Soheyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.7

アネット・ベニングとジョディ・フォスター共演と聞くだけで胸が躍ります。最後陸に上ってくるところはナイアドに誰か触れてしまったらどうしようとドキドキ。
「夢を追うのに年齢は関係ない」を身をもって示したナ
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青春神話(1992年製作の映画)

3.4

閉塞感ただよう台北でもがく若者たち。リー・カンションの不気味さは異様な存在感。雨と浸水はデビュー作から顕著に描かれている。

ザ・ガーディアン/守護者(2022年製作の映画)

3.5

チョン・ウソンの監督デビュー作。カーアクションはベテラン監督のような手練れ演出でキレキレ。キム・ナムギルのキャラが良い

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.8

渋谷O-EASTのオールナイト上映イベントで。
飲酒して踊って歌いながら観るの最高。
トムトムクラブ→Girlfriend Is Better気持ちいい!デヴィッド・バーンらバンドメンバーみんなも楽し
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緑の夜(2023年製作の映画)

3.2

ん~消化不良な感じがイナメナイ。もっと目に見えて強いシスターフッド感を出してもよかったのでは。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

無知で無垢だったベラが、快楽を知り言葉と教養を得て力強くスマートになっていくさまが痛快で面白い。
一方で、だんだんと身を落としていくダンカンの滑稽さよ。
空と衣装の美しさも目を見張る。

【参考】
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人間模様(1949年製作の映画)

3.4

上原謙演じる絹彦のおおらかでいて強い意志をもつ人間性がかっこいい。

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.5

ゴダール、トリュフォー、ベルイマン、フェリーニ。いろんな作品のオマージュが散りばめられていて、それぞれをもっと知っていたらより楽しめたろうに。
『第七の封印』風のヴァルツ笑った。

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.7

意中の女の子のことをよく知りたくて背伸びする息子ジギーと、真面目すぎておせっかいなシェルター職員の母エブリン。
2人の見ている景色が重なるラストが素晴らしい。音楽も◎。
監督ジェシー・アイゼンバーグの
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ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

3.5

ノリについていけないところも多々あった(なんでアメフトの相手高校に殺されちゃうの!?とか)けど、アヴリル・ラヴィーンマジ最高!

恐怖分子(1986年製作の映画)

3.6

終始哀しみと不穏さが同居する雰囲気がゾクゾク。
エドワード・ヤンっていろんな“色”を持っててすごい。

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.4

老夫婦の不気味さめっちゃキモイ。。
でも積み重なるキモ描写によってストーリーが霞む。

レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

3.8

メタをメタで塗り替えていく展開は秀逸。
ラストの歌唱シーンの幸福感よ!

ニューヨーク・オールド・アパートメント(2020年製作の映画)

3.3

兄弟と言えどもなんでも共有しすぎでは……と気持ち悪くなってしまった。
主人公の兄弟よりも、いまの生活から抜け出そうと必死になってもがきながら全てがうまくいかない母親に感情移入してしまう。

めし(1951年製作の映画)

3.7

歳の離れた姪っ子にうつつを抜かす上原謙。
それを冷たい視線で見る原節子。

70年以上経ったいまでも変化のない結婚観。改めて夫婦の関係性を考えさせられる。

ミツバチと私(2023年製作の映画)

3.6

ココなのか、アイトールか。自分の名前ですらどちらで呼んだらいいのか分からないtheyを観るのが終始苦しかった。
そして自分の人生をなんとか浮き上がらせようとするもことごとくうまくいかない母親の姿も辛い
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.3

思ってたよりも良かったけど、ストーリーに合点がいかないところがたくさんあってムムムでした。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

和山やまのシュールな世界観を映画化しているかといえば、まったく別物の話になっていた。がしかし、青春ドラマとしては楽しく観られた。
特に聡実と和田くんの関係がイイ!

