【1987年キネマ旬報日本映画ベストテン 第8位】
CMクリエイターとして活躍していた市川準監督のデビュー作。主演の富田靖子、共演の高嶋政宏は高く評価され、この年の新人賞を総ナメにした。キネマ旬報日本>>続きを読む
アポロ11号の偉業を克明に記録したドキュメンタリー映画。NBRやPGAなどアカデミー賞前哨戦で快走していたが、ノミネートからは外れた。
あまり宇宙には興味がないのでそこまでのめり込めた訳ではないが、>>続きを読む
『愛情萬歳』などの鬼才ツァイ・ミンリャン監督の長編デビュー作。東京国際映画祭ヤングシネマ部門ブロンズ賞、金馬獎作曲賞などを受賞し注目を集めた。
このときからミンリャンはミンリャンしてるな。今のアート>>続きを読む
【2022年キネマ旬報日本映画ベストテン 第5位】
『顔』阪本順治監督作品。交通事故を起こした伊藤健太郎の映画復帰作となった。共演は小林薫、余貴美子など。
思ったより悪くなかった。勝手にハードルを下>>続きを読む
【1970年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
『鏡の女たち』吉田喜重監督作品。大杉栄をめぐる傷害事件である日陰茶屋事件をモチーフにしている。モデルの一人とされた神近市子がこの作品の上映差し止めを>>続きを読む
【第40回アカデミー賞 監督賞他全4部門ノミネート】
『熱いトタン屋根の猫』リチャード・ブルックス監督がトルーマン・カポーティ原作の同名小説を映画化した作品。アカデミー賞では監督賞他全4部門でノミネー>>続きを読む
『セノーテ』小田香監督の中編。山形国際ドキュメンタリー映画祭でも盛況だった作品。ずっと観たかった。
沖縄各地にあるガマを撮った作品。
実際のガマで戦争体験が語られるのだが、その生々しさたるや。浅学>>続きを読む
【第63回カンヌ映画祭 監督賞】
『007 慰めの報酬』の悪役などで知られるフランスの俳優マチュー・アマルリック監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品され、監督賞と国際映画批評家連盟賞をW受賞した。セザー>>続きを読む
『ボストン市庁舎』などのドキュメンタリーの巨匠フレデリック・ワイズマン監督作品。第35回セザール賞ではドキュメンタリー映画賞にノミネートされた。
ワイズマン作品はあまり観ていない。U-NEXTでの配>>続きを読む
【第10回アカデミー賞 監督賞受賞】
『我が道を往く』などのレオ・マッケリー監督作品。アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネート、監督賞を受賞した。主演はケイリー・グラントにアイリーン・ダン。>>続きを読む
【第73回ゴールデングローブ賞 ミュージカル・コメディ部門主演女優賞ノミネート】
『アメリカン・パイ』ポール・ワイツ監督のコメディ映画。『ナッシュビル』リリー・トムリンがレズビアンの「グランマ」を演じ>>続きを読む
新作『プリシラ』の公開が控えるソフィア・コッポラの初期短編。
話はよくあるスクールカーストものだが、音楽のセンスがやっぱりいい。
白黒と音楽でどこかメランコリックな映像に仕立て上げられている。
『さよなら、人類』などのロイ・アンダーソン監督の短編。ロッテルダム映画祭に出品された作品。
確かにファーストシーンは印象に残るが、まぁいつものロイ・アンダーソンだなという感じ。
第三の壁を越えて逐>>続きを読む
【第74回ベルリン映画祭 ジェネレーション部門最優秀短編映画賞】
ルシア・G・ロメロ監督の短編。一人の少女の成長譚と言える作品。
まぁ特にこれがいい!とかっていう場面はなかったけど、誰にでも受けそう>>続きを読む
『ウィッチ』『ライトハウス』のロバート・エガース監督の短編作品。
一度観たはずだけど完全に忘れてたので再鑑賞。『ライトハウス』は好きだけど、どうしても『ウィッチ』の良さがわからない自分としてはやっぱ>>続きを読む
【第58回ヴェネツィア映画祭 脚本賞】
今やハリウッドを代表する巨匠となったアルフォンソ・キュアロン監督の初期作品。青年二人と人妻が「天国の口」と呼ばれるビーチに向かう話。
キュアロンならではの流石>>続きを読む
【第5回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『にんじん』などの名匠ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。ヴェネツィア映画祭で最高賞を受賞、キネ旬外国ベストテンでも第1位に輝いた。
なんか切なくなる作品だっ>>続きを読む
