ぽちさんの映画レビュー・感想・評価 - 63ページ目

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ゴーギャン タヒチ、楽園への旅(2017年製作の映画)

2.3

ちょっと調べただけでも史実と大きく違うところが幾つもあり、とても「伝記」「実話」とは呼べない作品。

ヴァンサンの演技は良いし絵も綺麗なのでゴーギャンをモチーフにしたフィクションとしてなら楽しめる作品
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アーノルド・シュワルツェネッガー/ゴリラ(1986年製作の映画)

2.6

ターミネーター、コマンドーと来て今作となるわけだが、シュワちゃんは若くてスターとしての華も感じられるのだが、どうにも脚本が悪い。

ブレイク三作目にしてハズレくじを引いたという感じだ。まぁ、前2作があ
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バース・オブ・ネイション(2016年製作の映画)

2.2

ナットを英雄と見るか狂信的な犯罪者と見るかで大きく違ってくるのだが、今作では英雄としながらもその反乱の卑劣さや血生臭さをリアルに描いているところは異色であり新しい。

ネイトの初監督作品で脚本、原案ま
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デルタ・フォース2(1990年製作の映画)

1.6

期待通りの超B級作品で、もう狙ってやっているとしか思えないチープなストーリーも含めて、そのB級感を楽しめるかが分かれ目。

個人的には笑い飛ばしながら楽しめた作品だ。脇のジョン・P・ライアンのオーバー
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.4

ラストの一発が実に気持ちよく決まってスカッとする作品。
政治サスペンスかと思ったらエンターテイメントしていて小難しい事も無く楽しめる。

信じていたよ!と言いたくなるめがね娘のアリソン・ピルや娼夫のく
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タイム・トゥ・ラン(2015年製作の映画)

3.1

「スピード」のようにバスの中がメインのワンシチュエーションかと思ったら、それは一部でアクションよりもドラマ部分で魅せてくれる。

ジェフリーも渋いしロバートはさすがにラストの一服など貫禄の演技だ。他も
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フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

1.9

名画とは不変性がないとダメだと思う。いつの時代誰が観ても気持ちが動かされないと名作とはいえない。

今作だが賞なども取って評価の高い作品ではあるが、個人的には退屈だった。監督の個人的な回想、それも19
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かくも長き不在(1960年製作の映画)

3.1

ハッピーエンドに持っていかず、本人だったかも分からないままのラストは落とし所としては実に上手い。
余韻が味わえる良いラストだ。

しかし全体的にどうもイライラしてしまう。本人と確認する方法が他にも多数
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美しき諍い女(いさかいめ)(1991年製作の映画)

3.0

いくらなんでも4時間はやりすぎ。
半分以下に短縮できると思ったら、ビデオ化の際に131分のショートバージョンもあるらしい。

原作では完成品が「見えるのは”女の足首”らしきものだけの駄作だった」という
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トムとジェリー 夢のチョコレート工場(2017年製作の映画)

2.2

OVAなので絵や動きはそれなり。
今作のように他の作品をモチーフにしたシリーズ作は全部そうなのだが、トムジェリである必要性がまったくないのが難点。

コメディーパートでドタバタやるだけで、元々いない方
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クロスゲージ(1997年製作の映画)

3.0

出演より脚本や監督をした作品の方が多いキーネン。今作では体を張ってアクション主体の主役を演じているのだが、今ひとつ魅力が無いのが正直な感想だ。

脚本は卒なくこなしているのだが、平凡で可もなく不可もな
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.2

マーベルは他のシリーズもそうなのだが、派手で観ている時は楽しいがほとんど記憶に残らない。
ソーのシリーズも前作をほとんど憶えていないのだが、そこはスルーして映像主体で観る癖がついてしまった感がある。
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.1

かなり強引なお涙頂戴ストーリーが鼻につくのと、母親の豪快な外道っぷりにひいてしまう。
いくら最後で体裁を整えても子供捨てておまけに種違いって・・・子供にどうやって説明するのか聞いてみたいきがする。
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スモーク(1995年製作の映画)

4.5

この物語に目をつけた監督の才能も認めるが、ほとんど脚本の勝利と言う作品だ。

原作の短編も読んでみたが、一層深みが増し感動できた。
今作は稀に見る「映画を観た後に原作」と言う順番が一番お勧めな作品。
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ドラゴン・ブレイド(2014年製作の映画)

2.2

大金を使っているのは分かるのだがB級臭ぷんぷんのチープな作品。まるで今の中国のようで変に納得してしまう。

映像もストーリーも演出も稚拙すぎで悲惨なのだが、なぜか一周して逆にそこを楽しんでしまった。
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.6

ウルトラQ世代なら絶対つっこみたくなる「1/8計画」パクリ説。だが監督が知っていたとも思えないので偶然だろう。

もっとコメディかと思ったら、ラスト近くなどかなりキチンとSFしていて楽しめたし、科学者
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アラサー女子の恋愛事情(2014年製作の映画)

2.8

今ひとつキーラが美しく撮れていないのと、キャラの性格が悪く共感できないのが難点ではあるが、クロエとサム・ロックウェルが魅力的で2人を観るための作品と思えば楽しめる。

それにしても邦題がまったく的をハ
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

2.8

前2作同様に無理がありすぎる設定で興醒めしてしまうが、劇場版3作とTVシリーズまで出来ているようで人気はあるのだろう。

今作は大統領選を絡めて数人が右往左往と言う内容で、工夫はしているがマンネリ感は
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ホーム・アローン4(2002年製作の映画)

