ペルーのというだけで、すでに興味をそそられた。それも、この映画は1988年が舞台で、社会から置き去りにされているアンデスの先住民ケチュア族の女性ヘオルヒナ(Pamela Mendoza)が出産した子供>>続きを読む
この映画が気に入っている人にはもうしわけないが、つまらなかった。なぜなら、ずっと、初めから終わりまで、ルー(ギャレット・ヘドランド)が精神的に抱えた問題を克服する過程を描いているから。もっと、言語で説>>続きを読む
誰もレビューを書いていないので長くなるけどあらすじを書いて説明する。イスラエルに住んでいて、ユダヤ人に、それに、パレスチナの古い慣習(人間、男女関係)に問題提起をする映画は素晴らしい監督の証拠。没入感>>続きを読む
ハニ・アブ・アサド監督の作品を5本ばかり観ているが、全てが私に問題提起を促す。この映画はスリーラーのように見えて、社会的問題が満載している脚本だね。なぜって、まず、舞台はウエスバンクのベツレヘムは最初>>続きを読む
これは第一部と言えよう。次はhttps://filmarks.com/movies/107566
71年(72年?記憶がない)の日本武道館公演に行って、数年はシカゴを聞いていたと思う。当時はネットがな>>続きを読む
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ジェンキンス監督は「構造レイシズム」にメスを入れた先駆者ではないか?
1991年、ロサンジェルスのロドニー・グレン・キング(Rodney Glen King, )事件後、すでに監督は社会に何が必要か>>続きを読む
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アンドリュー・ヘックラー監督が地方紙でKKKがレッドネックショップをバブチスト教会に売ったという記事を読んで、ケネディー牧師にコンタクトをしたと。
事実をベースにした物語。 1996年南キャロライナ>>続きを読む
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フロリダの、リバティー・シティーの黒人が多い共同体の中で、シャーロンが大人に成長するまでの過渡期を表している。これはどこにでもありそうな人間の葛藤映画になっている。この映画で、最も心に響くのは麻薬ディ>>続きを読む
ブエノスアイレスに移民が学ぶスペイン語学校があるようだ。そこで学ぶのは中国系のみのように感じるが、この街は中国系のランドリー、スーパーなどもあり、ここも中国系移民が多いところだと感じさせる。この映画は>>続きを読む
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言語学者マーチン(フェルナンド・アルバレス・レべール)はジクリ『Zikril』という言語を学ぶためメキシコの熱帯雨林の山奥に入る。そこには三人しかジクリを話せる先住民は残っていない。そこで、ジェシンタ>>続きを読む
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リオ・グランデ、メキシコ、移民が目に入ったので借りることにした。
No Man's Land と言う題名も気になる。メキシコとテキサス州の境になっている河、リオ・グランデはどちらの地域にも属さないと言>>続きを読む
Roe v. Wade の逆転判決後、最高裁の動きが気になっている。特にクリアランス・トーマスが、次はLGBTQ+だと言ったのをネット新聞で読んだ。
ジョージ・H・W・ブッシュ大統領が任命し当時43歳>>続きを読む
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『死後』というタイトルの映画。
芸術と恋愛物語で、一目惚れでなくコミュニケーションを通して人を好きになっていくという恋愛の手法が大好きだ。それに、登場人物の考え方や価値観の違いを個人的に楽しんだ。それ>>続きを読む
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クリスティアン・ペッツォルトが監督・脚本を手がけた作品。「未来を乗り換えた男」(フランツ・ロゴフスキ・パウラ・ベーア)と「東ベルリンから来た女」が大変気に入った(レビューを書いた)から、「水を抱く女」>>続きを読む
作家ジャック・ケルアックのドキュメンタリー。どの作家も大学で初めて会った女性もガールフレンドたちも、みなさん揃ってジャックはゴージャスだとかハンサムだとか口を揃えて言っている。確かに、50年代のハンサ>>続きを読む
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退廃的な社会に生きるヤコブ・ファビアン、32歳(Tom Schillingー実際32歳には見えないねえ、やっぱり40歳だね。トムにはこういう役は適任) ファビアンは遅刻が多くプロ意識に欠けている。19>>続きを読む
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この映画はディック・クラークのショーにビーチボーイズが出て自己紹介をしているところから始まる。そして、このドキュメンタリーはジェイソン・ファイン(ローリング・ストーンという音楽雑誌の編集者)がブライア>>続きを読む
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挿入歌が多く、映画を見ながら疲れてくるのを感じた。しかし、これらの歌詞とストーリーのマッチしていたようだ。 ベルファスト生まれの、バン・モリソン、が音楽を担当、それに、この映画は北アイルランドのベルフ>>続きを読む
