amuさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

新宿スワンII(2016年製作の映画)

3.2

続きモノとして、期待値ゼロで鑑賞した。相変わらず薄っぺらさを感じる内容と、取ってつけたような台詞まわしや演出に萎えたけど、役者がいいのでそれなりに楽しめた。

ただ、序盤からとてつもなく気になって本題
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だれかの木琴(2016年製作の映画)

2.3

はっきり言おう。私はわかりやすいただのストーカーものであって欲しかった。何故ならキャスティングが濡れ場職人・池松壮亮氏だったからだ。

何の変哲もない主婦がストーカー行為をする相手に彼を抜擢しておきな
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

例えば職場などで嫌な奴がいても、常に心を平穏に保ち、優しくあれる人になりたいがゆえに、私の目指すところはもはや釈迦だな!と思っていたのですが、いました。釈迦が!!!

もうこれがまさに私の目指す将来像
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

5.0

後の4作目、ゴーストプロトコルがこのシリーズの自分史上最高傑作に塗り替えられるまで、やはりシリーズものは初回が至高と思っていた大好きなワクワクムービー。

初見の際、有名作品をなぞるだけのつもりで借り
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.0

「そこのみにて光輝く」が素晴らしかった呉美保監督に興味を持ち、また「横道世之介」やドラマ「いつかこの恋を思い出して泣いてしまう」などで印象が良かった高良健吾の他作品に触れたい思いで鑑賞。

心の奥にぐ
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

終わり方が最高!!!!!

そしてエンディングの芽郁ちゃんがかわいいすぎる!!!!!


菅田くんのバケモノ俳優っぷり。帝一もぴったりだった。帝一を菅田くんが演ったから面白かったのかな。

個人的には
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

2.8

大根監督好きなので、スコアは愛も込めて酷評価。

久しぶりのおしゃコメディで、常連組の新井浩文&リリーフランキーが脇を固め、自身も身を置くこれまた出版業界が舞台(あのオフィスは編集部というよりデザイン
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

2.5

なんかもう、疲れる(笑)


お金かけたところここなんです感よろしく、スロー映像でクローズアップ。舞台美術凄いでしょう?CG凄くないですかぁ?と言わんばかりの見せ方にお腹いっぱいごちそうさまでした。そ
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東京難民(2013年製作の映画)

2.8

いつ誰だってホームレスになるかわからない。仕事に邁進し企業に務めていても心のどこかでいつもそう思っていた。2010年頃、ダンボール生活をしている若者のドキュメンタリーが炸裂していたためか、そう思うよう>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

5.0

一作目は何度チャレンジしても途中で眠ってしまって、もうこの作品は親日なリドリースコットの画を愉しむ以外私には無理だと諦めていた。多くの映像家に影響を与えた雨、煙、電飾の妙を知っても尚、やはりしっかりと>>続きを読む

HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス(2016年製作の映画)

2.5

スケールアップと柳楽優弥出演に期待値高すぎて自分的に失敗。
福田さんはお金かけすぎないくらいが面白いもの作る。

(2017年製作の映画)

2.5

山田孝之のデビュー当初からのファンで、今作がSNSで山田さんとyonigeが繋がり、yonigeの曲をイメージして映像化しようという本人企画なのだと重々承知した上で一言……


曲と映像が一番合ってい
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.8

福田監督だから、キャストが良いからといって、このビジュアルどうなの?とこの作品に対し知らずにいた漫画原作について、映画「バクマン」の中で神木隆之介くんが変態仮面の決め台詞とポーズをとるシーンがあり、俄>>続きを読む

空中庭園(2005年製作の映画)

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永作博美さんの出演作品をなぞる中で鑑賞に至ったが、後味が悪いどころかずっと気持ちの悪い、薄気味悪い、体調が悪くなるような映画でした。原作も未読。本を読みたいとも思わない。

気持ちの悪い回転する映像、
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君と100回目の恋(2017年製作の映画)

1.5

坂口健太郎くんが好きで、彼を目当てに観たものの冒頭からキツく挫折しかけるも、そこを早送りしなんとか鑑賞。拷問みたいな演技と生ぬるいストーリーに坂口健太郎熱が冷める思いでした。(笑)

miwaは顔が可
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.0

「人のセックスを笑うな」で、永作博美さんの虜になってしまった私は、永作さんの出演作品、演技見たさに鑑賞。原作は未読。重たいテーマにすっかり弱腰であったが、期待以上にまたその魅力に触れることが出来た。>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

4.0

裏をかいてかいてかきまくった。偽善者ぶったお前が犯人だろうと。
これは、ミステリ物に触れた時の、私の常とする思考なのだが、その思考と作品の、本当の悪は何かという問いとが同じことのようだと観終えてから思
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

4.0

宮部みゆきさんのお名前と、当時話題となっていた作品タイトルを目や耳にしたことがあるだけの無情報、原作未読で鑑賞。しかもAmazonプライムからの視聴の際、私は単純な見落としミスで、前編後編が一本の中で>>続きを読む

