan's Run』。
23世紀の世界。
人口爆発を抑えるために、人類は儀式により30歳で粛清されていた。
>>続きを読む
たまにこんなクラシックなファンタジィ作品を観るのもいいものです。
キャベツ畑に捨てられていた赤ん坊トトを見つけた老婦人がその赤ん坊を育てる。
老婦人の死後、男の子は孤児院に預けられ、
素直な青>>続きを読む
三池 崇史監督によるアクションサイコホラー。
爽やかで人望のある高校の英語教師蓮見(ニックネームはハスミン)が、サイコ野郎となってクラスの生徒を殺しまくる。
助演陣が豪華なのと、テンポよく進んでい>>続きを読む
さらわれたお姫様とか女王とかを、危険を顧みず取り戻すお話は、黒澤明の名作『隠し砦の三悪人』や、ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』などでおなじみのお話ですが、
この作品は1916年のメキシコ革命ご>>続きを読む
なにか懐かしく感じる田園風景が広がる田舎で起こる連続猟奇事件。
雨のシーンが美しい。
雨を下から仰いで撮ってるシーンは良く観るが、真上に近いアングルから雨に濡れる登場人物たちをとらえているシーンがとて>>続きを読む
’79年のお正月映画でした。
『サタデーナイトフィーバー』で人気爆発のジョン・トラボルタが、
勢いに乗ってオリビア・ニュートン・ジョンとの共演。
夏の日の恋に落ちたダニー(トラボルタ)とサンディ(>>続きを読む
映画人の情熱と郷愁を詰め込んだ山田洋次監督作品。
かつて、映画の名監督(小津安二郎がモデルと思われる)の助監督についていた男・ゴウ(現在:沢田研二/若き日:菅田将暉)が、年をとり、今やアルコールと>>続きを読む
クリント・イーストウッドが監督、主演、音楽をてがけ、自身2度目のオスカーを受賞した人情劇。
貧困にめげずにボクシングに夢をかける女性マギー・フィッツジェラルド(ヒラリー・スワンク)が、老トレーナー>>続きを読む
19歳の少女、マリー(ミウ=ミウ)は、若い男の、ジェラール(ダニエル・デュバル)に一目惚れ。たちまち恋に落ちるが、このジェラールの稼業は、『ヒモ』。
マリーに売春させて、その上がりで食ってる男。
>>続きを読む
前作で、全身に放射性有毒物質を浴びたためにモンスターになってしまったメルヴィンが、本作では海を渡って日本にやってきました。
シリーズ物は2作目になるとマンネリ化が進んでつまらなくなることが多いので>>続きを読む