阪本嘉一好子さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

阪本嘉一好子

阪本嘉一好子

映画(624)
ドラマ(4)
アニメ(0)

Be My Voice(英題)(2021年製作の映画)

5.0

観賞したが忘れないうちに詳しく書きたい。
外、つまり外国に住んでアクティビストを続けているのが気になったが、本国に戻ったら殺されてしまうし、外国にいてもいつ政府のスパイの手が伸びるかわからない。誰がリ
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーはそれほど、稀でもない。妻と娘とクリスチャンの信仰を捨て同性の恋人に走り、ガンの人生をおくって亡くなった人を知っている。それに、アイダホ州は共和党の州でこの映画でも、共和党でテッドクルズやマ>>続きを読む

アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

家族同士また社会との関わり合いで我々は成長して来た。その中でおきる矛盾をどう受け止めるか主人公のポールが自ら答えを出している。それはフレッド トランプ(ドナルド トランプの父親)が感謝祭のダンスでスポ>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

この映画は気持ちのいい内容だったとは言えない。ベルリンフィル(実際はドレスデン交響楽団)の常任指揮者までになったターの人を蹴落としていく、おぞましき悪行とその結果であって、最後はフィリピンで娯楽のオー>>続きを読む

アリーヤ(原題)(2012年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

アリーヤは人の名前かと思って見始めたら、シオニズムで海外のユダヤ人がイスラエルに移民することをいうらしい。映画を見ていると納得がいく。現在、極右・宗教政党と連立政権で、全体主義傾向のベンヤミン・ネタニ>>続きを読む

Brother's Keeper(原題)(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的な映画でしばらく動けなかった。トルコのヌリビルゲジェイラン監督の昔々、アナトリアで(Bir Zamanlar Anadolu'da2011年)を観た時と同じようなショックを受けた。それは、私の期>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

スウェーデン映画の方をすでにみて(2016年、『幸せなひとりぼっち』https://filmarks.com/movies/45229/reviews/99141126)いたので、米国版のレビューを書>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

これだけ深くて幅広い見解の映画は久しぶりだ。監督が我々に幾重にも問題意識を与え、監督の見解がコルム(ブレンダン・グリーソン)を通して現れているように思う。なぜこの三人三様の登場人物が必要だったんだろう>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーは興味深いがブラックジャックとかいう賭け事は聞いたことがあるだけで、「カード・カウンター」の意味なんて知らないし、深く観賞できないと思いながら見ていたが、賭け事は焦点ではなく、苦難の中、ブラ>>続きを読む

ランディ・ローズ(2022年製作の映画)

5.0

ランディーは私の心の中に残る存在の人になった。ルディ・サーゾ(ベース)がランディーを一言で言うなら『Musical integrity』と他のインタビューで答えた。アッパレ!
このドキュメンタリーでラ
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Gaza Mon Amour(原題)(2020年製作の映画)

4.7

タルザンとアラブ・ナサール(Tarzan Nasser and Arab Nasser)という双子のパレスチナの監督のこの映画はガザでの撮影ではないけど、なるべくオーセンティックな作品を作りたいと努力>>続きを読む

静かな生活(1995年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

大江健三郎氏が亡くなったので、あるアメリカの大学のハリー・クラウスラーのインタビューを聞いた。そのインタビューで大江健三郎はどう自分の生活・困難を克服していったかについて答えた。このインタビューはそれ>>続きを読む

扉をたたく人(2007年製作の映画)

-

この作品で2つだけ気に入ったところを書く。まず、最後の場面、ニューヨーク、ブロードウェー・ラフェイェッテ地下鉄のプラットフォームでのシーン。ウォルター(リチャード・ジェンキンス)のジャンべ”という太鼓>>続きを読む

ジャニス リトル・ガール・ブルー(2015年製作の映画)

4.4

ジャニスの生き方が怖かった。ジャニスを受け止めてくれる人が思春期にいなかったことが、ここまでジャニスの生き方に出てきてしまうんだなと思った。時代もあるが、テキサスという封建的な場所で育ち、外見も自他と>>続きを読む

メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー(2005年製作の映画)

4.6

監督サム・ダンはここで、ハードロック、ショックロック、パンクロックは’初期のヘビーメタルで、それがパワー・メタルなどの数多くのヘビー・メタルになっていったと、チャートを使って説明した。私は1960年代>>続きを読む

ブラック・サバス ジ・エンド(2017年製作の映画)

5.0

このドキュメンタリーヴィデオは出来が素晴らしい。なぜかというと、音楽評論家のコメントではなく、オジー・オズボーン Ozzy Osbourne - ボーカル、トニー・アイオミ Tony Iommi - >>続きを読む

クロスロード(1986年製作の映画)

