ピンフまんがんさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ピンフまんがん

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愛の白昼夢(1980年製作の映画)

2.6

脚本が色々と凄い。話しの繋がりというか、「え?そこでそういう行動するの?」ていうのばかりだったがいやむしろ清々しいレベルだった。
風祭ゆきの妖艶な悪女っぷりもすごいが、このお話の主人公はこっちではなく
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制服処女のいたみ(1981年製作の映画)

3.1

こういうにっかつロマンポルノの最大の利点は何と言っても当時の街の様子がリアルに拝むことが出来ることで、ほかには見ることはできない貴重な街の様子が存分に見ることが出来る。当時の新宿の様子がいろいろすごい>>続きを読む

洞窟(2021年製作の映画)

3.6

この映画は最初何となくだったけど2回鑑賞すれば大体の全容はつかめます。ただし、現代においてこれを家でじっくりと90分間寝ずに鑑賞できるのは(しかも早送りなしで)現代人には酷なのかもしれない。しかし自然>>続きを読む

メインストリーム(2021年製作の映画)

2.8

監督さんはジア・コッポラという女性の方で、父親はジャン=カルロ・コッポラで、その妹さんがソフィア・コッポラで、父親がフランシス・フォード・コッポラ。つまりお孫さんってこと。(余談だがジャン=カルロ・コ>>続きを読む

濡れた欲情 ひらけ!チューリップ(1975年製作の映画)

3.3

この映画、まず思ったのは、なんだかフェデリコ・フェリーニの世界観にけっこう似ているなと思った。夢の感覚という世界観なのだ。大阪城の描写に道頓堀ってあれホントに飛び込んだのかな?さらにゴリラの前で電話。>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8

これはいいコメディ映画ですね。何と言ってもテンポがいいですね。
主役二人の演技も別格で、さりげなく小ネタも効いている。壁のポスターとかいろいろ主張している。いきなり人形になるのはある意味名場面の一つ!
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燃える平原児(1960年製作の映画)

3.4

「もえるへいげんじ」と読みます。これは最初はエルヴィス・プレスリーのプロモ的お話なのかなと思っていたら、普通の社会派ウエスタンで全く印象と違っていた(;・∀・)。ウエスタンはどうしても白人と先住民の争>>続きを読む

フリー・ウィリー(1993年製作の映画)

3.8

動物物は何だかんだで感動します。この作品は「シャチ」。意外にも長生きできるんですね。でもでかい。。。
何でこれ見ようと思ったのかわからなかったけど主人公が孤児で、このシャチと同じ境遇ってのがまたいいで
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スタンリー・キューブリック ライフ・イン・ピクチャーズ(2001年製作の映画)

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映画ファンであれば、誰でも見た事があるであろうキューブリック作品。キャーブリック映画に感銘を受けた、全作品を見たことある人は、誰でも感銘を受けるでしょう。新しい発見もありました。実はチェスが大好きで結>>続きを読む

ラウンドヘイの庭の場面(1888年製作の映画)

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これはもっとも古い映画。というのは語弊があって、現存する最古のフィルムとしてギネス認定されているもの。ということは、フィルムが発明されたのはもっと前なのかもしれないし、歴史ロマンを感じさせるものであり>>続きを読む

エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

3.7

本格的ホラーというわけではないものの、それでも十分な共感を与えてくれる、なんとも不思議な映画でした。ホラーサスペンスで、決して派手さはないものの視聴者に深く浸透していくような、見応えは十分でした。ラス>>続きを読む

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

4.0

これは児童文学からの映画化で、ディズニーが得意そうなパターン。とはいえ、いやいやメッチャ面白かった。何と言っても、兄弟4人の演出が心憎いほどに嫌悪感が無い。こういう実写版ファンタジー物って登場人物のキ>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

これは演出とかはともかく、よくこんなアイデア出てくるものだなと感心しますね。それも中途半端じゃなくて思いっきりやりきる丁寧さがすごいです。思うにこれは90年代終盤の作品。この頃の名作映画って、奇想天外>>続きを読む

新任女教師 劇場版(2008年製作の映画)

2.2

なかなかそれなりの雰囲気は出ていたものの、後半短絡的な演出が目立ってダレてくるのが気になる。希志あいのは劇場だと映える女優さんですね。
現代においては金を失うほうが致命的って年をとればとるほど思うよう
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SEX and the PACHISLOT 2 ~セックスアンドザパチスロ~(2011年製作の映画)

2.1

そいや木下柚花って今は引退して一線から退いているのかな。これってもう10年以上も前になるんだな。見どころは、ゆめかなさんがあんなに初々しかった姿は斬新だった(笑)。
途中はこの当時のエロVシネであまり
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アルティメット(2004年製作の映画)

3.2

それにしても、よく見たらCGなししかもスタントマンなしって本格的なアクション。話の内容はともかく、とにかく魅せる内容になっています。リュック・ベッソン製作にピエール・モレル監督で、この方はこの後本格的>>続きを読む

はだか拳Ω(2021年製作の映画)

2.0

これは続編だったのね。「はだかけんおめが」でいいのかな。
ファンだったらそれなりに楽しいかもしれないが、、、、、ギャグはそれなりに寒い。
実質40分程度だがやけに長く感じた。チョコボール向井がまさかの
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.6

いやこれは噂通りというか、前編CGアニメだっけ?とにかく映像が斬新で驚いてしまいましたね。話しは、裏を返せばそんなに面白いわけじゃないというか印象的なストーリーではないけどわかりやすい流れです。最近の>>続きを読む

