ピンフまんがんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ピンフまんがん

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トロン(1982年製作の映画)

3.5

この映画は初めてのCGを用いた作品として知られていますが、実は興行収入は惨敗だったらしく、意外に革命的作品としてはあまりアメリカの評論家の間でも高い評価を得られていないのはやや歯がゆい印象です。確かに>>続きを読む

ブラック・ライダー(1971年製作の映画)

3.4

そいや最近ハリー・ベラフォンテが亡くなったということでしたね。同じく黒人俳優の先駆者的なシドニー・ポワチエが監督も務めて、人種差別のテーマを西部劇に置き換えた、よく見れば今でもなかなかにしてインパクト>>続きを読む

一度死んでみた(2020年製作の映画)

1.7

この映画のタイトルは「一度死んでみた」ってお話の中ことだったのね。てっきり、今の日本映画のこと言っているのかと思ったよ。イヤよく考えたらそれは違う。一度ではなくずっと死んだままだから。
ギャグ映画って
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セーラー服と機関銃 卒業(2016年製作の映画)

1.1

思ったんだけど、求められる演技って映画、テレビドラマ、舞台とそれぞれ全部違うことを日本映画の製作者って理解していない気がする。
そもそも論としてオジリナルもあんまピンとこなっかったからしょうがないか。
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ヤンキーお嬢様(2010年製作の映画)

1.8

ぺらっぺらの東京大学の学生証www

コスプレをやりたかっただけか??最初でオチ読める。

いろんなことあった割には全然お腹いっぱいにならない感覚。最近は時短というものがもてはやされているこの時代、こ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

1.6

まあそこまで期待していたわけじゃないのでこんなものかという感じはあった。何でもいいけど、ちょっと説明しすぎな気がする。タイムループはどうにも突っ込みどころが多いのは仕方なくもないのだが。。。そんなに怖>>続きを読む

子猫をお願い(2001年製作の映画)

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これも同じなので便宜上レビュー載せ。4Kのほうを鑑賞した。

子猫をお願い 4Kリマスター版(2001年製作の映画)

3.7

これはいかにも女性監督という感じがする。男の匂いがほとんど出てこないのがスッキリして心地良い。女性の友情と青春のお話し。韓国女性のたくましく生きようとするその香りも十分に出ている。見応えはありましたね>>続きを読む

そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.7

恋愛コメディで、一見普通のトレンディドラマ風に映るけど、実際には演技者の"間"が最高で、日本のドラマとは似ている様で大きく異なっている点に注目したい。一つ一つ、タメをとって微妙に視聴者の興味をそそられ>>続きを読む

遠い夜明け(1987年製作の映画)

4.1

監督はあの「ガンジー」の人なんだけど本編もよく似ていた。重厚でゆっくりな流れなんだけど、よくこんな飽きさせない構図を作るものだ。アパルトヘイト問題を取り扱った作品はいくつか有名なのもあるんだけどこの作>>続きを読む

五月のミル(1989年製作の映画)

3.7

この映画はフランスならではのお気楽感満載のように見えるが、実は演技一つ一つが繊細で、製作者と相当な打ち合わせをしないとできないだろうと思わせる演技や演出が多かった。それをゆる~く感じる様に伝える技術は>>続きを読む

ラプンツェルのウェディング(2012年製作の映画)

2.6

結婚式はおめでたい。こういうことが心から思えるかというのが人間の今後の道しるべにもなる気がする。

ウォーレン・バフェット氏になる(2017年製作の映画)

3.5

昨今は若い人でも投資ブームみたいなのが来たような気がする。最近、お金の話に関する話題も増えてきたし、リべ大とかそういうお金の発信者も人気を集めている。本作品はそれ以前の2017年の作品です。正直投資家>>続きを読む

ゲス・フー/招かれざる恋人(2005年製作の映画)

3.5

ロマンティックコメディ。アメリカは男が女の御両親に挨拶に行くってパターン好きねぇ~。もともとはあの名作「招かれざる客」のリメイクではあるが、雰囲気は結構違っていてイマドキにアレンジされている。人種問題>>続きを読む

シンシナティ・キッド(1965年製作の映画)

3.9

ポーカーってあんな感じのルールだったのね。最初に5枚引いて何回か一回だけ交換できる。。。みたいなゲームかと思っていたが。これはスタッド・ポーカーといって、5枚のうち4枚を公開して1枚だけ隠すというもの>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.8

伝記映画だけどスポコン系。こういう類のものは、どう考えてもハリウッドにはかなわない。冷静に考えれば中身は普通の伝記映画なんだけど見るものを離さないという底知れぬ魅力がある、という印象。
お父さん、随分
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湾岸バッド・ガールズ(2011年製作の映画)

1.2

もし人生を考えるうえで、時間の無駄をリアルに体感するのであればこれはなかなかのおススメかも知れない。
ゆめかなちゃん、どこにおった?

