ぽちさんの映画レビュー・感想・評価 - 66ページ目

ぽち

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赤い部屋の恋人(2001年製作の映画)

2.5

モリーはそれなりに魅力的で脱ぎっぷりも良く見所ではあるのだが、作品が「ヤマなし、オチなし、イミなし」を地で行っているので退屈ではある。

インディペンデント系の雰囲気を楽しむべきなのかもしれないが、こ
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NUMB[ナム] 極限の争奪戦(2015年製作の映画)

2.7

寒さがメインなのだがそれが今ひとつ伝わってこない。設定は零下20度と言うことだがなぜか川が普通に流れてるし地面が素手で掘れるっておかしいのでは?

あと風の演出がなかったのが極寒を感じなかった原因の一
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コマンド戦略(1967年製作の映画)

3.0

調べて見ると実際に絶壁を登って敵の後ろからの攻撃という作戦があったそうだ。

映画としては前半の訓練を通してのアメリカ・カナダの結束と後半のシビアな戦闘と分かりやすくお約束の展開ではあるが安心して観る
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SEX発電(1975年製作の映画)

3.2

邦題どおりのお馬鹿な内容ではあるが、エロが売りではなくきちんとコメディーしているので楽しく観る事が出来た。

それにエネルギーのために道徳観まで変えてエスカレートしていくラストは立派なSFと言ってもい
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スキップ・トレース(2015年製作の映画)

2.5

定番のストーリーにアクション。良く言えば安心して観る事が出来るのだが、マンネリ感を強烈に感じてしまう。

それにもう10年ほど前からアクションの冴えがないジャッキーは今作では走り方などが老人のそれで、
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トーチソング・トリロジー(1988年製作の映画)

3.3

一人のゲイの波乱万丈な半生を上手くまとめて、笑える演出もあり楽しめる作品。

ただ、オープニングと中盤で観客に語りかける演出は個人的にはイマイチ。
オープニングはいきなりなのでまだ良いのだが、中盤での
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アバランチエクスプレス(1979年製作の映画)

2.1

これが遺作とはマーク監督とロバートもうかばれない・・常に全力投球しないと悔いが残ると言う教訓を教えてくれる作品だ。

ストーリーのいい加減さもさることながら、見せ場を作るために雪崩が何十分も続いていた
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奴らに深き眠りを(1997年製作の映画)

3.3

監督はプレデターで緊張で髭剃りを折る黒人さん。調べて見ると監督も多くやっているのに驚いたが、売れたのは「天使にラブ・ソングを2」ぐらいかな・・・

オープニングで抗争の状況をテロップで説明する大技だが
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跪く女(2013年製作の映画)

2.7

日本で言うVシネマ的な作品かとおもったらミッション・インポッシブル出演のレベッカ・ファーガソンも出ていてキチンとした作品。

でもストーリーは今ひとつ理解不能だ。男が独占欲が強いストーカー気質なのか、
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戦争プロフェッショナル(1968年製作の映画)

3.0

派手なドンパチの御気楽戦争映画かとおもったら意外と人間関係などを中心に持ってきていて観応えはあった。

ただ取って付けた様なヒロインが浮いていて邪魔。クレジットの扱いも二番目で売りの一つだったのだろう
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アメイジング・ジャーニー 神の小屋より(2016年製作の映画)

1.0

文句なしの1点。
宗教映画と言われている時点でダメなのだが、主張しようとしている事がもう支離滅裂。
とにかく信じろ!許せ!って今時本気で言っている事が信じられない。あぶない某新興宗教と同じだ。
「神が
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太陽の帝王(1963年製作の映画)

2.9

古き良きハリウッド大作時代の作品でとにかく映像は金かけまくって凄い。エキストラなどいったい何人雇ったのだろう。海岸線が人で埋っている映像など今ならCGであっという間だろうが、当時は全員に衣装を着せ並ば>>続きを読む

パパVS新しいパパ 2(2017年製作の映画)

3.4

キャスティングの勝利。メル・ギブソンとジョン・リスゴーが出てきただけで嬉しくなってしまう。役柄も絵に描いたように分かりやすく、二人も楽しんで演じているのが分かる。

カメオのリーアム・ニーソンと「ハド
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ジオストーム(2017年製作の映画)

1.0

あまりにツッコミ所が多すぎてわざとやっているのではと思えてしまう。SF映画と言っているが「サイエンス風ファンタジー」の略だと思う。
そもそも設定が破綻しているので上に何を乗せてもダメだろう。

脚本は
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ライブイン・茅ヶ崎(1978年製作の映画)

1.0

森田監督のファン以外は観てはいけない作品。
一般人は絶対観ない方がいい。

----注意!!!!この先は森田監督ファンは読まないこと--------


















多分森田監督は
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君はひとりじゃない(2015年製作の映画)

3.4

独特のテンポと雰囲気を持った作品で、オフビートなタッチだがイギリスなどのそれとは違いちょっと湿り気がある。

ハリウッドが作れば霊能力がメインのファンタジーになりそうだが、今作は三人の繊細な人間ドラマ
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ワン・モア・タイム(2015年製作の映画)

3.3

かつてのスター歌手の家族の話なのでその暮らしぶりなどは一般人には共感できるはずも無く想像と言う眼鏡越しに観るしかない。

あからさまな「ヘイ・ジュード」ネタなどは、そのしつこさに不覚にもクスッとしてし
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ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.3