1.1

シリーズ中一番つまらないかも・・・
もうケビン役のマイクと言う子役が生理的に無理。セルロイドのような顔はまだ我慢できるが、マコーレを意識したような演技や動きが気持ち悪い。

これだけですべてぶち壊しな
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ブロンド少女は過激に美しく(2009年製作の映画)

3.9

先日同監督が今作の次に撮った「アンジェリカの微笑み」を観てまったく肌に合わずボケ老人の駄作だと決め付けてしまったのだが、今作のキレはいったいどうしたことか?これがマノエル監督の実力なのだろうか。

6
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私の男(2013年製作の映画)

2.1

完全に説明不足で映画だけ観たのでは理解不能な作品。
個人的に映画だけで完結できていない作品は監督の力量不足と判断することにしている。

2人が本当の親子であることになぜ気付いたか。メガネはどこから出て
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ビニー/信じる男(2015年製作の映画)

2.6

奇跡の復帰、感動実話なのだがなんか盛り上がらない。
ハンディキャップを負いながら努力で克服と言うのとは違い、無鉄砲で運が良かっただけじゃね?と見てしまうのはひねくれ過ぎか・・・
諦めなかったのは凄いの
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セレンディピティ(2001年製作の映画)

3.1

題名どおり「幸せな偶然」満載のクリスマス限定商品。
偶然が重なりすぎてリアリティーはまったくないのだがクリスマスなので何でもアリだろう。

そんなことより一番の見所はユージン”アメリカン・パイのオヤジ
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レッド・エージェント 愛の亡命/愛の亡命(2016年製作の映画)

3.3

とにかくレベッカが美しい。
二役で1960年代のファッションや髪形も良いのだが、1990年代のそれもブロンドが印象的でこちらも美しい。

ストーリーは特に目新しいところもないのだが、これだけ美しく女性
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

2.5

これは最近のイーストウッド監督としては珍しいハズレ。
普通の監督だと別にハズレと言うわけではないが、期待値が高かったために評価は低くなってしまう。

水増し感が凄い。ほとんど数分の出来事を90分に引き
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ヴァン・ゴッホ~最期の70日~(1991年製作の映画)

3.1

ゴッホのオーヴェルに移り住んで亡くなるまでの話だが、映画だと何年もあるように見えるがたった2ヶ月の話だ。

手紙など資料が多く残っているのだがそれでも130年前の事なので人物像などはかなり想像に頼って
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マダム・クロード(1977年製作の映画)

2.6

エロメインの下半身用作品かと思ったら、実際にあった政治スキャンダルの映画化で、サービスシーンよりもドラマ部分に力が入っていた。

でもさすがに「エマニュエル」「O嬢」の監督だけの事はあり、綺麗な女優が
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ソフィー・マルソーの刑事物語/ポリス(1985年製作の映画)

2.8

ソフィーがいかにも主演のようだ邦題だが、原題「POLICE」からも分かるように刑事であるジェラールが主演。

とにかく2人とも若い。ジェラール38歳、ソフィーなど18歳だ。
20歳差のカップルって・・
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パトリオット・ウォー ナチス戦車部隊に挑んだ28人(2016年製作の映画)

2.9

ロシアでは「パンフィロフの28人」と言う話しで誰もが知っているほど有名らしい。

ただ調べて見るとどうも実際に戦闘はあったがそれにまつわる美談はプロパガンダとして作られたもののようだ。

映画としては
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バッドサンタ(2003年製作の映画)

3.2

PG-12のサンタ物と言うのも珍しいが、ブラックなギャグとビターなストーリーでなかなか楽しませてくれる。

なんと言ってもビリーのキャラと演技が魅力的で彼を観るための作品だろう。
さすがに落としどころ
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アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

1.4

遅咲きの監督だったらしく60歳以降の作品が評価が高いようだ。
今作は101歳の時の作品だそうだが、テンポについて行けなかったし何が言いたいのかまったく理解不能。

CGなども入るのだがこれがあまりにイ
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生きていた男(1958年製作の映画)

3.7

今ではネットで検索すれば一瞬で本人でないのがバレるのだが、60年前と言うことを考えれば十分緊張感が味わえる。

警察の捜査方法が回りくどいと言う突っ込みもありだが、この時代にどんでん返しのこのオチを考
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

今までに観た事の無いテイストの作品。
てっきり夢落ちにでも持っていくのだろうと思っていたらストレートに終わるし、支離滅裂ではあるが目が離せない展開で引き込まれてしまう。

ただ、観終わって冷静に考える
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ウィジャ ビギニング ~呪い襲い殺す~(2016年製作の映画)

3.2

シリーズ2作目としては珍しく1作目よりも面白かった。と言っても1作目がかなり悲惨だったので普通の出来でも頑張ったように感じてしまう。

1作目で言われていたようなサイコな母親ではなく娘を救おうと頑張る
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007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)

3.3

個人的にはもっとコメディー色が強い方が好きだ。オープニングからボロボロにいぢめられるボンドと言うのはかなり違和感がある。

どんな窮地にあってもパリッとしたスーツで涼しい顔でやり過ごすってのが理想なの
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タッドの大冒険~失われたミダス王の秘宝~(2017年製作の映画)

3.2

一作目は「タデオ・ジョーンズの冒険」と言うらしいが未見。

前作よりの続きなのでちょっと分かりずらい所はあるが、登場人物も少ないのですぐに理解できる。低年齢層向けではあるが、映像もストーリーもきちんと
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