犯罪河岸(1947年製作の映画)

3.8

「はんざいかし」と読みます。
最初は正直って、権力に操る芸能事務所社長の枕営業のトラブルのお話しかなと思っていたが(*^▽^*)そうではなかった。なかなか面白いサスペンスであるが、よく見るといろいろと
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密告(1943年製作の映画)

3.3

邦題は密告となっているが原題は「LE CORBEAU」で、これはフランス語で「カラス」の意味。戦前の数少ない本格的サスペンスといっても差し支えないかもしれない。このお茶の間のB級感とかやや微妙な演出も>>続きを読む

花嫁の父(1950年製作の映画)

3.6

これ、続編もあるんか・・・・・
結婚式のコメディ。何だかんだでヴィンセント・ミネリは上質なドラマを作ってくる。結婚式の段取り、いろいろと現代日本と違う部分もあるにはあるが大筋は似たようなもの。これ見る
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天使が隣で眠る夜(1994年製作の映画)

3.4

感覚的にヌーベル‐バーグっぽくてそれにヴィム・ヴェンダースの世界観をスパイスしたような感じ。やはり途中から見応えがどんどん出てくる。同性愛者の話とは知らなかった。但し、精神的にって意味なんだろうけど。>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.0

なんか登場人物はそれなりに話題性もあって華もあるけどおはなしはそんなに印象的なことはないというか、アニメ映画を理解しながら鑑賞された方がいいのかもしれない。やっぱり「AKIRA」の影響が出ていますね。>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

なんかアダム・ドライバー入れとけばとりあえず興行収入はいけるんじゃね?みたいな風潮が滲み出ていた。。。ような前半ではあったが、何だかんだで後半は見応えが出てきて、ゴッドファーザーのような流れになってい>>続きを読む

西部の人(1958年製作の映画)

3.5

西部劇では巨匠のアンソニーマンだけど、本編も中盤からなめるような、じっくりと腰を据えて鑑賞させるような奥行きのある内容でした。列車の雰囲気からして違う。いかにも、今と違って当時のむさ苦しい車内の雰囲気>>続きを読む

1640日の家族(2021年製作の映画)

3.9

これは純粋な社会派ドラマという位置付けなんだろうけど、日本とフランスでは孤児の考え方に制度など大きく違っていて、それを考慮しながら鑑賞されるといいかもです。全体的に大人に振り回される子供の姿が映し出さ>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

3.9

とにかく流れる様な展開がいい。サクサクといくので飽きないねえ。
今回は大物枠としてヒュー・グラントがきましたね!最近はぶっ飛んだ役がわりと多いです(^^)。そして囚人の役でのブレンダン・グリーソンもな
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.0

なぜかわからないけれど、なんか流し見でいいやと思いつつもなぜか最後まで食い入るように見てしまうという、何だかんだで笑えました。全然知らなかったけど、監督さんってアーティストの人!!普通にオスカー獲って>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

4.1

この映画は、ロンドンのパディントン駅では観光名所になったりとか、マーマレードサンドウィッチが翌年に飛ぶように売れたりとかで、イギリスではちょっとした社会現象を巻き起こしたほどの人気ぶりだったようです。>>続きを読む

トスカーナ(2022年製作の映画)

3.4

この映画は「トスカーナ」と名前がつくこともあって( ^ω^ )、それなりの美しい映像を堪能できる。このトスカーナという名前の付いた映画はけっこうあるのでそれなりの印象になるのかな。料理職人が主役という>>続きを読む

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

3.9

この映画の猿とは精鋭部隊の名前かな。さて、時々出てくる戦争映画でも本作品はなかなかインパクトのあるもので、少年少女がだんだんと豹変していく姿を上手く捉えています。コロンビアで撮影されており、日本だと味>>続きを読む

女子独房刑務所(2015年製作の映画)

2.1

お話自体は最低限だけどそれなりのストーリーで、放り投げてしまいたくなるようなレベルではなかった。
感覚的に稲葉凌一が出てくるVシネは大外れ感がなくそれなりに見れる。
とはいえまともに考えれば演出に突っ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.3

この手のものの主役でハマっている人を見たことがないわけであるが、お話は伝記映画なので特質すべきはないけど後半はそれなりに見応えはあった。話しの流れを表現するのにイマドキにありがちな演出が施されていた。>>続きを読む

ひと夏の出来ごころ(1984年製作の映画)

2.2

何を思ってこれを見ようと考えたのかは定かではないが、当時のこれからバブルへ向かうであろう匂いはプンプンと感じ取ることが出来る。無駄に豪華な食卓や東映ドラマ風の流れにエロの為のキャラでしかないオヤジなど>>続きを読む

ロビン・フッド(1991年製作の映画)

3.7

ロビン・フッドって何度も映画化されているのね。正直、ケビンコスナーとモーガンフリーマンの2トップって、ある意味ハズすわけはないのであって、完成度の高い娯楽映画という感じになりました。物語はいたって普通>>続きを読む

夏の妹(1972年製作の映画)

3.5

この年はちょうど沖縄返還の年。ということで実はメチャメチャ貴重なんじゃないか!?って思われるような当時の沖縄の姿が堪能できる。てかこの時って普通に自動車は右車線だったん??沖縄の方言ってのもなかなか独>>続きを読む