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メキシコの映画ということで飛びついたが、み終わって、大きな衝撃を受けて
しまった。不法移民の米国侵入問題をよそに、母親マグダレーナ(メキシコの俳優メルセデス・エルナンデス)の心理状態を察すると、気分が>>続きを読む
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この映画は1967年12月12日にリリースされたと。 異人種間の結婚が最高裁を可決したのが1967年6月だと読んだ。 キング牧師やロバート・ケネディが殺されたのが1968年、翌年である。 スタンリーク>>続きを読む
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ハンガリーのある村に二人の男が列車で到着。彼らは大きな荷物をいくつか持ってきていて、それを馬車に乗せさせどこかに滞在するように思える。この二人 (Ivan Angelus、Marcell Nagy),>>続きを読む
ジョージア(グルジア)の首都トビリシのスポーツバーの賭け事の言い争いからこの物語は始まる。主人公Kakhiは寛大で争いを避けるタイプだが、彼はバーを追い出されてしまう。
チーズを50ラリ(日本円で?)>>続きを読む
人間の心の繋がり方を練習させてくれる傑作映画だ!ジョニー(ホアキン・フェニックス)がインタビューした子供は明らかに俗に優等生ぽい。自分の意見を持っていて社会の一員になっているかのようだ。これらのインタ>>続きを読む
「誰がビンセント・チンを殺したのか」、1982年に彼はデトロイトのバーでバッチェラーパーティーを楽しんでいて、喧嘩になり外で、二人の白人によって頭をバットで殴られ、その4日後、亡くなった。しかし、当時>>続きを読む
ちょっと前に観たので、記憶が定かでないところがある。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784152096876 書籍
樹木たちの知られざる生活
ドイツの>>続きを読む
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ドキュメンタリーで、ローレル・キャニオンを描いているのはYoutube版を含めていくつかみたことがあるが、正直言って、ジェイコブ・ディランがインタビュー役をする『エコー・イン・ザ・キャニオン』が一番>>続きを読む
東はベーリング海峡から西はスロバキア、スロベニアぐらいまでの映画を中心に観ようと、ある配信で検索を始めたら、100本以上あり、思案しこの映画に決めた。
ロシアのChukotka地方で鯨の解体を手伝う>>続きを読む
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一番好きだったシーンは最後。 ミシシッピー州のクラークデールにパイントップのマスタークラスができ、毎年夏に若者が集まってブルースを演奏したり、講義を聞いたりしているシーン。この財団はHopson Fo>>続きを読む
Days of Waiting,ワイオミング州ハートマウンテンの日系人・日本人強制収容所の中で、三年半もいまかいまかと、いつになったら出られるかと待って過ごした人々。また、そこで、死んでしまった人。ま>>続きを読む
『ポシビリティーズ』というタイトルが示すように、ハービー・ハンコックの可能性がジャズ、ブルース、ゴスペル、ポップなど、幅広いジャンルの可能性。それに、マリブ、ロス、サンフランシスコ、ニューヨーク、など>>続きを読む
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『I am waiting for you.』(なぜここだけが英語なんかなあ?)と誰かが(死んだ母親)ゼーニャ(アレック・ウトゴフ)の宿舎のドアの下にメッセージを残した。ここから私はこの映画の意味がは>>続きを読む
1960年代のフォーク・ロックの起こりはロスのローレル・キャニオンが始まりであったらしい。そこにはブライアン・ウイルソンの率いるビーチボーイズはすでに住んでいて、ロジャー・マッギン、クロスビーのザ・バ>>続きを読む
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リンダ・ロンシュタットのインタビューも含めて彼女の半生を描いたドキュメンタリーである。アリゾナ州ツーソンのメキシコとの境界近くで生まれ、父親はバリトンで家族とスペイン語で歌を歌う音楽家族で育った。『ス>>続きを読む
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『映画レビュー』のクラスを教えているが、学習者のリクエストがこの映画である。私は村上春樹の作品に興味がなく、『海辺のカフカ』だけ読んで、それ以上は紐解かなかった。しかし、日本語の教師なので、学習者が決>>続きを読む
アイアン・メイデン、ブルース・ディッケンソンがパロットの映画があるとは嬉しいね。彼がパイロットのライセンンスをとったのを覚えている。ちょっと気になっていたが、ヘビーメタルが!?何を歌ってるのかわからな>>続きを読む
ジムモリソンの他のドキュメンタリーを最近見て、彼の歌詞の理解が足りなかったのに気づいた。『シンボリズム』の理解は言葉だけじゃないので難しい。だからこれを観てみた。
このドキュメンタリーをさっとみたが私>>続きを読む