ニライカナイからの手紙(2005年製作の映画)

2.0

蒼井優ちゃんの演技見たさに未見の作品をなぞる中で。

彼女の演技、雰囲気はやはりとてもいいのですが、作品自体は私に入ってこなかった。主人公・蒼井優ちゃんを囲む脇陣が一切つまらなく、地元友人の男の子はギ
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RED SHADOW 赤影(2001年製作の映画)

3.5

デザイナー仲間のあいだではなかなかに評判の良かった作品。斯く言う私もそんな同僚に借してもらって鑑賞し、ハマって何度も観ました。今作で麻生久美子を知り、彼女の魅力の虜に。主演三人がとても好き。安藤政信好>>続きを読む

愛の渦(2013年製作の映画)

3.0

ゲスい人間模様といえばこの人、三浦大輔脚本。「恋の渦」は大根さんがメガホンを取りましたが、今作はご本人自らなのですね。ある意味イメージ通りの舞台感溢れた映画作品でした。

ストーリー、設定以外で「恋の
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.5

全ての者がそうではないが、小説家含む芸術によって自分の存在を表現する者はとかく自己顕示欲が強く、プライドが高い。それは劣等感の強さや本質的な虚無感に比例しているのでは、と思う。育った環境や生い立ちでこ>>続きを読む

余命1ヶ月の花嫁(2009年製作の映画)

3.0

やっぱりどうしたって辛い。
直視出来ない。
ドキュメンタリーでご本人の様子を観てしまうと、映画作品は作りものになってしまうけど、当時主題歌も含めて話題になり、この病気のこと、早期発見の重要性、命の大切
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

5.0

最高に最高に好き。

空気、テンポ、キャスティング、カメラワーク、曲。
全てが好み。


原作を知らず、取っ付き難いタイトルを理由に敬遠せず本当によかった。

みるめくん(松山ケンイチさん)のグレーの
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

庵野秀明たる庵野秀明作品。

大阪芸大時代のガイナックスメンバーをシュールかつコミカルに描いた福田雄一監督のドラマ 「アオイホノオ」で、特撮ヲタクが過ぎる庵野秀明(安田顕)が登場するのだが、あのリアリ
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怒り(2016年製作の映画)

5.0

本気で下手な役者が一人もいない!


キャスト陣のこれでもかの総力戦、魂、そのぶつかり合いをまざまざと見せつけられ、心にぐぐと突き刺さった。

代表作といえるものを多数持つキャスト陣にして、これまでに
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.3

原作未読。

村上春樹は海辺のカフカでセックス描写ばかりだし、理屈ぽいし、なんだかしっくりこなくて苦手だったのと、明らかに重めである今作あらすじから、観てみようと思えるまでに時間がかかりました。しかし
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.6

東京出身にして、両親はIターンで山奥に移住し、私は仕事や生活があるため生まれた時から都内在住だ。時々両親に会いにその山奥の家へ行くのだが、作中の土地とは違えど、鹿にマムシに出るのは同じで、林業について>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.5

ジャケや予告の印象から、下世話かつ汚れなカメラマンを演る福山雅治さんからは隠し切れない色気が滲み出ちゃって、その魅力とコメディさが併せ持つ世界観が、なんとも笑える監督お得意のおしゃポップな作品に仕上が>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

5.0

前編で要らないなぁと思っていたサークル絡みの話、やっぱり要らなかったという感想。サークルにいた男子大学生がバリカンの父をボクシング会場に連れて行くためだけに存在したかのような、大掛かりな無駄を感じた。>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦(2017年製作の映画)

3.0

なんだかんだ映画館でこのシリーズ観てます。コミックス既読のため、割と忠実に勿体ぶりつつ進んでいる感じ。やっとここまできましたね。

テッド(2012年製作の映画)

3.5

下ネタおバカアメリカ映画はマイク・マイヤーズ先生に鍛えられたので割といけます。笑

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

4.0

洋画はアニメも字幕派ですが、鶴瓶が役に合っていてとてもいいと勧められ、吹き替え版を鑑賞。

たしかに。合っていた。(まぁ、普通でした。笑)
そして、なんだ、可愛いのかこれ?と思ってバカにしていたミニオ
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.8

恥ずかしながら今作を知ったのはドラマの「モテキ」でした。モテキの中でこの作品の聖地巡礼をするお話が出てくるのですが、長閑な景色、空気感、聖地巡礼するほど岩井ワールドが好きだという内容に、そりゃ本作を観>>続きを読む

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.5

世界観が大好きで、音の出るバズ・ライトイヤー、ポテトヘッド、小さなアーミーがいっぱい詰まったセット、そしてエイリアン。たくさんのグッズやフィギュアを持ってる。今も棚に飾ってあるけど、私が眠ったあとみん>>続きを読む