彼方のうた(2023年製作の映画)

4.0

初めての鑑賞時は正直??だったけど、2回目とパンフ熟読してかなり解像度高くなってぐっときた。

『春原さんのうた』の沙知や過去の杉田作品のキャラクターもいて、ずっと物語が続いてるのがうれしい。

パン
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.8

なんと言ってもカラオケ熱唱、邪魔者を崖から突き落とすイ・ビョンホン!
大きなものに巻かれていく小市民パク・ソジュン、“善”を一手に担うパク・ボヨンも素晴らしい。

CGも日本の映画とはケタ違いのリアリ
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簪(かんざし)(1941年製作の映画)

4.2

斎藤達雄演じる学者のうるさい≒にぎやか≒景気がいい≒ハデのくだり、情緒的イリュージョン(言葉の響きの素晴らしさ!)のコミカルな前半も楽しいし、田中絹代と笠智衆のロマンスも切ない。
旅館がどこか浮世離れ
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むかしの歌(1939年製作の映画)

3.3

6割くらいセリフが聞き取れなかった。。
藤尾純演じる若旦那の快活なキャラクターが好き。
そして最後まで気丈に振る舞うヒロインのラストも。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.8

『花腐し』よろしくちょっと嫌なやつを演じた時の柄本佑が好き。
なんであんなになんでもないにのきらきらして見えるのだろう。
これからは120秒数えるようにする。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

2.9

35mフィルムで劇場初鑑賞。
やっぱりシャーロット(スカヨハ)がボブ(ビル・マーレイ)の都合の良い女性として描かれておらず、気持ちが悪い。
CMディレクターのダイヤモンド☆ユカイがうるさいし、コテコテ
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ブラックベリー(2023年製作の映画)

4.0

『ソーシャル・ネットワーク』のような企業内幕もの。
2023年末にきて、グレン・ハワートン演じるジムが今年ワーストの私利私欲のためにしか働かない胸糞ハゲキャラだった。
最初はオタクノリだったマイクがだ
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

寄生系スリラーとしては目新しさはそんなに感じなかったが、バリー・コーガンの気持ち悪さ(排水溝ジュルジュル)はやばい。
『プロミシング・ヤング・ウーマン』のときもピンクが印象的には使われていたように今回
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赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

3.7

ギデンズ・コーって本当に物語を創るのが巧い!ギャグと感動のバランスさすが。
ワン・ジンかわいらしいなぁと思ったら、『返校』のヒロインだったか。
貞子ととしおいるのなんでや。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.1

より“男らしさ”を削った『オールド・ジョイ』味もありつつ、他人の牛の乳を盗んで作ったドーナツで儲けるってだけの話でこんなに面白くなるのがすごい。
やっとのケリー・ライカート劇場初公開がこの作品で良かっ
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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.8

隣人トラブル、噛み合わない家族との関係、理想の作品を作れないジレンマ。。モヤモヤしてたものが少しだけフッと軽くなるラストが心地よかった。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.3

取り憑かれた弟くんのグロテスクな破壊行動が気持ち悪すぎて良かったけど。。

いますぐ抱きしめたい 4Kレストア版(1988年製作の映画)

3.7

マギー肺の病気なのにタバコ吸うな!
アンディとの再会シーンのキスは唇取れちゃいそう。
ジャッキーほんと邪魔、トラブル持ち込みすぎ。
スローモーションの使いどころがまだ確立されてないように感じた。

スイート・イースト(2023年製作の映画)

3.2

今ドキ高校生がアメリカの負の側面を辿るロードムービー(?)なのか。
急な銃撃戦とかハチャメチャ展開ありでつまらなくはないけど。
タリア・ライダーはめちゃくちゃ魅力的。サイモン・レックスのドギマギ感も笑
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家にはいたけれど(2019年製作の映画)

3.1

アンゲラ・シャーネレク、個人的にかなり難解な作品ばかり。。
ヒステリックな母親と兄妹の関係はよかったけど。
劇中劇である『ハムレット』もどうリンクしているのかうまく理解できず。。

リドル・オブ・ファイヤー(原題)(2023年製作の映画)

4.4

『リトル・ランボーズ』を彷彿させるビジュアルでもう大好き。
冒険の目的が、お母さんにかけられたTVの視聴制限ロックを解くためって超かわいい。
16mmの映像にレトロフューチャーなガジェット、なにより子
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