チスッッッさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

チスッッッ

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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

田舎から夢見て上京してきた身としては、耳の痛いエピソードがちらほら、、、笑
良い人生とは、地元にいようが東京にいようが、自分が今幸せだと思える生き方ができているかどうかな気がする。
こういう言い方をす
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.4

マイルスデイヴィスの即興ジャズとジャンヌモローの憂いを帯びた演技を楽しむ為の映画。

ガザ 素顔の日常(2019年製作の映画)

3.8

救急隊員の「私はパレスチナ人以外を恨みます」という一言で、一気に他人事だとは思えなくなった。

ネットニュースやテレビで見れるのは、ガザがどんな被害にあったか、どんな暴力に見舞われているか、という表面
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.2

登場人物が多すぎるのと時系列が分からなくて話についていくので精一杯だったのに、ラストはちゃんと頭の中で辻褄が合っちゃうの怖い。
良質なサスペンスの罠にまんまとハマって気持ちいい〜!

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

暇つぶしで鑑賞したけど、思わぬ良作でした。
娘を誘拐された父親、被害者家族、容疑者、それを追う警察官。とある女児誘拐事件を中心にそれぞれの被害と加害が交錯し、誰しもが何らかの囚われ人である、という皮肉
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

まずは3時間、お尻は痛いが退屈することなく鑑賞できたのは、レオ様&デニーロの熟成した演技力×スコセッシという伝説のアンサンブルの賜物でしかないですね。

本作は、インディアンであるオセージ族の連続殺人
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栗の森のものがたり(2019年製作の映画)

3.4

第二次世界大戦直後の不安定な時代。人々から忘れ去られてしまった美しい森の中で暮らす、とあるおじいさんと若い女の異色のボーイミーツガール。
寓話的な語りで映される映像はまるで美術館の中に放り込まれたよう
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「義足をつけてあげた」という最後のセリフ、、、まさか、、、。

ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.5

12years slaveみたいな話かと思ったら、めちゃめちゃ自業自得男の話だった。
しかし、縁もゆかりもない言葉も常識も通じない国に何年も収監されるやるせなさ・絶望感がトルコ語の字幕が出ないおかげか
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.5

会話劇で繰り広げられる駆け引きはすごく面白かったけど、絶対あと1時間は短縮できるよね、、、。

ザ・ビートルズ&インディア/ビートルズとインド(2021年製作の映画)

3.5

ビートルズとインド音楽・宗教との関係性について。
瞑想や祈りによる平和思想とは、現実逃避であり単なる思考停止だと私は考えるが、常にパパラッチとファンに追いかけ回されて私生活を失ったビートルズには、唯一
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

4.0

ゴダールの「女と男のいる舗道」でアンナ・カリーナが涙を流しながら鑑賞するシーンが印象的で、ずっと観たいと思っていた無声映画。
ジャンヌダルクの史実に基づいた宗教裁判の問答は興味深くありながらも、無宗教
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The Son/息子(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分も当事者家族(立場的にはセオ)なのですが、あの頃の家族風景を鏡に映されているようで観るのが苦しかった。

ヒュー・ジャックマンの最後のシーンも、当事者家族だからこそ、あーそうそうって共感しかなかっ
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.0

サイコキラーにありがちな犯罪の色気やカリスマ性みたいなものは一切なくて、ひたすらに計画性のないただの衝動的な狂気だからこそリアリティを感じた。
でもそれが映画として面白いかと言われるとそうじゃないんだ
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GONIN(1995年製作の映画)

3.2

あんまりこういう映画の良さ分からないけど、北野武が出てきた瞬間空気がピリッとなったのは分かった。

アザーズ(2001年製作の映画)

3.2

こういう系のドンデン返しって、大抵主人公の生活感がないから結末読めちゃうんだよね。

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

4.2

性的マイノリティの主人公が最期の数日で家族や愛する人の元を巡り、何らかの救いを得ようとするが、、、。

愛に飢え、愛を求め、性別さえも超越したエルヴィラ。
性転換をした人の自死率は高いと言われているが
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スティング(1973年製作の映画)

4.0

トムとジェリーやルパン三世を彷彿させるドタバタの昭和ノリ追いかけっこ映画なのに、なんなんだこのオサレ度の高さは!
イケオジたちの青い瞳に吸い込まれそうになりながら、ドキドキハラハラのどんでん返しにバン
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ガール/その女(2020年製作の映画)

2.5

途中、「訳がわからない、、、」という主人公のセリフがありましたが、私たちもそう思ってました。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

チープに見えてめちゃめちゃ秀逸なワンシチュもの。
タイムループ系によくある中弛みを全く感じさせない完璧なシーンの取捨選択!
同監督の前作品も予告でよく見かけてたけど、切り口がおもしろい人だな。今後の作
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.4

クリントイーストウッドの頑固ジジィシリーズが好きなので、今回は女ボクサーとのサクセスストーリーか〜どんな頑固具合だ〜?と思って観たら、、、、

愛というテーマをこんな切り口で描くなんて、面食らいました
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

4.0

バカンスに訪れた湖畔で、14歳を迎える少年バスティアンが3つ年上のクロエに恋をする。
終始立ち込める死のにおいと迫り来る暗闇に違和感を覚えながらも、まだ大人になりきれない少年の背伸びに思わずニヤリ。
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.4

やっぱりこういうカルトにはフローレンスピューがいないとね!1カルト村1フローレンスピュー。

バービー(2023年製作の映画)

3.6

おバカ映画だと思わせながらガンガンに牙を剥いてくるブラックユーモアのセンスは、やはりグレタ&ノアの手腕が光る。

とあるハリウッド女優のインタビュー記事で「女性が男性社会に負けない強い女を演じ続けると
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

人間が本能的に持つ差別意識と群集心理を嫌ってほど真正面から突きつけられるので、最後の1時間は観ているのも耐え難く映画館から逃げ出したい気持ちになった。

確かに時代背景や地方の特性(村八分など)がそう
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母性(2022年製作の映画)

3.0

エンディングが最悪。なんであんな安っぽいドラマみたいな終わり方しちゃったの。

「A」(1998年製作の映画)

3.8

8mmカメラに映し出されたの信者たちは、私たちとなんら変わりないごく普通の人間にしか見えない。なんなら普通の人間より精力的で溌剌とした毎日を送っているようにも見える。
そんな姿をずっと眺めていると、こ
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