今作の後にも2回リメイクされているようだ。
元はロマンス要素は無く強烈な社会風刺がメインのようだが、今作ではロマンスメイン。それもスクリューボール・コメディの代表作の一つと言われるだけあったて主役2人
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

前作同様ガンアクションが冴えていてカッコイイ。53歳のキアヌだがまだまだアクションでいけそうな動きをしている。

監督がスタント出身なのでこれでもかとアクションのてんこ盛り。それでもくどくなっていない
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ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

2.5

TVMだがアメリカでこの内容をTV放送したことに驚く。
「私の知る限り真実である」とテロップが出るようにあくまで監督の主観に基づくストーリーとして見るべきだろう。ここを間違えると「映画を歴史的根拠」と
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華氏 451(2018年製作の映画)

2.7

トリュフォー監督の華氏451は制作年代や監督のSF嫌いもありイマイチだった。今作はブラッドベリの映画化というよりトリュフォーのリメイクだろう。

AIが生活に入り込んでたり、DNAにデータを刷り込んだ
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ポッピンQ(2016年製作の映画)

1.6

ここまであからさまにウケると思われる要素を詰め込み興行的に儲けちゃおうとする姿を見せられると呆れてしまう。大体ターゲットが不明ストーリーは小学生程度。でもキャラはオタク狙い。どっちつかず。

実際かな
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光をくれた人(2016年製作の映画)

3.6

実生活でも夫婦の「プロメテウス」のデヴィッド、「エクスマキナ」のエヴァ、アンドロイド2人のロマンス。違う意味でテンションが上がってしまう。
カメオでシュワちゃんかハリソン・フォードが出れば完璧だったな
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

さすがはマシュー監督。見所満載で140分があっという間に過ぎてしまった。アクションもリアリティーゼロの飛ばしまくりで観ていて気持ちイイ。キャスティングも豪華で楽しめた。

カメオ的な扱いかと思ったエル
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海底47m(2017年製作の映画)

2.7

アイディア一発のシチュエーションスリラーなので水増しして90分に引き伸ばしている。オープニングがダラダラ長く、彼と別れたとか関係ないエピソードで退屈。

無理がある設定なので窮地に陥らせるために四苦八
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PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星(2016年製作の映画)

1.0

題名を見ただけで失笑してしまうのだが、想像通りの超B級で脱力感満載の作品。OVかと思ったらピンポイントだが日本でも劇場公開されたようだ。

超劣化版「ウォーターワールド」で鮫が暴れるだけの作品。勿論役
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剥き出しにっぽん(2005年製作の映画)

1.0

青さが目立ってしまってそれをエネルギーと捉えるか空回りと見るかで評価が分かれそうだ。個人的には空回りかな。

下ネタを多用することで題名の「剥き出し」感を演出したつもりだろうが、これも空回り。ありえな
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ライズ・オブ・ザ・レジェンド 炎虎乱舞(2014年製作の映画)

3.2

完全にアクション主体でストーリーは二の次と言う姿勢は潔くてアリだろう。

主役のエディは昭和青春ドラマの悪ガキ役石橋正次にちょっと似ていてなかなか魅力的。ラストの徐々に火の手が回る屋内での決闘は映像的
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.4

オチを一捻りして来るかとおもったら原作、前作と同じでちょっとガッカリ。でもこれも前作同様豪華キャストで演技を見るのが楽しい作品だ。

観終わってからもう一度殺人が起こる所まで見てみたが、やはり必要のな
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ラブレス(2017年製作の映画)

4.0

結局行方不明の子供は最後まで見つからない。普通だったらオチをつけろと怒るところだが、今作はそんな事を吹っ飛ばしてしまうほどの見事な人間描写で圧倒される。

リアルと言う事とも違い人間の本質、それも直視
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.3

普段めったに邦画は観ないのだがスカパーで金田一耕助の特集を組んでいたので数十年ぶりに再見。

原作が横溝正史だけあって推理や動機等に強引さは無いがその分意外性も無い。と言うか大ヒットしたのでこれがスタ
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ピープル・ライク・アス(2012年製作の映画)

3.3

「実話に着想を得た・・・」と最初にテロップが出るのは、まぁ良心的ではあるが、なんかかえって「盛りすぎ」とか思えてしまうので無いほうが良かったのでは・・・

遺産の15万ドルはどうなったのだろう?気にな
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THE DUFF/ダメ・ガールが最高の彼女になる方法(2015年製作の映画)

2.9

こんな安直で定石通りのロマコメに原作があることに驚く。もしかして原作はもっと違う内容なのかもしれないが、どちらにしてもティーン向けの軽いロマコメだろう。

主演のメイはイケてない女性という事だがまだま
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フラットライナーズ(2017年製作の映画)

2.6

あの「ドラゴン・タトゥーの女」のニールス監督が作ったにしては残念な出来。メイン5人の学生が男女4:1から2:3と女性メインになったぐらいで後はほとんど同じ。

謝ればOKってのも前作と同じで、医療ミス
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.4

人間関係を把握するのにちょっと時間が掛かったが事件や犯人などはごくありふれた内容で、それを主人公のアルコール依存症から来る記憶障害に上手く絡めてミステリアスに魅せてくれる。

記憶が曖昧なので全体的に
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サイレント・ボイス/愛を虹にのせて(1987年製作の映画)

1.1

感動的にしようとしてファンタジーで核全廃などという現実の問題を扱ってしまったために大失敗という作品。

設定、キャラの行動、ストーリーすべて見事に破綻していて笑えてしまう。監督はきっとファンタジーのつ
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