ウッドローン(2015年製作の映画)

3.7

この作品は日本とアメリカでは評価、感想が大きく変わってくるような気がしますね。人種問題に鋭く切り込んだものかと思いきや思った以上に宗教系作品と化していました。しかし結論から言うと普通に面白いです。日本>>続きを読む

ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.5

この映画は、日本でもファンの数が多いトム・クルーズの中でもトム・クルーズ10選とかで割と上位にくるという映画で、この作品に関しては嫌みのないようなヒューマンドラマに落ち着いた。まあ最後はそりゃあそうで>>続きを読む

デコトラ★ギャル美菜(2011年製作の映画)

1.9

あっ、デコトラシリーズこれだけ未鑑賞だった。
あの演歌回りの世界観は嫌いではない。男優陣がけっこう演技頑張ってた。
エロ系はあんまない。

てか、電気止められているからCDも聴けない家族って、、、(/
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シマロン(1960年製作の映画)

2.9

これはリメイク。というか二回目の映画化で、あの戦前のオスカー作品とはやや話がズレているかな。思うに、50年代後半から60年代ってこういう情緒あふれる長い時間の大作映画ってけっこう多くて、当時の流行でも>>続きを読む

我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

2.7

これは14分の短編映画ですがそのうちエンドロールが4分以上あるという、いろんな意味で挑戦的っすね(;´∀`) 
何と言っても最後の言葉に尽きるような気がします。まだ100年も満たない歴史でこんなことが
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まん ここ わい異聞 Perfume(2019年製作の映画)

1.9

すいません。ちょっと勘違いしていました。これはU-NEXTのオリジナルとばかり思っていました(≧◇≦)
あとは、これの関連の全部のせてもらうようにFilmarksさんに仕事をしてもらわないと
(^◇^
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カイロ中央駅(1958年製作の映画)

3.6

これ、「タクシードライバー」パターンになっている。というかそのタクシードライバーよりはるかに前に、しかもエジプトでこんな映画が製作されていたことに驚く。なんでもアフリカ諸国では遥か昔から映画製作って実>>続きを読む

恋に落ちたら…(1993年製作の映画)

3.3

この作品は普通の推理ものかと思っていたら全然違っていてただのロマンスもの。。。犯人解決とかいうような類のお話ではない。話しは面白いが、道徳観がちょっと現代とズレがある気もしなくもない。当時では深みのあ>>続きを読む

アラベスク(1966年製作の映画)

3.4

何だかあやしい眼の検査で幕を開ける。「時計仕掛けのオレンジ」のような感じで、まあスリリングなんだけど敵味方の区別や結局信じていいのか裏切りなのかの区別が複雑になっていく。なかなか巧妙な脚本だとは思った>>続きを読む

リオ・ロボ(1970年製作の映画)

2.9

これってハワード・ホークスの遺作だったんだねぇ~。70年代を迎えての西部劇だけど、主演のジョン・ウェインも還暦を過ぎ、監督も体力がいっぱいいっぱいだったのか、はたまたアメリカンニューシネマのウェーブに>>続きを読む

ソウル・サーファー(2011年製作の映画)

4.0

シネマスコアA+の作品を順番に追ってみていますがやはり感動させようと力技でねじふせようとして本当に感動してしまうというような力作が並んでいるような印象です。
本編もまた、わかってはいるけどしっかりと気
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ほっぷすてっぷじゃんぷッ!2(2018年製作の映画)

2.0

これ、深夜ドラマとしてながら見する分にはなかなかではないかとは思うが、如何せん映画と言われると厳しい。このグラビアイメージモデルシーンはV☆パラダイスの早朝やっているようなのと同じ感じ。ていうかスタッ>>続きを読む

地球の静止する日(1951年製作の映画)

4.0

この映画もまた、SF映画の「古典」とも言われている、その後の映画界に多大な映画を与えたと言われております。なんかスピルバーグの初期映画にも似たようなのがありましたね。そいや日本が誇る「ゴジラ」シリーズ>>続きを読む

華麗なる賭け(1968年製作の映画)

3.2

なるほどなかなかにして、スティーブ・マックイーンなのであります。ヒロイン役もオスカー女優で監督さんも「夜の大捜査線」でオスカー制覇してからはいぶし銀の味のある作品で知られるノーマン・ジェイソンであり、>>続きを読む

夏をゆく人々(2014年製作の映画)

2.9

ミツバチですか。。。風景とどちらかというと貧民層を舞台にした家族のお話し。家族愛で心地よいコントラストの流れなのはわかるが如何せん道徳観が異なることもあるからか感情や演出がやや分からないことも多いのは>>続きを読む

アウトポスト(2020年製作の映画)

3.2

ちょっと平凡にも感じたがそれでも終盤に向けて段々と何とも言えないむさ苦しい展開に変貌していく。とかなんだかんだ言いながらもスペクタル度はやっぱりすごい。ただ、あんなところに基地を作る理屈が解らないが、>>続きを読む

ほっぷすてっぷじゃんぷッ!(2018年製作の映画)

2.1

この作品はコンセプトだけはしっかりしていたことは評価したい。
ながら見くらいだったら癒されたりすることもあるかもしれない。
ただ連続ってのはどうもねぇ~。

赫い髪の女(1979年製作の映画)

3.1

この映画は何と、その年のキネマ旬報の日本映画ベストテンの第四位になっているほどの佳作です。いろいろとむさ苦しい奴らばっかりだけどそれが妙に心に突っかかってくるものがあります。日本の庶民の心境や本音をプ>>続きを読む