どんでん返しのあるドキュメンタリーってどういうこと?と思って鑑賞。期待しすぎると読めてしまうけど、玉石混交のNetflixドキュメンタリーの中ではなかなか出来がいい方じゃないかな。
ある男がマッチン>>続きを読む
高い評価を得たドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による『デューン 砂の惑星』の続編。本作も絶賛されており、来年のアカデミー賞にも期待できそうだ。
これだけ長いのに不要なシーンが一つもなく、全てが圧倒されるよう>>続きを読む
『逆転のトライアングル』リューベン・オストルンド監督の初期短編。ヨーロッパ映画賞ではヨーロッパ短編映画賞にノミネートされた。
酒に酔った男は橋から川へ飛び込もうとし、仲間たちは止めたり逆に「男らしさ>>続きを読む
【第72回ベルリン映画祭 パノラマ部門エキュメニカル審査員賞】
ウクライナのマリナ・エル・ゴルバチ監督による作品。サンダンス映画祭で監督賞を受賞、ベルリン映画祭ではパノラマ部門に出品されエキュメニカル>>続きを読む
【1966年キネマ旬報外国映画ベストテン 第7位】
『トム・ジョーンズの華麗な冒険』トニー・リチャードソン監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品、英国アカデミー賞では衣装デザイン賞を受賞した。
すごい映>>続きを読む
『関心領域』のジョナサン・グレイザー監督の短編。いやー、ほんとグレイザーって変な人だなぁ。能面のようなマスクを被った男たちのセリフなし映画で、奇妙な不気味さが逆に心地いい。何が起こっているのかさっぱり>>続きを読む
【第11回東京国際映画祭 グランプリ】
『海を飛ぶ夢』アレハンドロ・アメナーバル監督のSFサスペンス。東京国際映画祭でグランプリを受賞したほか、ゴヤ賞では作品賞など10部門にノミネートされた。
これ>>続きを読む
【2014年キネマ旬報日本映画ベストテン 第10位】
『人のセックスを笑うな』井口奈巳監督が川上弘美の連作短編小説を映画化した作品。出演は竹野内豊、本田翼、尾野真千子など。
面白かった。井口監督の作>>続きを読む
【第96回アカデミー賞 アカデミー短編ドキュメンタリー映画賞ノミネート】
本土と近く、台湾最後の砦とされる金門島を舞台にしている
台湾、中国、アメリカの三国に挟まれたアイデンティティーを案じる作品
【第96回アカデミー賞短編アニメ映画賞ノミネート】
戦争体験を語ること、それを語り継いでいくこと、決して忘れないこと…
そんなメッセージが込められた芸術的な一作
実写とアニメを融合させた独特の表現が興>>続きを読む
【第96回アカデミー賞 短編実写映画賞ノミネート】
監督の友人の実話を基にした作品
少年の更生と自由の喪失、そうした暗いテーマを詩情豊かに描き出している
少年が選ぶ最後が衝撃的で胸が痛い
【第96回アカデミー賞 短編ドキュメンタリー映画賞ノミネート】
人種間の貧富の差を解消しようとする組織、そして彼らによって助けられる人々を描く
大事なテーマではあるが描写が一本調子で退屈してしまった
【第96回アカデミー賞 短編実写映画賞ノミネート】
愛する人を失った哀しみに向き合えない心理を繊細に描いている
個人的にはそこまで刺さらなかったが、普遍的なテーマになっている
【第96回アカデミー賞 短編ドキュメンタリー映画賞ノミネート】
アメリカにおいて年齢制限、または禁書とされる本についての作品
子どもたちが純粋に「なんで読んじゃいけないの?」という疑問を投げかける
ク>>続きを読む
【第74回アカデミー賞 脚本賞、編集賞ノミネート】
『オッペンハイマー』が公開を控えるクリストファー・ノーラン監督作品。過去を遡っていく構成が話題になりインディペンデント・スピリット賞では作品賞と脚本>>続きを読む
【第76回カンヌ映画祭 監督週間出品】
ジョージアのエレーヌ・ネヴェリアー二監督の長編三作目。ヨーロッパ映画賞で主演のエカ・チャブレイシュヴィリはヨーロッパ女優賞にノミネートされた。
期待以上に面白>>続きを読む
【第19回大阪アジアン映画祭 コンペティション部門出品】
フィリピンのジョピー・アーノルド監督の長編デビュー作。シネマラヤ映画祭で脚本賞を受賞した。
雰囲気映画。それ以上でも以下でもない。5つの言語>>続きを読む
【第96回アカデミー賞 国際長編映画賞モンゴル代表】
ラグワドォラム・プレブオチル監督の長編デビュー作。ヴェネツィア映画祭オリゾンテ部門に出品され、主人公役のテルゲル・ボルドエルデネが主演男優賞を受賞>>続きを読む
【第96回アカデミー賞 国際長編映画賞フィリピン代表】
ロトスコープと手描き2Dアニメのハイブリッドという手法を用いたアニメーション映画。シネマラヤ映画祭で作品賞を受賞、アカデミー国際長編映画賞のフィ>>続きを読む