5.0

クロスロードと聞くと、悪魔に魂をうったことをおもいだす。それに、ブルースの大御所の定番だと思っていた。この映画がロバート・ジョンソンの作詞作曲したクロスロードの話なんだと後でわかった。 https:/>>続きを読む

パール・ジャム20(2011年製作の映画)

4.5

パール・ジャムと言ったら、スプリングスティーンと同様に、コンサートのチケットは多分買えないだろうというイメージが強い。それに、エディーべダーはかなり多くのショーン・ペンの映画音楽を製作しているようだ。>>続きを読む

モンタレー・ポップ(1967年製作の映画)

4.6

スコット・マッケンジーの「はなのサンフランシスコ」から始まる。
https://www.youtube.com/watch?v=6O3woRsZuU0

これは音楽だけ。ドキュメンタリーの最初はコンサ
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南部の唄(1946年製作の映画)

4.2

これは1946年の映画で、南北戦争のすぐ後の話として観賞しないととんだことになる。

この当時に実写とアニメを加えてのディズニーの映画にして、心が温まる話に出来上がっている。 アンクル、ルミュスおじさ
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CSNY デジャ・ヴ(2008年製作の映画)

5.0

2006 Freedom of Speech tour.
デビッド・クロスビーがなくなってから、彼が出ている作品を紐解いている。
Bernard Shakeyという(ニールヤング)が監督している。
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NO NUKES(1980年製作の映画)

4.8

デヴィッド・クロスビーがなくなった。
1979年のNo Nukesを聞いてみた。 反核・脱原発などのメッセージでジャクソンブラウン、グラハム・ナッシュ、ボニー・レイット、ジョン・ホールが中心になって始
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デヴィッド・クロスビー:リメンバーマイネーム(2019年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリーの逸品。クロスビーは76歳で、彼の現況と過去を振り返ったストーリー。最近、彼が他界してからバーズやCSNYのドキュメンタリーはかなり観ているので、個人的に知らなかったことや興味のあるこ>>続きを読む

南部の人(1945年製作の映画)

4.8

この映画は1945年の映画で、当時、小作農から自分の土地を持つというのは白人だからできたことだろう。テキサスが舞台の映画らしい。当時、どこで撮影したのだろか気になって調べてみたら、カルフォルニア州の農>>続きを読む

Wealth of a Nation(原題)(1966年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ政府のアーカイブから観た。私はアダムスミスの富国論 だと思った。ただちょっと違うのはTheがついてなく、Nationと単数になっていた。アメリカの1966年のショートドキュメンタリーだった。キ>>続きを読む

U2: Rockumentary(原題)(2022年製作の映画)

4.0

タブロイド紙のように報道するドキュメンタリーは苦手である。私はどれが全米チャートで何位だったとかグラミー賞を取ったとか、ボノに子供が何人いるかとかいう内容のU2ドキュメンタリーを期待してなかったのでが>>続きを読む

The Last Band on Stage(原題)(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ヒストリー・オブ・シカゴ (Now more than ever: History of Chicago) を最初に見てこれをみると2022年までの続きがよくわかる。1967年の初期の名前、CTA (>>続きを読む

All Too Well: The Short Film(原題)(2021年製作の映画)

4.4

https://www.youtube.com/watch?v=tollGa3S0o8 All Too Well
の短編映画がYouTubeにあるので観てみた。私はテーラー・スウィフトのファンでもない
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ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦(2022年製作の映画)

-

ロサンゼルスのUSCの教授である監督が食事をしているとき仲間にマエストロ、Gustavo Dudamel グスターボ・ドゥダメル
のドキュメンタリーを作ったらと言われたらしい。監督自身、クラッシックが
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ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

4.0

テーラー・スウィフト(Taylor Swift ) の All Too Well という10分もある曲を大学の英語のクラスで使い、学習者の学習動機を上げるのに役立てたと英語の教授が話したのを聞いたこと>>続きを読む

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

5.0

コーヒー通では全くないが、これを観て、コーヒー生産からバリスタまでこれだけの人の手を使って、念入りに心を込めて扱ってくれるのでいっぱいのコーヒーに感謝の気持ちが生まれた。
特に、ホンジュラスの生産者、
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Percy vs. Goliath(英題)(2020年製作の映画)

4.8

カナダ、米国のカノラ(菜種)現在はもう90%が遺伝子組み換え(GMO)になってしまっていると思う。どこかで読んだことがある。
この映画はGMOではない農家のパーシー(クリストファー・ウォーケン)に起き
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地球に優しくする方法(2016年製作の映画)

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For our children ......for their children.
エンドロールに。
まいった。恐れ入った。食の安全+土・地球の環境を大事にする+人との関わり合いと相互理解=これこそ
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シード ~生命の糧~(2016年製作の映画)

4.5

https://filmarks.com/movies/65828/reviews/124574275
Seeds of Time.
https://filmarks.com/movies/17719
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